アニメ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 1 限定版 [DVD]

「真性の阿呆だ、こいつ」

 

 大分前に二期の告知をして以降やるやる詐欺だった作品が遂に放送開始!と思ったら、エピソードを時系列順に並べ直した再放送です。本当に有り難う御座居ました。

 まあ、再放送であること自体は放送開始前に判明していたからまだ良かったけど、これ放送まで秘密だったら、えらいことになってただろうな。

 

 初めて放送されたのは丁度三年前か。久し振りに聞くキョンの長ったらしいモノローグが良いな。

 また、この段階ではハルヒよりも長門よりも、圧倒的にみくるが可愛い。正統派美少女万歳。

 

 EDのダンスくらいフルバージョンにしても罰は当たらないと思うんだが、そのままでした。

 

 何故か無い次回予告。時系列順に収録されたDVDには長門がナレーションを務める次回予告が収録されていた筈だが……。

 

 結局、判った変更点はこの次回予告の消滅と提供バックのにゃんこイラストの消滅くらいでした。

 

 そして全二十八話だという噂が。京アニなら何かを仕込んでいる可能性はあると思うが、『ハルヒ』に関してはやるやる詐欺の印象が強いからなぁ……。

 

 それはそうと、スニーカー文庫のCMで『放課後の魔術師』がプッシュされていてビックリした。何か売れてるらしいね。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

富士見ミステリー文庫

ROOM NO.1301 #11 彼女はファンタスティック! (富士見ミステリー文庫)

著:新井
輝 イラスト:さっち

 

「悲しくなるのも寂しいなって、そんなことを思ったんです」

「そうだね。悲しいのも、きっと絆だから」

 

 約三週間の積み。え、半年も空いてたの?

 

 さあ、遂に最終巻です。表紙は単独で千夜子。しまぱんが帯で隠れていると思ったら、帯にも表紙イラストが印刷されているので、普通に見えるワナ。おま、しみじみ終わりたいところで、しまぱんてw

 

 プロローグではいきなり身内ネタでやりたい放題で吹いた。『さよなら、いもうと。』が新井さんの富士ミス作品で唯一増刷がかからなかったタイトルってのもホンマ臭いな。

 更に、きゆづきさとこさんのことにまで触れられている。『GA』アニメ化ってまぢじゃねぇかw

 

 前巻のラストで病院に運ばれた有馬さんはそのまま死亡なさいました。まさかの超ヘビー展開。

 続いて、綾さんは健一に何も言わずに幽霊マンションを出ていってしまう。

 落ち込んだ健一は勢い余って、千夜子に今までしていたエロいことをあらいざらい白状してしまう。

 そして彼は思う。綾さんとエロいことしたのも、今思えば明らかにアウトだった、と。

そんなもん一巻の時点で分かっとったわ!!

 

 結局、千夜子が聖母のようなヒロインだったので耐えました。

 ここで、めでたしめでたしで終わっておけば良かったのに、後日談で実のお姉ちゃんとレッツ子作り!ってところで終了ってハチャメチャ過ぎる。

 だが、それでこそ『ROOM
NO.1301
』なんだよなぁ。

 

 最後の後書きもキャストインタビューとか訳の理解らん形式だしな……。

 

総評

 そういうわけで、富士ミスの人気シリーズ、喪失した愛を探す物語『ROOM NO.1301』本編十一巻、短編集四巻、計十五冊、これにて完結。足かけ六年強か。長かったな……。

 まだ去年の秋に出るって言っていたソフトカバーの外伝が出てないけど、何かもう出ない気がするので総評書きます。

 

 当時はぶっ飛んだエロス展開にびっくりしたものですが、今となってはエロス的な意味ではそう珍しいレベルでもなくなってしまったな。

 だが、その独特の価値観と癖のある文体はオンリーワンと言えるものだったと思います。

 

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A

特撮

仮面ライダーアギト VOL.5 [DVD]

「全ての人間は同じだということを知りなさい」

 

 榊さんは一連の騒動の後、姿を消した。翔一の元には彼女が住んでいたアパートの鍵が送られてきた。

 翔一はそれが榊さんの待っていてくれというメッセージだと思い、その部屋で暮らすことにする。

 

 小沢さんはアギト捕獲作戦が失敗した上にギルスにフルボッコにされた北條が流石にへこんでいるだろうと考えるが、全然へこんでなかったーーーーーーーーーーー!!

