漫画

ムダヅモ無き改革(3) (近代麻雀コミックス)

作:大和田 秀樹

「確かにお前は愚かで思慮で浅く分別の無い…どうしようもない息子だ…だがなジュニアよ」
「それでも…それでも…愛さずにはおれぬのだ」

うわぁあああぁあああああああん、パパああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああン!!!!な第3巻。

激闘は続く。一応麻雀というオブラートに包んでるけど、これバトル漫画だよなw
パパ・ブッシュの愛により覚醒したジュニアだったが、勝利には至らなかった。そのまま勝っちゃうかと思ったけど、無念の敗北。ホントに死んじゃったの

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

スマッシュ文庫,雑記,GA文庫

今月は15日が月曜なので土日補正込みで12日発売。11日が祝日なので、最速地域では10日くらいには並んでたんじゃなかろうか。
ブツは、

・神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト
・で・こ・つ・ん★ <5>
・りーち☆えんげーじ! -子孫繁栄!国立栄華学園中等部-
神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト (GA文庫 た)で・こ・つ・ん★5りーち☆えんげーじ! -子孫繁栄! 国立栄華学園中等部- (GA文庫 か)

の計3冊。

むにゅうさんがイラスト担当していた新人賞作品は延期しました。延期後の発売予定は未定。

『ポリ赤』のイラストでお馴染み、神奈月さんの画集が3月に出るらしい。『ポリフォニカ』メインなら買わざるを得ないな(キリッ

来月の刊行点数は9点。冊数にムラがあるな……。
『ニャル子さん』4巻のDVD付きスペシャルボックスは一部書店で販売って書いてあるんだけど、予約しなくても買えるかな。アマゾンで買えるけど、書籍に代引き料払うのもなんだかなぁって気がするし。

そう言や、冬コミでは『蒼海ガールズ!』の「きんいろのたからもの」が販売されたらしい。考えた人、頭おかしいw

本買って、店から出るときに気付いたんだけど、天井から水が滴ってました。雨なんだろーか。
書店内に水が侵入してくるとか地獄過ぎる。ビニールシートが掛けてあったけど、真下の商品ティウンティウンしたんだろうな。
ラノベコーナーじゃなくて良かったと思いました(ぉ


発売まで1ヶ月を切った筈なのに、未だに公式HPが無いスマッシュ文庫。認知されてなさ過ぎワロタ
だって、「スマッシュ文庫」でググったら、うちのブログが3番目に出るんだぜ?大丈夫なんだろうか……

角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 III (角川スニーカー文庫)

著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

さあ、早く見つかれ、次の紋章。そうして次も邪魔しよう。そうして私はまた楽しもう。
蛇よ、蛇、蛇。
踊れ、蛇。
所詮は獅子を、楽しませるしかないほどに。


約1年4ヶ月1週間半の積み。積み過ぎワロタ
5ヶ月振りの新刊。『マスラヲ』4巻からは隔月刊行。積み過ぎて刊行ペース換算が一苦労だぜw

表紙はまたもや新キャラ二人。帝国の天魔将の一人、キャスティア・フルバレットと同じく帝国の外交官ルディ=シャンク・マタドーラー。前巻に続き、敵サイドです。

さて、今回は聖魔杯の起動紋章の一つを求めてヴェロニカ同盟で一騒ぎ。キャラバンレースはあんまり楽しめなくて、ぐんにょりしてたんだけど、その後が巻き返すように面白かったのでテンション上がりました。派手なシーンよりもマヒロが策略巡らしてるシーンの方が面白いよね。時々冷酷になるマヒロにゾクゾクする。
『マスラヲ』3巻の聖魔グランプリでもレースやったってことは林さんが個人的に好きなんだろうか。

ヴェロニカ同盟の議長を務めるセルヴェチカ様は御歳12歳。ようじょ!ようじょ!と喜んでいたら、最後で阿呆なこと言って喜んでいる場合ではなかったことが判明する。林さんの作品に、あからさまな萌えキャラが出て来ると思っていた俺が間違っていたぜ……。

後書きによると、2巻のゼンラーマンが好評だったらしく、次巻では帰ってくるそうです。これは楽しみだw

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A

アニメ,電撃文庫

「まるで共食いだ」

今回のナレーションはドタチンこと門田ということで、門田、渡草、遊馬崎、狩沢さんの4人の活躍がメインとなる。狩沢さんが可愛く見えるのは俺だけなのか。
人間狩りに攫われたカズターノという人物を救うために東奔西走。

で、今回注目なのが遊馬崎と狩沢さんが用意した拷問の元ネタ用の電撃文庫5冊。積まれていた順に、『撲殺天使ドクロちゃん』『ロウきゅーぶ!』『れでぃ×ばと!』『アクセル・ワールド』『C^3』。それぞれ1巻。
上3冊は簡単に特定出来るんだけど、下2冊がなかなか難しい。『アクセル・ワールド』は電撃大賞大賞受賞作品の帯とかすかに見えていたカバーの色から判断。これはちょっと自信無い。
一番下の『C^3』は辛うじて見えている帯の「ッ!?」から判別した。それだけで瞬時に判った俺SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
いやしかし、『ロウきゅーぶ!』を元にした拷問ってどんなんだよ。ミホ姉の必殺技でも再現するんだろうか。

