アニメ,電撃文庫

「宇宙人だったら、どうしよう」
「セルティ……それは笑うところかい?」

ナレーションは正臣。サムいトークが炸裂するのかと思いきや、ナレーションはごくごく普通でした。

話が進まないのは相変わらず。どうも原作一巻二巻三巻のエピソードを同時に進行させるつもりのよう。罪歌と沙樹が出て来たしな。
那須島先生のセクハラも始まってます。

ところで、『ひだまりスケッチ☆☆☆』をちらっと見たんだけど、キャラの立ち姿のカットの切り方が『絶望先生』と全く一緒でした。新房さんって、自分の監督作品全部であの演出使ってるんだろうか。

燃:C 萌:B 笑:C+ 総:B+

デュラララ!!×3 (電撃文庫)
デュラララ!!×3 (電撃文庫)

漫画

天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)

著:くぼた まこと

「━━でも、お前幸せ者だよ」
「浮気してると思って本気で泣いてくれる女がいてさ」

ブルーカッコ良過ぎワロタ

もうね、レッドとかよ子さんのハートフルエピソードで読者皆殺しですよ、きっと。
ブルーさんのファインプレーが堪らない。

そして散々「ソドムとゴモラ」って書いてたけど、『ゴドムとソドラ』だったワナ。

燃:B 萌:B 笑:B+ 総:A

漫画

ジンキ・エクステンド ~リレイション~ 1 (ドラゴンコミックスエイジ つ 1-2-1)

作:綱島 志朗

「ハイアルファープレス!!発動(バーン)!!!」
「怒りと悲しみを受け止めて……」
「正しき心で返すッ」
「貫け…ッ」
「天まで!!!!」
「リバウンドフォール!!!!!」

うわぁあああぁあああああああ、かっけぇぇぇえええええええええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

実に三回目の移籍でドラゴンエイジで連載中に『ジンキ』新シリーズが単行本で登場。これはコミックBLADEで打ち切られた『JINKI;EXTEND』の赤緒編よりも後の物語を『真説』で変更された設定を取り込んで再構成したものだそうな。

可愛い女の子が大好きな主人公、柊蒼旗(そうき)は彼を庇って戦闘不能になった両兵の代わりにモリビト天号に赤緒と共に乗り込むことに。最初は成り行きだったが、少しずつ戦う理由を定めていく蒼旗。
モリビト天号は操主のテンションに応じて力を発揮し、装着部位によって発動する必殺技が変わるハイアルファーを装備。更にはリバウンドフォールまで。『ジンキ』といえばリバウンドフォール。これは燃える。

『EXTEND』ではヒロイン兼主人公だった赤緒だが、『リレイション』では蒼旗の義姉ということで、お姉さんポジションに。赤緒って、こんなキャラだっけなぁ。いや、お姉さんぶってるのが可愛いから良いんだけど。

両兵が頼れるお兄さんポジションに落ち着いたりと、これこそ王道熱血ロボット漫画と言わんばかりの構成になっている。とすると、やはり『EXTEND』は美少女いっぱい出せと無理矢理やらされていたのだろうか。

キョムの送り込んできたキリビトに乗っていたのは仮面を付けた少女イールとキッサ。どう考えてもルイとさつきなんだが、果たして……。彼女達二人とメルJは行方不明らしい。

番外編はおっぱい祭り。わっしょいわっしょい!月子さんが色っぽ過ぎるので、どうにかしてください。

そしてゲーム化決定というアレ。ゲームは良いんで、一巻の内容だけでもアニメ化してくれんかなぁ。

燃:S- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

スマッシュ文庫,雑記,電撃文庫

スマッシュ文庫はワンコインってまぢか。ラノベレーベルでワンコインって強みになりうるの?話題性はあるかもしれんけど。
大体、ワンコイン出して弱小レーベルの本買うくらいだったら、100円200円足して、適当に電撃文庫買った方が楽しめる気がするぞ。

だって、高いからって理由でラノベを買わない人がワンコインで買えるからって、スマッシュ文庫を買うか?
まさかページ数がかなりあったりするんだろうか。口絵が多いとか。そんなことあるかなぁ。

採算合わなくなって休刊するか、ワンコインを無かったことにするか。

電撃文庫

九罰の悪魔召喚術 2 (電撃文庫 お 13-2)

