アニメ

「心に迷いがあるからネルヴァルにつけ込まれる!」

 

 前回の大騒ぎの結果、地球へと落下してしまった秋葉達。帰る手段を探しながら、まさかの水着回です。

 

 ひとまず、秋葉達はカークウッド地球領事館を目指す。そこはいつきが生まれた場所でもあった。既に廃墟と化しており、徒労に終わったかと思ったそのとき、原住民らしき人々の襲撃が。

 彼等の額にはネルヴァルの紋章が。どうも一度ネルヴァルの呪縛から解放された人のよう。

 

 彼等はほのかを火あぶりにして、仲間達の仇を討とうとする。この時点で大分理解らんのだが、そこへ更にほのかそっくりの幻影が沢山現れる。ほのかはその幻影をイグジステンズ、姉妹達と言った。

 彼女は原住民?から悪魔の手先とも呼ばれていたが、ネルヴァルに操られて何かやったということなんだろうか。

 

 もう十分訳の理解らん事態だというのに、今度はテラアブダクションが起こる。原住民達はイグジステンズ達に赤い箱を被せられ、どこかへ連れて行かれる。

 それは以前にいつきの回想シーンに出て来た風景と同じだった。

 テラアブダクションって宇宙で起きるもんだと思ってたけど、そういうわけでもないんか。

 

 桜がボアシップで駆け付けため難を逃れた秋葉達。突如姿を現した戦闘機の発進先を目指して進んだ先には、フォンという老人が待ち受けていた。

 ほのかは彼を裏切り者と叫び、飛びかかっていく。

 フォンの喋り方や、中の人が一緒ってところからすると、レオパルドのAIのモデルになったのが彼っぽいな。

 また、ほのかが身体に異変を感じる描写があったりもして、彼女絡みの謎がどんどん増えていきます。

 

 一方、ベンケイとつつじも地球に落ちて来ていた。つつじは急に『うる星やつら』のラムちゃんのルックになって原住民にメシアと呼ばれちゃったり。つつじさん!?

 

 そう言えば、そろそろOPEDが変わるそうですね。

 

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A

コミカライズ,GA文庫

おと×まほ 1 (Flex Comix)

原作:白瀬
修 キャラクター原案:ヤス 漫画:すえみつ ぢっか

 

「大丈夫よ。ニーズはあるわ♪」

 

 期待していない作品は発売が早いでござる(ぇ

 

 というわけで、GA文庫で何故か大人気、トランスセクシャルな魔法少女モノのコミカライズが順調に登場。年内にはアニメ化発表くるかな……。

 

 相当ハードルを下げていたからか、意外と普通に読めた。文章で読んだら全然面白くないアクションシーンがちゃんと描かれてるからかな。

 かなたVSグレイス・チャペルとか、ただのバトル漫画になってるしな。

 

 ストーリーは元がアレなので何にも期待していません。しかし、ちょこまかと動き回っているモエルが可愛い。

 

 毎話、web連載時に扉がカラーなのって凄くね?Flexのコミックで全部そうだっけ?

 

 カバー下では作中作品「魔法少女ミリオンベル」のコスプレをしているかなたの姿が。何、あの邪道スク水。

 何気にミリオンベルって初のビジュアル化なんじゃね?

 

 アンケート葉書にはそこかしこにイラストが挿入されており、凝った作り。

「本書をお買い求めの動機は?」の解答郡の中に「魔法少女とか好きだから!ムッハー」ってあって吹いた。

 

燃:B- 萌:B+ 笑:B- 総:B

ファミ通文庫,雑記

 先日のファミ通文庫三月の新刊の配本をもって、キラしおり配布キャンペーンが終了した。

 

 最初の半年こそ、配本と一緒にキラしおりも店舗に送られてきていたのだが、終盤の数ヶ月は配送が遅れるということが度々あった。

 

 なかなか良い素材を使っている上に、イラストが全て描き下ろしならコンプリートするしかないじゃないか!ということで、鬱陶しがられるのを理解っていながら、「しおり、まだですか?」って店長さんに訊きまくっていたら、何も買ってないのに貰えるようになってしまいました。有り難う御座居ました。

 

 また、コンプリートに協力してくれたぶぎょう氏に感謝します。

 

 最終月である三月の新刊を買ったときは新人の店員さんがわざわざ栞を入れておきますと断ってから入れていました。

 いちいち断ってからおまけを入れる、そういう時期が僕にもありました。


 で、店員さんはそっちに気をとられて、一緒に買った漫画のスリップを抜き忘れるっていう。

 返しに行った方が良いのかな?後で持って来られて何かの役に立つのかって話だよなぁ。発注したことないし、あの店の発注形態も判らんしなぁ。ま、こっそり店長さんに返すか。

 

 では、どういったキャラが栞に登場したのか振り返ってみましょう。

 

4月→『まじしゃんず・あかでみい』のタナロット

5月→『吉永さん家のガーゴイル』の双葉

6月→『バカとテストと召喚獣』の姫路さん

7月→『狂乱家族日記』の凶華様

8月→『"文学少女"』の琴吹さん

9月→『学校の階段』の九重部長

10月→『吉永さん家のガーゴイル』の梨々?

