棺姫のチャイカ 最終話「遺されしもの」
「縮んだな」
「脱皮したからね」
さて最終回。ヴィヴィとズィータによって洗脳魔法を解かれたアカリは共にグラートの居る指令室へ向かうことに。
道中、フレドリカの死体を発見。グロい死に様のフレドリカのお腹を割割いて、チビフレドリカが爆誕して吹いた。絵面wwwww
直接描かれてはいなかったけど、グラートはアカリに脳天をかち割られたのか……。容赦無ぇな。
そしてリカルドとレイラと対峙するトールとチャイカ。沈みゆく航天要塞の中で、チャイカを庇い水没するトール。
乱破師は道具と割り切るトールを助けに追ってくるチャイカ、ということで締めに相応しい展開に。
一方、航天要塞同士の激突に巻き込まれ、行方不明になったジレット。原作では切断された片腕をレオナルドが持ち帰ったんだけど、アニメでは剣に変わっている。
腕だとグロいから変更されたのかしら。人体の一部だからこそ、ジレットがもう生きていないのではという絶望感に繋がると思うんだけど。
で、絶望したヴィヴィの瞳は紫、髪は銀色に。原作ではこの段階では、まだ明確に彼女がチャイカとして覚醒したことは明言されてないんだけど、映像で見ると一発で判るようになっている。
まぁ、ここまで見せた方が前半戦のラストを盛り上げられるしな。
EDはイントロが本編中に流れだしたので、最終回用の映像になるかと思ったけど、別段そんなことはなかったんだぜ。
最後に2期の告知を流して終了。チャイカの「実は2期有。乞うご期待!」って言い方にワロタ
総評
ってな具合で棺担ぐ姫君の物語、ファンタジア文庫原作『棺姫のチャイカ』分割
2クール、前半戦12話、これにて終了。
流石、信頼と安心のボンズですわ。ただアニメの尺に調整するだけでなく、上手い具合にオリジナル要素も混ぜていく構成が大変良かった。
やっぱりこういうファンタジーの方がアニメになったときのインパクトは大きいよな。
原作が始まった頃はラブコメ主流の時代だったから浮いている感があったのは否めないけど、ここにきてファンタジーの需要が再び高まってきているタイミングでアニメを放映出来たのは僥倖だった。
いや、需要が高まってきたからこそアニメ化に踏み切ったのかもしれんけど。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
エピソードリンク
・第11話「偽りの姫君」
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