魔法使いなら味噌を喰え!
「私は公王家に仕えている。セレスティーヌ様は日輪すら超越した憧れてやまない存在でいらっしゃるが、アルテミシア様も裸電球以上の輝きを放っておられる」
2011年12月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。第1回講談社ラノベ文庫新人賞大賞受賞作品。
タイトルの勢いが良かったので。
舞台は魔法が当たり前に存在する世界。しかし魔法は謎の物質MISOによって打ち消されてしまう。
そんな中、そのキャンセル効果を打ち消せる主人公、将太の元にマジエール公国のお姫様アルテミシアがやって来て……というお話。
タイトルの時点である程度、想像つくと思うけど、ガチ魔法バトルではなく、魔法バトルもあるよ!なコメディです。
まぁ、コメディはコメディで中途半端なのだが。
味噌をアイテムとして使おうという発想は良いと思うんだけど、味噌である必要性が見いだせないというか何というか。
もっと味噌が素晴らしいものだってアピールが強かったら、味噌である必然性を錯覚であるにしても感じられたと思うんだよなぁ。
ってか、味噌をヒロインに豪快にぶっかける展開くらい、あっても良かったと思うの。まぁ、下手に挿絵指定したらウ〇コ塗れに見えるかもしれんけど。
これ、大賞なんだよな……。大丈夫か、ラノベ文庫……。プロモーションアニメを制作中らしいけど、果たしてどうなることやら。
まぁ、外から色んな作家さんを引っ張ってきてるから何とかなるか。
あ、口絵のスク水は評価します。
次は2012年3月だけど、もう買いません。
燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B
第1回講談社ラノベ文庫新人賞大賞リンク
・神童機操DT-O phase01(優秀賞、2012/01)
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