著:折口 良乃 イラスト:戌角 柾

「悪役がいねェと始まんねェだろォが。正義の味方の活躍はよォ」

約二ヶ月四週間の積み。半年振りの新刊。タイトル「Ⅱ」は「ドゥ」と読みます。電撃で賞を取らずにデビューした人達の消滅具合は結構なものなので、打ち切りかなと思い始めた頃に二巻が登場。
表紙のアイムが可愛くて困る。

今回は九罰の親友、羽堂(はどう)が悪魔召喚者で、人々の生気を奪っているのではないかと疑われて……という話。
前回、共に闘うことになったルカは殆ど出番無しで彼女の後輩である柴燐(しば・りん)という少女と共闘することに。え、この人要るか?ただ、美少女増やしたたかっただけとしか思えん……。
かと思えば、七罪は生気を吸われて意識不明になり、ほぼ出番無しという。何でやねん。
某感想サイトに書いてあったけど、異形は転校してくるの法則が本作にも適用されてます。いやまぁ、そりゃ転校してこないと話進め難いしなぁ。

最後に、教皇が呟いていた「コドク」という言葉が気になる。これって、やっぱり蠱毒のことか?悪魔召喚者同士で殺し合わせて最強の悪魔を造り出そうとしてるとか。

ストーリー全体としては特に盛り上がりを感じなかったので切ろうかと思ったんですが、3月に3巻、そして4月に新シリーズという、よく理解らん刊行形態なんで、どーしたもんか。打ち切りが決まってんのかなぁ。それとも単に2本同時進行にするつもりなのか。
取り敢えずは様子見か……。

燃:C+ 萌:A 笑:C+ 総:B

ファミ通文庫

著:大橋 英高 イラスト:草凪 とんぼ

「今に、この学園はおれのおっぱいパラダイスへと移り変わるのだぁ!」

毎年恒例、新人賞受賞作品のお試し短編がFBonlineに期間限定掲載。
悠斗がまだ中学三年生だった頃の物語。お兄ちゃん大好きっ子だった可憐がいかにして、本編のような妹になったかが語られる。

あれ、何か普通のラブコメっぽい……。いや、そうでもないか。うーん。何かこう文庫にあった名言みたいなものが欲しいよなぁ。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

角川スニーカー文庫

戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋 (角川スニーカー文庫)

著:林 トモアキ イラスト:上田 夢人

「私と、結婚してください!」
「いえ……私は国に、将来を誓い合ったフィアンセが……」
爆沈!!

これは酷いwwwwww

約一年六ヶ月半週間の積み。積み過ぎた……。もう何ヶ月振りの新刊なのかも判んねぇ。『ミスマルカ』二巻からは三ヶ月振り。

さあ、帯にも書いてある通り、いよいよ先代主人公、鈴蘭との激突が。一応、団体戦だったものの、鈴蘭は敢えてヒデオとの対決を希望する。
てっきり、ここで鈴蘭を撃破するもんだとばかり思っていたが、まさか敗退するとはな……。しかも、そこでザスニの連載は終了という。後味悪過ぎるw

で、書き下ろしで、その後の話。何もかもを失い、ドン底に落ちるヒデオ。だが、敗退し、アーチェスによって地下へ落とされたからこそ、彼は聖魔杯の裏に隠された恐るべき陰謀を知ることになる。
そんな彼の前に現れたのは、かつて戦った個性豊かなライバル達だった。おお、これは盛り上がるわ。

次は書き下ろしで最終巻。方々で面白かったと評判なので、今から楽しみです。しかし、積み本の山から発掘出来るのはいつになることやら。

燃:A- 萌:B 笑:A- 総:A

ファミ通文庫

U.F.O. 未確認飛行おっぱい (ファミ通文庫)

著:大橋 英高 イラスト:草凪 とんぼ

「おっぱいのようにな、
人は大きくなっていくものなンだよッ!」


おっぱい!おっぱい!

約四日の積み。第11回えんため大賞東放学園特別賞受賞作品。東放学園特別賞と言えば、三年前の『ほおむステイ☆でい~もン!』の悪夢を思い出すw
ファミ通文庫の新人賞でこのタイトルなら、もう出オチを覚悟するしかないわけだが、出オチじゃない……だと……?