正直、カズターノ救出とかの本編はどうでも良くて、電撃文庫の実物登場にテンションダダ上がりでした。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

デュラララ!! 1 (Gファンタジーコミックススーパー)
デュラララ!! 1 (Gファンタジーコミックススーパー)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

生徒会の一存 にゃ☆ (角川コミックス・エース)

漫画:水島 空彦 原作:葵 せきな キャラクターデザイン:狗神 煌

「だって生徒会だけじゃなく、ここは、碧陽はもう俺のハーレムだから」

コンプティークで連載していたコミカライズ。まだまだ続くのかと思ったら一巻で終了。完全に宣伝用コミカライズだったようです。

内容も推して知るべしで、萌え要素メガ盛りとか大言壮語にも程がある。ドラゴンエイジでやってるコミカライズの方が全てにおいて勝ってるぞ。

何故か中目黒の出番が多い不思議。彼のキャラって使い易いのかなぁ。

燃:C 萌:B 笑:B- 総:B

原作リンク
生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1(2008/01)

コミカライズリンク
生徒会の一存 <01>(2009/05)
生徒会の一存 乙 <1>(2012/02)

生徒会の日常(2012/07)
新生徒会の一存 <1>(2013/07)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「愛の結晶って、何かやらしーですね……」

佐天さん!?

前回、あからさまに今後への伏線を張った上でのこのサブタイトルってことはストーリーが進行するのかと思いきや、ラブコメ短編だったんだぜ。
チャイルド・エラーのための孤児院施設あすなろ園でボランティアに精を出す美琴達の寮の寮監さん。彼女は同じくボランティアをする初春達の担任、大圄先生に恋をしていたのだ。
まさか寮監さんにスポットを当ててくるとはな……。恐れ入ったぜ。寮監さん可愛いです。

黒子は寮監さんの恋を応援しようと奮闘するが、肝心の大圄先生はあすなろ園の先生にZOKKONでした、というオチ。
いやぁ、中盤あまりに都合良く話が進むから、きっと最後に落とし穴があるんだろうなとは思ったけど、うわぁあああぁあああああああん!!!!
大圄先生は天然なんだろうけど、なんぼなんでもあれは酷いと思うんだ。つーか、この人、見た目が『とらドラ!』の北村っぽいな。声は竜児だったけど。

ちなみに今回の地震は今後への伏線らしいです。

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A+

とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

ファミ通文庫,雑記,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE買ってきました。
電撃文庫 MAGAZINE ( マガジン ) 2010年 03月号 [雑誌]

あと、ネットで話題になっていたファミ通文庫の新人作品『B.A.D.』も購入。

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)

電撃文庫

ロウきゅーぶ!〈4〉 (電撃文庫)

著:蒼山 サグ イラスト:てぃんくる

さあ、反撃開始。━━絶対女王政(アイスエイジ)の開幕だ。

何、この恥ずかしいルビw
約4日の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙は順当に紗季。バスケットボールは帯で隠れる隙の無さw
構図的に帯を外したら絶対ぱんつが見えると確信を抱かせておいて特に見えないワナ。期待した奴は2、3時間正座な。

帯には何と『アクセル・ワールド』でお馴染み川原さんからの推薦文が。《ニュー「ロリ」ンカー》で《ランドセル・ワールド》に直滑降(フルダイブ)!!とか書いてあって吹いた。何だ、川原さんも変態か。

さて、第4巻。毎度のことながら、もっかん可愛いよもっかん。
硯谷女学園へと遠征にやって来た昴達一行。途中、ミホ姉が盲腸になったり、宿泊場所が無かったりとハプニングに見舞われるが、概ねいつも通りの展開。
一応、紗季のメイン回なのだが、そこまでプッシュされているわけでもなく。

やっぱり葵は出て来なくて良い気がするなぁ。愛莉が一歩を踏み出すのに必要だったってのは良いんだけど、だからって準レギュラー化しなくても良いと思うんだ。

他校との練習試合ということで、大量にロリキャラが増えるかと思いきや、はっきりと登場したのは一人だけで、あとはほぼモブ扱いでした。

前巻がサービス的にはかなりのとこまでいってたので、今回はちょっと落ち着いた印象。ただ、スパッツ好きには堪らないごちそうと思われ。

次はまほまほの別荘で夏合宿だそうで。これは早くも2回目の水着回クルー?

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A+

アニメ,ファミ通文庫

「女子更衣室なのに━━女子が更衣してない!?」

ストライカーシグマVって、何か巨大ロボでも出て来るのかと思いきや、サイコロ鉛筆のことかよ!

