「全員集合!プリキュアオールスターズ!!」
アツ過ぎて色んな汁が出た。
経緯
観に行くこと自体は確定していたんだが、今回も後輩達を犠牲にするつもりでした。
ところが、レイトショー!そういうのもあるのか、となって、21時上映開始の回に単身で突撃してきました。
パンフ買うのも慣れてきたわ。店員さん、女性だったけどな!
もう面白いくらい、大人しか居ねぇw
これからはプリキュア映画はレイトショーで初日に行くことにしよう。
東日本大震災の影響
津波のシーンを一部カットして公開ということ自体は事前に知っていたが、まさかシアターの前にも告知が用意してあるとは思わなかったわ。
どこがカットされていたかについては後述。
概要
春休み恒例となった『オールスターズDX』。プリキュア映画第10弾ということもあり、後付け3部作設定で、これまでの映画を総括するような内容に。
プリキュア最後の大集合という宣伝文句は果たして、どこまで本当なのか。
あれ、ミラクルライトが貰えないのは判ってたけど、データカードダスも貰えないのか……。
オープニング
事前に番宣特番を見ていたから、今回もダンスがあるのは知ってたけど、EDだと思っていたら、OPがダンスだったでござる。
すぐギャグ顔になるマリン可愛いよマリン。
出会い
オープン初日の巨大ショッピングモールへとやって来た響と奏とハミィ。そこでは、つぼみ、えりか、いつきによるファッションショーが行われていた。
ショーにハミィが乱入したことから、響はつぼみ達と出会うことに。
既にショーを見るために、歴代プリキュア達は全員会場に居る状態。先代達は響と奏を見て、彼女達もプリキュアであることに気付く。
「これだけ居るんだから、まだ居てもおかしくない」ってゴキブリか何かか!
流石に尺が限界なのか、今回はほぼ前置き無しです。
いやしかし、三つ編みにしてるつぼみ可愛いな。
モブ達
後にプリキュアのキャストとして、中の人が昇格したキャラは一言二言台詞があります。懐かしい顔ぶれがいっぱいです。
ブラックホール
これまでプリキュアに敗れた邪悪な力が宇宙で結集して、新たな姿として蘇った存在。
フュージョンとボトムも、こいつが生み出していた。
ブラックホールはプリズムフラワーを枯れさせるため、劇場版の敵達を復活させた。
彼等はその身に抱いていた邪悪な心だけを再構成された存在。つまりムシバーン、トイマジン、サラマンダー男爵は厳密にはオリジナルとは言えないわけか。
全員、瞳が赤く輝いています。
プリズムフラワー
全ての世界を繋ぐもの。これがあるから妖精達は人間界へとやって来ることが出来、これもまたプリキュアの力の根源なんだそうな。
レインボージュエルもプリズムフラワーから生まれたのかなぁ。
プリズムフラワーの力が弱まったため、様々な世界が融合してしまった。
早速、お菓子の国のお菓子を食い出す渚達に吹いた。
ゲスト妖精も沢山出てるんだけど、あれ、オリヴィエは……?