ストーリーは乳神様を祀る神社の息子、悠斗がおっぱいを揉んで揉んで揉みまくるというもの。清々しいほどに内容が無いw
一応、ヒューマンドラマっぽい要素が入ってるけど、特に目新しいわけでもなく、全部おっぱいに持っていかれてる。
こういう系統の作品だと大抵そうだが、悠斗も例に漏れず、明朗快活な助平なのでモテる。何という合法的なエロス<意味不明

ヒロインは地味少女、弥生だけど、乳神様が意外と可愛い件。

最後は無理矢理熱血なのかそうでないのか、よく理解らん展開。正直、おっぱいって付いてたら何でもできそうな気がするw

いやしかし、近年のラノベ界に巻き起こってるおっぱい旋風は凄いな。今、ぱっと思いつくだけでもファンタジア文庫『ハイスクールD×D』、一迅社文庫『女帝・龍鳳院麟音の初恋』、HJ文庫『魔女にタッチ!』なんかがあるけど、このブームはどこまで続くのか。

毎年、えんため大賞受賞者は殆ど消えていくけど、今年はどうなることやら。三年前から見たときに現在でのシリーズ生存率を思い出すと、1/4、0/4、1/2だもんなぁ。加えて、新シリーズが始まってるわけでもなく、完全消滅したと思しき作家さんが多いし。

最後にもう一回。おっぱい!おっぱい!

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
U.F.O. 未確認飛行おっぱい File.2(2010/07)

第11回えんため大賞リンク
B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる(優秀賞、2010/01)
空色パンデミック①(優秀賞、2010/01)
ココロコネクト ヒトランダム(特別賞、2010/01)

スマッシュ文庫,スーパーダッシュ文庫,雑記

以前書いたPHP研究所のラノベですが、スマッシュ文庫というそうです。しかし、「スマッシュ文庫」でググっても、全然ヒットしないの。どうなってんだ。
発売まで、まだ一ヶ月以上あるのに、もう表紙画像が公開されている不思議。

問題はスーパーダッシュと聞き間違える可能性があるってことだな。単語としては別に間違え易いってほどのもんではないだろうけど、ラノベレーベルにスマッシュ文庫なんてのがあると知らなかったら、勝手に脳内でスーパーダッシュに置き換えてしまう可能性は十分あると思うが果たして。

ファミ通文庫

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc4 (ファミ通文庫)

著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル

「はっきりと宣言してやる。理恵との絆も、咲との絆も、春姉との絆も、夏海との絆も。この現実では、お前のものじゃない。俺のものだ。俺とみんなの絆だ」
「お前よりも、俺がみんなを幸せにできると確信を持ってみせる」
「お前に、俺がみんなを幸せにできると確信させてやる」
「敢えて言う。みんなを、咲を、現実を返してもらうぞ。覚悟しろよ━━主人公

約四日の積み。四ヶ月振りの新刊。表紙は単独で咲。三巻が出た時点で、キャラの重複無しに巻数を重ねるのが無理なのは判ってたけど、せめてヒロイン二人って構成は守ろうぜ……。

さあ、コミカライズも決まって絶好調の第四巻。今回は最大のライバルと言っても過言ではない、あの男が武紀の前に現れる。全てを奪われ、絶望のドン底に叩き落とされる武紀だったが、そこから這い上がってくるのが燃える燃える。やっぱりタイトルで損してるよなぁ。

とは言え、そんなことより、どんどん進行する高橋さんルートについてkwsk
何故か高橋さんが一番可愛いんだよな。黒髪ロング最高。
今回もあからさまに外伝『シルバーブレット』とのリンクがあります。連載の方も佳境らしいし、ぼちぼち文庫出るかな。

今回も電話越しに武紀の従姉妹、麻衣が登場しているが、冬休みに来襲予定だそうで。これは一波乱の予感。

ライバルはぶっ飛ばせたものの、問題が全て解決したわけではなかった。まさかのまさかで『disk5』に続きます。
少しずつフェアリーテールシステム絡みの描写が増えてきているが、話を畳みにきてんのかな。

思えば同レーベルの『セキララ!!』もこんな感じだったな。何も解決せんまま終わったけどw

絵師後書きでは『バカテス』のコスプレです。

燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

セキララ!! (ファミ通文庫)
セキララ!! (ファミ通文庫)