11月→『"文学少女"』の遠子先輩

12月→『まかでみックス』のクフィール

1月→『バカとテストと召喚獣』の美波

2月→『狂乱家族日記』の月香

3月→『学校の階段』の美冬姉さん

 

 というわけで内訳は、

『まかでみ』…………2回

『ガーゴイル』………2回

『バカテス』…………2回

『狂乱』………………2回

『"文学少女"』……2回

『学校の階段』………2回

 でした。

 

 各シリーズ二回ずつ登場して、キャラ重複は無し。当然のように、全員女性です。

 人気どころを集めたら、こんな感じになるのは判るけど、中堅どころも入れてほしかったなぁ。『トゥインクル☆スターシップ』とか『鋼鉄の白兎騎士団』とか。

 

 また選ばれた六シリーズの中で映像化がされていないのは『"文学少女"』と『バカテス』だけ。『バカテス』は来年一月からアニメって噂だし、やはり『"文学少女"』もくるか!?

アニメ

FIGHT.29「アントキラー死の決意!!

FIGHT.30「唄う謎の生物」

 FIGHT.29はアントキラーさんウゼぇw

 

 FIGHT.30は天井がまさかのキャラソン熱唱。サンレッドの歌なのに、最後は何故か天井賛歌w

 アレって何だよ。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

伝説の勇者の伝説1 (角川コミックス ドラゴンJr. 140-1)

原作:鏡
貴也 作画:長蔵 ヒロコ キャラクターデザイン:とよた 瑣織

 

「私は――…美人だ」

 

 富士見ファンタジア文庫の人気ファンタジーのコミカライズがようやく登場。遅ぇよ!一体今まで何やってたんだよ!

 何かの勢いで買ってきちゃいました。

 

 取り敢えず表紙のフェリスの無駄に露出度の高い格好の意味が理解らん。原作でこんな格好したことあるんだろうか。

 

 ストーリー構成は第0話として、短編一発目のエピソードを配置。その後、長編の流れに入るという、ちょっと工夫の入った展開。

 

 作画はまぁ悪くないんじゃね?といった感じ。高望みさえしなければ十分楽しめるレベル。

 

 結論、続きを積極的に買おうと思うほどではありませんでした。中古で見付けたら買おうかなって程度。若しくは原作がべらぼうに面白かったらとか。

 

燃:B 萌:B- 笑:B 総:B

角川ビーンズ文庫

篁破幻草子 宿命よりもなお深く (角川ビーンズ文庫)

著:結城
光流 イラスト:四位 広猫

 

「未来よりも大事なものが、ここにあるんだ……」

 

 中古。粗筋に新シリーズ登場とか書いてあるけど、実質三巻です。一、二巻はルビー文庫の新装版だから、こう書いてあるんだろうけど紛らわしいなw

 って二巻読んでから十ヶ月以上経ってるのか。

 

 前二冊に比べたら、面白くなったかなという印象だが、やっぱりそれでも今一つだなぁ。

 

 鬱展開なのは『少年陰陽師』と共通。

 

 後書きによると、一時期、篁でタイムパトロールとか考えてたらしい。想像つかねぇ……。

 

燃:B 萌:C+ 笑:C 総:B

電撃文庫

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

著:久住
四季 イラスト:甘塩 コメコ

 

『いつまでも、みんなと友達でいられますように』

 

 中古。さて最終巻。『PART1』からなるべく間を空けないようにしたつもりだが、それでも一ヶ月半くらいは空きました。案の定、内容を忘れかけている件。

 

表紙の黒髪ロングの女性はもしかして周か?と思ったら、口絵に表紙登場キャラが誰か明記されていてビックリした。

 

 謎解きは全くもっていつも通りか。ただ、一つ解答を示して、それを覆すって展開を繰り返すのはちょっとクドかったかな。

 

 そして周はアレイスターに付いていくことを決意し、第一部完。佐杏冴奈編が終わって、A・クロウリー編が始まるって明記して終了。ちょ、自分で首絞めてる!