状況的に出れないのは理解ってるんだけども。つーか、オリヴィエが響と奏に助けを求めにやって来るってのはガセだったか。
空からプリズムスターミラクルライトが降って来る。これはプリズムフラワーに何かあったことを知らせる予兆らしいが、一体ミラクルライトって何なんだろう、と改めて思った。
これこそが全てのミラクルライトのオリジナルなのかなぁ。
一斉変身
変身バンクを全部流していたら、尺を圧迫するのは判り切ってるから、きっと5代目と6代目くらいしか変身シーンないかなぁと思ってたら、まさかの21連続変身でテンション上がり過ぎて発狂しそうになった。
デュアルオーロラウェーブ→ルミナス・シャイニングストリーム→デュアルスピリチュアルパワー→プリキュア・メタモルフォーゼ→スカイローズ・トランスレイト→チェインジプリキュア・ビートアップ→プリキュアオープンマイハート→レッツプレイ・プリキュアモジュレーションと怒濤の変身ワードで、もう鳥肌止まらねぇ。
各変身シーンが大体1カットずつくらいか。
その後の21連続名乗りも、格好良過ぎてどうにかなりそうです。スクリーンで観ると、更に格好良いよな。
当代がプリキュアの多さにビビるのはいつも通りw
魔女が「いつの間にか随分と増えたねぇ」みたいなこと言っていて吹いた。
離れ離れ
魔女達の戦略で、チームが分断されてしまう。今までもバラバラになったことはあったけど、それぞれの世代がバラバラになることは無かった。
つーわけで、未曾有の危機。
ピンクチーム
チーム名称はプリキュアぴあ等には書かれているものの、劇中では使用されず。
内訳はブラック、ブルーム、ドリーム、ピーチ、ブロッサム、メロディの6人ということで、実質主人公チーム。
こうして見ると、2代目以降の主人公はピンクなんだな。ブルームはどっちかっつーと、薩摩芋色だがw
対するはサーロインとムシバーン。それと大量の復活怪人達。確かに、これは史上最大のスケールだわ。多過ぎだろ……。
で、主人公全員で放つプリキュア・コラボレーションパンチ。なんちゅー破壊力だ。
ブルーチーム
内訳はホワイト、イーグレット、ミント、アクア、ベリー、マリン、リズムの7人。色合いが美しいです。
マリン以外は主人公から一歩引いている面子。マリン浮き過ぎw
いつもはリーダーに続く人達なので、先導してくれる人が居ないと足並みが揃わない。これは上手いこと構成したなという印象。
彼女達の積極性が試される。
最終的にはホワイトが真ん中に立つという新鮮な構図に。
マリンは1人だけボケ要員のオーラを放ち過ぎですw
だがそれが良い<何なんだ
彼女がブロッサムの真似をして、「堪忍袋の緒が切れました!!」と言うシーンは良いシーン。
ベリーのタコ嫌いがちゃんと演出されているがの細かくて良い。
対するは魔女とフリーズン&フローズン。
カットされたのは恐らく、このブルーチームの雑魚怪人出現シーンと思われ。
BGNが変なタイミングで切れてたしね。20秒くらいとの噂。ソフトにはちゃんと収録してくれるのだろうか……。
イエローチーム
内訳はルミナス、ルージュ、レモネード、ローズ、パイン、パッション、サンシャイン、ムーンライトの8人。実質余りもの組(ぇ
また、ギャグ担当チーム。
対するはトイマジンとサラマンダー男爵。サラマンダーは随分と安っぽい敵になっちゃったな……。
舞台はおもちゃの国のすごろくゾーン。ついついサイコロ振っちゃうレモネードのボケの安定感w
今、思えば、ガチのツッコミ要員って、ルージュしか居ないんだなw
ムーンライトさんはツッコまずに呆れる役だからな。
他がシリアス展開しても、このチームときたら……。
お勉強対決とか、どういうことなんだよw
ルミナスに単独で活躍どころが用意されていて驚いた。今回もハーティエルアクションが発動するとはな……。
何気に補助技は貴重。
妖精達VSシャドウ
分断されたプリキュア達の無事を祈る妖精達。そんな彼等の前にシャドウが現れる。
鏡の能力でプリズムフラワーを探そうとする。確か、ピンキーもこの能力で探してなかったっけ。
シャドウがミラクルライトの力に弱いと気付いたココ達は鏡で光を増幅することで、見事撃破に成功する。
妖精がボスを撃破……だと……?
ってか、構成の関係で妖精に倒されたシャドウ可哀想過ぎるだろ……(´・ω・`)
シロップと中の人が一緒とか気付いても黙ってるのが大人のマナー。
いやしかし、シフォンのサイコキネシス便利過ぎワロタ
再集合
離れていても心は繋がっている。そもそもメロディとリズムの変身が解けないってことはハーモニーパワーが維持されてるってことだもんな。
ここから各シリーズの主題歌をBGMにしながら、バンクを使わず必殺技発動で敵を撃破していくんだが、ホントに殺す気なの?血管破裂しそうなんですけど。
最高にアツいよね、この演出。しかも、多分ここ、それぞれキャラデザの人が作画してるっぽい。
ブロッサムの堪忍袋の緒が切れました特大バージョンがアツい。
撃破の内訳は、
マーブルスクリューマックス→魔女
スパイラルスタースプラッシュ→サーロイン
シューティングスター+ファイヤーストライク+プリズムチェーン+エメラルドソーサー+サファイアアロー→ムシバーン
ラッキークローバー・グランドフィナーレ→トイマジン
シャイニング・フォルテッシモ+シルバーフォルテウェーブ→サラマンダー男爵
パッショナート・ハーモニー→フリーズン&フローズン
6連発で主題歌たたみ掛けられて、もうどうにかなりそうだ!!