 それどころか、G3の運用に関して上層部に進言。新たに監査官として、司という男がやってくる。司は北條がお気に入りということで、どういう人物かは推して知るべし。

 

 今回のアンノウンは海月モチーフ、ハイドロゾアロード・ヒドロゾア・イグニオ。落雷を発生させ、対象を燃え上がらせて殺害する。だから殺し方怖ぇよ!

 イグニオは翔一のバイト先の花村ベーカリーの店主花村の死体をも燃え上がらせたようだ。

 花村は人間に殺されたようだが……。沢木が感じた殺意の思念と関係があるんだろうか。

 

 イグニオの被害者には血縁関係が見られなかったことから、アンノウンが超能力者とその血縁者を狙うというのは間違いではないかという意見が。

 

 アギトがイグニオと対峙したとき、イグニオは謎の青年と共鳴したのか、人語を喋った。そこで続く。今一つ、青年が何をしたいのかが判らない……。

 

燃:A 萌:B 笑:C+ 総:A

電撃文庫

トリックスターズL (電撃文庫 (1174))

著:久住 四季  イラスト:甘塩 コメコ

 

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。


  この本が出た頃って、『DEATH NOTE』全盛期じゃね?別に、そんなん関係無いか。

  さて、前巻で周が女性であることは判明したので、今回はイラストあるかなと思ったんだけど、一切無し。それどころか、未だに男なのか?と思わせる描写だらけ。つーか、凛々子との絡みは、どう見てもガチ百合です。本当に有り難う御座居ました。いや、何だか微笑ましくて良かったけど。

  今回もなかなかに面白かった。取り敢えずの解答を示して、エピローグでもう一回ひっくり返すのが、このシリーズのデフォルトなんだろうか。

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

電撃文庫

そらいろな (電撃文庫)

著:一色 銀河  イラスト:古夏 からす

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  電撃文庫。『想いはいつも線香花火』の一色さんの新作。中堅やや下みたいなイメージがある作家さんやけど、十年近いキャリアがあるとか。って、本が十冊も出てないんですが……。兼業なのか?

  さて、スポ根野球小説です。はいはい、総扉ののメイド姿に釣られた俺の負け。古夏さんの絵って、全然上手いと思わへんねんけど、何か吸引力あるんだよなぁ。

  で、ラノベ界では珍しいスポ根ものですよ。まぁ、少ないっつっても、最近増えてきてるみたいやけど。『銀カレ』とか『ポチのウイニングショット』とか『暴風ガールズファイト』とか。

  まず読み易かった。そんで、アツかった。だからって野球に対して興味が湧くわけじゃないけどな!

  それとヒロイン天音先輩。中学生体型。( 0M0)<ヤハリソウイウコトカ!

 

  ラブコメとスポ根の比重が良い具合なので、気持ち良く読める。もうちょっとLOVE寄せしても良いかなという気もするが。

  そんなわけで、『そらいろな』でした。続き出たら買うよー。


燃:A  萌:A  笑:C  総:A

漫画

私の血はインクでできているのよ (ワイドKC)

作:久世
番子

 

「本部―――!!当時の自分の射殺許可願います!!!