 

 巻末にはクロスワードが付いていて、これを解くと次回作のキーワードが判る仕組みのようだが、問題が『トリスタ』関連だったため全く解らず放棄しました。多分、『ミステリクロノ』のことを指してるんだろうから、「時間」とか「天使」とかそんな感じの単語が出て来るんだろうけど。

 

総評

 まだ完全に完結したわけではないけど、『ミステリクロノ』も打ち切られたっぽいし、こっちの第二部が始まる気配も無いし、取り敢えず、まとめ書いておきます。

 

『ミステリクロノ』が面白かったから、こっちにも手を出したわけだが、不思議設定を取り込んでのミステリーという試みが面白かった。それが一般受けするかは別として。

 

 キャラ小説としては微妙かな。名前が奇抜なだけで特にどうということも。周と凜々子の百合っぷりも減衰したしなぁ。

 

燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:A

講談社ノベルス

空の境界 下 (講談社ノベルス)

著:奈須
きのこ イラスト:武内

 

「オレ、おまえの部屋のカギ持ってない。不公平だろ、そういうのって」

 

 式がデレ期に入ったんですね、分かります。

 

 さて、下巻。特に巻き返しがあるわけでもなく、淡々と終了。何故こんなに盛り上がらないんだ……。

 蘊蓄の垂れ流しとかは結構好きなんだが、ストーリーテリングが今一つなんだよなぁ。

 

 まぁ、ごっつく面白かったら面白かったで、どっぷり浸かってしまいそうだから、これはこれで良かったのかもしれんが。

 

燃:B 萌:B+ 笑:C 総:B

特撮

「刑事ってのはラーメン通になって初めて一人前なんだ」

 

 ホントかよw

 

 榊亜紀のアパートを訪ねる涼。やはる手帳に彼女の名前が載っていた。榊さんはどうも葦原という姓に心当たりがありそうな雰囲気。

 話を聞かせてほしいという涼だったが、断られてしまう。すると彼はバイクで榊さんを追跡。ちょ、ストーカー嫌疑かけられたら言い訳出来ねぇぞ!

 

 偶然、榊さんと遭遇した氷川はまたしても既視感を覚える。やっぱり涼の手帳に記載されている名前はあかつき号に乗っていた人間のリストなんだろうか。

 逃げる途中、榊さんは涼に氷川から自分を助けてくれたら訊きたいことを教えてあげると言い、逃走。その所為で、氷川は涼に殴られてしまう。ストーカー嫌疑に公務執行妨害でタイーホ寸前ですね。

 

 榊さんはいきなり翔一が恋人だったと発言。家政婦としてやって来たときにすぐに言い出さなかったのはなるべくショックを与えたくなかったからと言うが、どうにも怪しい。

 

 そしてジャッカルロード・スケロス・ファルクスに狙われる榊さん。これは彼女も超能力者、若しくはその血縁ということなんだろうか。篠原佐恵子が狙われたときに続いて、今回も氷川がその場に居なかったため、その辺は謎のまま。

 

 ジャッカルはアギトと交戦した後、逃走。このときのトンネルも平成ライダー御用達じゃね?

ジャッカルは榊さんに追い付くが、今度はギルスが応戦。普通に人前で変身したけど良いんだろうか。

ギルスは榊さんを逃がすが、彼女は財布を落としていった。何か情報が出て来るんだろうか。というところで続く。おお、初めて二話で区切りがつかなかったな。

 

燃:A 萌:B 笑:B 総:A

富士見ミステリー文庫

タクティカル・ジャッジメント〈3〉いやがらせのリベンジ! (富士見ミステリー文庫)

著:師走 トオル  イラスト:緋呂河 とも

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  今回は自称イケメン刑事羽田が身内が被害者の殺人事件をスピード解決する第一部と、いつも通りに山鹿が活躍する第二部とに分かれている。


  いやしかし、相変わらずエンターテイメント性が強いな。こういう部分は榊さんとかとは真逆の作風かな。こっちはこっちでスカッとするから面白い。

  気になるのは、緋呂河さんのイラスト。ちょっと女性陣の胸の描き方おかしくね?どんだけ服が身体に張り付くねんw

  そして後書きで語られる『がらくたのフロンティア』を出す宣言。この時点でタイトルは決まっていないが、確実にアレのことです。師走さんの黒歴史w

燃:A  萌:B  笑:A  総:A