文芸部発マイソロジー
著:早矢塚 かつや イラスト:きくらげ
「寛二くん、いまの君の心の呟きに答えるとするならば、嗜好と人間性は極めて別問題だ。わたしの持論では変態という名の紳士は実在する」
約三ヶ月二週間の積み。MF文庫Jで『悠久展望台のカイ』と『死神ナッツと絶好デイズ』を出したきり行方が判らなくなっていた早矢塚さんが一迅社文庫に登場です。ほんと、一迅社はレーベルの垣根を意識しないな。
イラストは『フラグの王子様』で御馴染みのきくらげさんです。
まあ、タイトルに文芸部とか入ってたら買わざるを得ないよね。
ストーリーは文芸部のやり方に納得いかなくなった主人公寛二が後輩の少女伊緒と共に第二文芸部を立ち上げるところから始まる。
仲間も増えた彼等は自分達オリジナルの神話世界を創り上げ、そこにあらゆる神話の神を登場させることに。だが、その世界は現実のものとなり、寛二達は神となり、世界クラフティアを脅かす神と戦うことになってしまう。
ハチャメチャな日常を描くコメディよりの作品かと思いきや、割かしハードなスーパー神話大戦でした。
お約束として、メインキャラの男女比は一対四となっており、ハーレム的要素も入っているが、真面目にやるべきところはやっているという印象か。
メインヒロインは伊緒の筈なんだが、最後の最後で神話世界の少女アマヨリに全部持っていかれた件。
後書きでは志瑞祐さんに親鳥のように見守ってもらったって書いてあるけど、作家としては早矢塚さんの方が先輩じゃないのか?
いやしかし、まさか『這いよれ!ニャル子さん』以外でSAN値なんて単語を目にするとは思わなかったw
そういうわけで、『文芸部発マイソロジー』でした。あんまり重くしない方が面白くなると思うけどなぁ。
次は九月。って今月だよ!
燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:B+
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