 

 元バイト先で、「あ、番子さんの本が出てる!」と思って、即購入。柚さんの「本の話じゃないよー」という静止を振り切っての購入でした。

 

 内容は番子さんが漫画を描き始め、プロとしてデビューするまでの軌跡を綴ったエッセイコミック。

 当時を振り返るということで、現存している分だけとは言え、当時描いたイラストが大量に掲載されています。番子さん、勇者過ぎるwww

 俺なんか、四年前くらいの自分の作品でも見るの辛いよ……orz

 

『番線』とかに比べると劣るが、これはこれで。

 

燃:C 萌:C 笑:A- 総:B

ドラマ,電撃文庫

「僕にとってのご主人様はモモだけなんだ」

 

 師から、彼がかつて仕えていた死神の居場所を聞き出し、その死神バラードを訪ねるダニエル。

 バラードは一人の少女との触れ合いの中で心を芽生えさせ、モモと同じく運命を変えてしまい、投獄されていた。

 彼は言う。決して心は無くならない、と。

 

 ダニエルは決死の覚悟でモモを説得。何やかんやでモモは心を取り戻す。

 

 中途半端なクオリティのCG使いまくって予算大放出とかモモの罪が軽過ぎるとか、突っ込みどころは色々あるが、割と綺麗にまとまっていたんではないかと思う。

 

総評

 そういうわけで、あちこちで黒歴史扱いされている実写版『しにがみのバラッド。』でした。モモの外見が違和感バリバリだが、三回くらい視たら感覚が麻痺するので無問題でした。

 

 ストーリーもべらぼうに悪いわけでもなく、エピソードによっては普通に楽しんでいた俺が居る。

 

 結論、言うほど酷い内容でなかったと思います。再放送の影響でラノベの実写化ブームがきたりは……しないか。

 

燃:C 萌:C+ 笑:B 総:B

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 彼方のときを見はるかせ (角川ビーンズ文庫)

著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

「言いたかったこと、言えなかったことがたくさんある」
「だから、話をしよう。たくさん、たくさん。彰子に、聞いてほしいんだ」

約2ヶ月1週間の積み。4ヵ月振りの新刊。普通のペースに戻ったな。
通算25巻、玉依編第5巻にして完結巻。

さあ胃のキリキリが止まらなかった玉依編も遂に完結です。覚悟して読んだら、思ったほどの鬱展開ではなかったので、ほっとした。
鬱を次の長編までひきずったら、どうなっていたことか。

次は短編集ではなく、長編第6章だそうです。あれか、ザビでは晴明編をやっているから、短編のストックが無いとかそんな理由か?

また、そろそろ巻数が増えてきたから、次の章は新規読者が入り易いように明るめの話にすると言っているが、嘘だよね?

サブタイトルも言葉を使い回すと言っているけど、前もそんなこと言って結局被ってないじゃん。僕は結城さんを信じてる!

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

アニメ

神魂合体ゴーダンナー!!SECOND SEASON 2 [DVD]

「ファイヤーソウルブレイカァァァァアアアアアッ!!

 

 OPカットで開始。静流さんはゴーオクサーを乗りこなせなかった。乳が揺れ過ぎてギャグに見えます。

 

 記憶が戻ったものの、未だ本調子ではないミラだったが、新たなる擬態獣の出現に出撃を強いられる。

 今回出現した擬態獣は他の擬態獣を取り込み融合することでパワーアップする、これまでに出現したことのないタイプだった。

 この強敵にゴーダンナーTDは苦戦。ミラが気を失ってしまったこともあり、分離してしまう。

 

 この危機に、杏奈は静流さんと忍っちの協力を得て、ゴーオクサーで駆け付ける。

 ゴオとの罵り合いから合体、プラズマドライヴがレベル6以上になり、ゴーオクサーは暴走。

 ここからOPが流れだし、新規作画込みでゴーダンナーTDに合体。一気にファイヤーソウルウブレイカーまでぶっ放すシーンがアツ過ぎた。『ゴーダンナー』ってこんなにアツい作品だったっけ?

 

 放ったらかしにされたヒデ坊に合掌。

 

燃:S- 萌:A 笑:B+ 総:S

トクマノベルスEdge,ファミ通文庫,雑記

 二年前にファミ通文庫から『声で魅せてよベイビー』でデビューしたものの、一巻打ち切りを喰らった木本雅彦さんがトクマノベルスEdgeに登場していてビックリしました。

 生きてたんだ……。