お宝争奪オリエンテーリング開催。最早、原作にあるエピソードをやるつもりは一切無いのか。
ムッツリーニのS.E.E.D.発動は面白かったけど、ちょっとしつこかった気がする。

秀吉のチャイナドレスとかにしても、受けそうな要素をがっつり放り込んでる感じだな。どっから出て来たんだ、チャイナドレスw

シークレットアイテムとして、明久は教師が居なくても召喚が可能になる黒金の腕輪を手に入れたけど、今後ストーリーに絡んでくるんだろうか。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

バカとテストと召喚獣 (1) (角川コミックス・エース 256-1)
バカとテストと召喚獣 (1) (角川コミックス・エース 256-1)

電撃文庫

アスラクライン〈14〉The Lost Files (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「その日まで、さよなら。和葉の大好きなお兄ちゃん━━」

約3日の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙は操緒と奏っちゃん。新装カバー対応表紙。しかし今巻は何とリバーシブルカバーで、裏面は旧装丁のイラストになっている。色合いが綺麗です。しかし、

何故『』だけ仲間外れにしたし!!

総扉は和葉。
さて、今回は行方不明になっている兄、智春を追って洛高に入学した和葉の物語と文庫未収録の短編が交互に語られる。短編の一部は扉絵がカバー裏面に載ってます。

『小猫をめぐる冒険』

佐伯妹メイン回。猫に「ナツメ」とかつけちゃう佐伯妹が可愛くて困る。でも、智春は夏目漱石が元ネタだと思い込んでいるという。佐伯妹……(´・ω・`)
口絵の佐伯妹の太股が気になって仕方がない。

『のろいのふりま』

何で2本連続で、おしっこを我慢する話なんだろうw

『In My Friends』

操緒と奏っちゃんの魂が入れ替わってしまうお話。185ページの挿絵はズルイと思うんだ。この挿絵って電撃文庫MAGAZINE掲載時にあったっけなぁ。手元にモノが無いから判らん。

『The Lost Files』

今巻の肝。各短編の間の幕間では和葉が洛高の様々な人に出会うのだが、その辺の感想もここで書きます。

新年度を迎え、当然、皆進級しているわけで、各生徒会も顔触れが変わっている。
第一生徒会副会長には佐伯妹が就任。これは1年生では生徒会役員が出来ないからなのか、それとも何か心境の変化があったのか。

第二生徒会では、ひかり先輩が会長になっていた。まさか、この人が会長とはな……。
真日和はまたもや留年したそうで。合唱。会長がひかり先輩になったんだから、今度こそ進級出来るだろう。六夏元会長に学外から呼び出されたら知らんが。

第三生徒会は朱浬さんが会長に。炫元部長や冬琉元会長や氷羽子はどうなったんだろう。その辺の人達のその後は一切語られなかったけど……。
アニメでは最後に縮んだアニアでしたが、原作ではそのままだった。惜しいロリを亡くしたな……(ぇ

お遊び要素として非公認の第四生徒会が登場。三つの公認生徒会以外にも生徒会があるというのは前から言われていたけど、実際に出て来たのって初めてだよな。

一方、智春は操緒とペルセフォネと共に、時間軸の定まらないどことも知れない世界に居た。帰れなくなっている割にはあんまり悲壮感が無い不思議。二巡目では3ヶ月以上が経過しているけど、智春達の体感時間はそうでもないのか。

で、時間軸がおかしくなっており、智春は過去の和葉と出会うことになる。これこそが和葉が言っていた、親が再婚する前に智春に会ったことがあるということだったのだ。
咲華の正体は一巡目でしか生まれることの出来なかった和葉の双子の姉妹だった。彼女は一巡目では《玻璃珠(カルセドニー)》とかいう機巧魔神の演操者だったとか。

咲華は和葉を助けてくれた借りを遠くない未来に返すと言う。
そして、咲華は兄の足取りを追って科學部へと辿り着く――――というところで今回は終了。
おお、15巻は一体どうなるんだと思わせておいて、今回で終わりってどういうことだよ!!和葉の物語や他のキャラの話もいずれ書きたいって、その言い方は絶対書かないよね!
関連書籍の発売もポシャったらしいし、やっぱりアニメ効果薄かったのか……(´・ω・`)

せめて智春の帰還までは読みたかったぜ……。

総評

そういうわけで、ハイスクールパンク『アスラクライン』全14巻、全然信じたくないのだが、これにて完結。ちっくしょぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!
最初はタイトルの雰囲気に釣られて読み始めただけだったのに、気付けば、凄い好きな作品になっていた。

複雑に絡み合った二つの世界と機巧魔神と悪魔のギミック、魔神相剋者という存在となるための選択と決意。
そういう重い側面を見せたかと思えば、美少女あり笑いありの愉快な展開にもなったりして。楽しかったなぁ。

和狸さんのイラストがまた良いんだよなぁ。美少女美少女し過ぎず、でも男女問わず魅力的なキャラ造形。画集出たら、ガチで買うんだけどなぁ。

まだ未収録の短編もある筈だし、後何冊かは出てほしいけどなぁ。『スパロボ』に参戦すれば、その影響で新刊出さしてもらえるかもしれんか。ということは、取り敢えずの目標は『スパロボ』参戦だな。内容的には楽勝で出れると思うんだけどなぁ。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
アスラクライン⑬ さくらさくら(2009/11)

著者リンク
ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕(2011/05)