ドキドキ!プリキュア 最終話「あなたに届け!マイスイートハート!」
「誰もいない世界では、貴方はジコチューでいられなくなる」
いよいよ最終回。
キングジコチューのジャネジーを取り込んだベールだったけど、開始数十秒で即取り込まれてしまう。
流石、俺達のベールさんやで!
復活するのは、かつてキュアエンプレス達でも封印することしか出来なかったプロトジコチュー。
今度こそ最終決戦、マナ達は最後の戦いに挑む。変身シーンは、ほぼ全カットで名乗りだけでしたね。
プリキュア達が戦う中、街に残って見届けることを選んだ二階堂かっけぇな。しかし、劇場版でマナに超密着されたことは絶対に許さない。絶対にだ。
ビル群を易々と破壊し、プリキュアにぶつけてくるプロトジコチュー。キングジコチューも大概なスケールだったけど、それを更に上回ってきたかw
キュアハートは語りかける。全てを滅ぼせば、そこに残るのはプロトジコチューだけ。他者の居ない世界では、最早ジコチューという概念自体が成立しないのだと。
ここにきてキュアハートのプシュケーが奪われる展開に。何だか最終パワーアップ直前の展開みたいだな。
いや、実際、この直後にパワーアップするんだけども。
マナのプシュケーは、いくら黒く塗り潰しても、すぐさま復活。それどころか自ら持ち主のところに戻るという規格外のスペック。
そして、仲間達の力と三種の神器を得て、キュアハート・パルテノンモードにパワーアップ。
確かシリーズ全体がギリシャ神話モチーフだから、おかしくないんだけど、まさかパルテノンとは……。
どうせならプリキュア全員がパワーアップすれば良かったと思うんだが、ハート1人で決着をつけてしまいましたね。
分身したり、成層圏から踵落としかましたりと、やりたい放題だなw
ハーレムアニメの決着はハーレムの主の手でってことなのか。
挿入歌に主題歌来るかと思ったけど、別にそんなことはなかったんだぜ。
プロトジコチューを浄化し、完全決着。
そして王女様との別れ。王女様は、それぞれに別れの言葉を告げて消えていく。よく考えたら、2年連続で異世界の偉い人は復活出来ない展開なんだな。
岡田は婚約者を亡くしたけど、でもアイちゃんを育てて、光源氏計画だ!やったー!
そういや、アイちゃんって何で羽生えてんだ……?
結局、伝説のプリキュアはエンプレスしか出ませんでしたね。
ネズミの姿になっちゃったけど、ちゃっかり生きていたベールさんにワロタ
残飯でも食ってろ!とか言われていて吹いたw
取り敢えず、また1万年くらい眠るそうで。イーラ視点が、六花中心になっていてニヤニヤが抑えられませんw
ジコチュートリオは最後まで愛すべき敵でしたね。
そしてエピローグ。マナ達は進級して3年生に。
また、キングジコチューが作った空間の亀裂はそのまま保持され、こちらの世界とトランプ王国の交流が始まっていた。
ありすの制服姿が、ここにきて初めて出て来て吹いた。隣には、れいなの姿も。
10話で言っていたトランプ王国の自動掃除機の設定が回収されて、おったまげたわ。
マナは会長を引退し、次の会長は何と、あの純だった。そうか、マナの弟子だもんな。そりゃそうなるよな。
亜久里がカップケーキを作っていたけど、あれ、奏のカップケーキだったのか……。判らねぇわw
大貝中学にはレジーナも通うようになり、制服姿を披露。あのデカいリボン、校則違反なのかよw
トランプ国王は王位を退き、トランプ王国は共和制へ移行。初代大統領にはジョーが就任という。
これが国王なりのけじめのつけ方ってことなのかしら。
マナ達がプリキュアだということをは世界に知れ渡ったわけだけど、大統領が仕事を依頼してきていてクッソ吹いた。
ミッションの内容は大貝町目掛けて落下してきている人工衛星を喰い止めるというもの。何だそれ、政府何やってんだwwwwwwww
マナさん、政界への強固なパイプ手に入れちゃってるじゃないですかー!やだー!
続編は、プリキュアの力を恐れた人々の勢力と戦うシリアス展開ですね、分かります。
EDは案の定通常のものを。
総評
そんなわけで、胸のキュンキュンが止まらない、シリーズ第10作、8代目『ドキドキ!プリキュア』テレビシリーズ全49話+単独映画1本でした。全話リアルタイム視聴達成。
終わってみれば、とんでもないハーレムアニメでしたね。
最終的にマナのハーレムに、六花、ありす、まこぴー、亜久里、レジーナ。加えて、二階堂、純、マロあたりもメンバーか。
とにかく百合成分がシリーズ屈指の濃密さでなぁ。『スイプリ』のひびかなを楽々と上回ったからな……。
いや、こういうのもアリだと思いますよ。六花可愛かったしな。
未だかつて、ここまで謎や伏線を綺麗に回収出来たシリーズがあっただろうか。構成が光るシリーズだったと思う。
それでいて日常回エピソードも粒揃いでなぁ。
キャラクターとしては、2年連続でブループリキュアが可愛過ぎて生きてるのが辛い。
六花、本当に可愛過ぎるだろ……。ツボ過ぎです。
妖精や悪役のキャラ造型も上手くてなぁ。
レジーナの存在も忘れてはならないよな。どうせなら、ラストはプリキュアに変身出来ても良かったのだが……。
今、感想見返してたら、俺、12話の時点で王女様分割説書いてるじゃねーかw
結局、マナがの人助け精神がマイナスに働く展開は無かったな。まぁ、枠的にやり難い展開ではあるのだが。
今思えば、追加戦士のボーダーラインである8話で、既にエースの関係者は出ていたってことなんだな……。
Sランク率は『フレプリ』のときより少し上の14%。とはいえ『フレプリ』の後に51%の『ハトプリ』、27%の『スイプリ』、31%の『スマプリ』を挟んで、ハードルが上がった上での、この割合だから凄いことだと思う。
次は『ハピネスチャージプリキュア!』。
予告映像は全て変身シーンだったので、どんな内容かは全然見えない。取り敢えず、キュアプリンセスが自分で命名したってのは判ったw
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S
エピソードリンク
・第48話「ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー!」
コミカライズリンク
・ドキドキ!プリキュア
ノベライズリンク
・小説 ドキドキ!プリキュア(2024/09)
関連書籍リンク
・ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック
シリーズリンク
・ハピネスチャージプリキュア! 第1話「愛が大好き!キュアラブリー誕生!」
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