ここで出ていない技は後で出て来ます。4代目だけ最強技なのは接近戦でないと撃てないからだと思われ。
何故かバンクなパッショナート・ハーモニーェ……。
トイマジンとサラマンダーに関しては利用されたことを怒る台詞があるのもナイス。
失われた力
ブラックホールの力で変身アイテムが消滅、みんなの変身は解けてしまう。もう一度変身するにはプリズムフラワーの最後の力を使うしかない。だが、それはプリズムフラワーの消滅、つまり全ての世界の繋がりが断たれてしまうということだった。
妖精達の別れに涙が溢れる。かれんの服の袖掴んで半泣きのくるみ可愛過ぎんだろ……。何なのアレ……。
あと、響も泣き顔可愛い。
冷静に考えると、せつなはラビリンス出身なんだから、居なくなっちゃう側じゃないの?人間と妖精では根本的に在り方が違うってことか。
プリズムスターミラクルライト
プリズムフラワーは砕け散ったが、その欠片は世界中に散らばり、ミラクルライトとなって、人々の想いをプリキュア達へと届けていく。
レインボーミラクルライトでキュアレインボーになったなら、今度はキュアプリズムスターなのだろうか……。
4代目までは前作と同じ姿っぽい。5代目はスーパーシルエット、6代目はオリジナルのパワーアップ形態。
ここから、またまた映画の主題歌に合わせて怒濤の必殺技連発。
エキストリームルミナリオ、スパイラルハートスプラッシュ、レインボーローズ・エクスプロージョン、ラブサンシャインフレッシュ+エスポワールシャワーフレッシュ+ヒーリングフレアフレッシュ+ハピネスハリケーン、ハートキャッチ・オーケストラ、ミュージックロンド×2という構成。
6代目の必殺技はメロディのはテレビシリーズで先に公開予定だったが、地震によって放送スケジュールがズレたため、両方、映画で先行公開となった。
地球から宇宙に居るブラックホールを狙い撃ちという、とんでもない戦いに。戦闘フィールド広過ぎるw
ED
妖精との別れがあるので、しんみりしたEDに。だからダンスをOPに持ってきてたのね。
テレビシリーズでの妖精との出会いのシーンを編集。
そしてエピローグ。こころの大樹にプリズムフラワーの種が実ったため、妖精達は再び帰って来るのだった。
こころの大樹、ファインプレー過ぎるw
ってか、いつの間にあそこまで再生したんだよ。5代目の最終回と食い違ってね?
まとめ
というわけで、最後の大集合でした。7年間の総決算!!って感じで、凄ぇアツくて、びっくりするくらい可愛くて、とんでもなく面白かった。
Blu-ray出たら買うわ。
期待していたほど、5代目のウエイトは高くなかったけど、この構成ならそれも仕方ないか。
来年、ホントどうするんだろうな。やっぱりスーパー戦隊のVSシリーズみたいになるのかな。
7代目VSスイートプリキュア♪みたいな。
『オールスターズ』は2年後にテレビシリーズでやるんだよね。隠さなくても良いって。理解ってるって。
全てのプリキュアに変身出来るプリキュアが出て来るんだろ?
最後に、10月公開予定の6代目映画の告知をして終了。内容は全くの不明。
燃:SS- 萌:S- 笑:A- 総:SS-
反復リンク
・2回目
シリーズリンク
・映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!(2010/03)
・映画プリキュアオールスターズDX Blu-ray DX BOX(完全初回生産限定)(2013/03)
・プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE ~ミラクルダンスステージへようこそ~
映画リンク
・映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?(2010/10)
・映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪(2011/10)