【アニメ感想】ハピネスチャージプリキュア! 最終話「愛は永遠に輝く!みんな幸せハピネス!」
「みんなが幸せハピネスなら、それが一番だよ!」
みんなに幸せフルフルチャージ!!
アバンは前回の映像そのままでフォーエバーラブリー誕生シーン。うーん、クオリティ高いカットでもなかったから、別にリピートしなくても良かったのに……。
勿論、OPは普通にあります。
さて、激突するフォーエバーラブリーとレッド。笑顔で愛を説きながらガチで殴ってくるラブリーは相手からしたら恐怖なのでは……。
どんなに否定しても愛を貫くラブリーにレッドは押されていく。
ラブリーの力で鏡からは解放されたプリンセス達だったけど、最終決戦には参加せず。2年連続でピンクだけでの決着となったか。
戦闘はAパートで終了し、Bパートは丸々エピローグ。
レッドがブルーの兄と明らかに。元々、地球と惑星レッドは兄弟星だったそうな。今になって開示する設定ではなくね?
レッドは再び自分の星を再生させることを決意。ブルーとミラージュはそれをサポートするために地球を去ると宣言。
地球を守るために残ると決めて半泣きのファンファン可愛い。
そして世界に平和が戻った。ひめは卒業まではこちらに残ることにしたそうで。いおなとイチャイチャすんなw
ファンファンはゆうゆうの頭上が定位置になったのねw
ファントムへの変身能力は残っていたようで、エプロン付けて、ゆうゆうから料理を教わってましたね。凄い和む絵面だわ……。
3幹部達の本来の姿もそれぞれ登場。オレスキーは警察官、ホッシーワは保母さん、ナマケルダは過去に恋愛で痛い目を見たサラリーマン。
ナマケルダを見て、ひめが最後ので「ですぞ」を言うシーンは感慨深い。
増子さんが元幹部としてナマケルダさんにインタビューしてたけど、あんなことしたらナマケルダさんが職場でいじめられないか心配ですぞ。
他にも35話のゲストのおばあさんが登場。更に、オレスキーのシーンで画面の手前をしれーっと、劇場版ゲストのつむぎが走り抜けていって吹いた。良いねぇ、こういう知っている人にだけ判るネタ。
ブルーがめぐみ達に残していった愛の結晶。それぞれに使い道を考えるけど、めぐみと誠司さんは大切な人が見付かったら渡そうと言う。
寄り添う2つの結晶。それはきっと、そう遠い未来のことではないのだろう。
最後にはラブリーからキュアフローラへのバトンタッチスペシャル映像が。スーパー戦隊みたいだなw
この映像、Blu-rayには収録されるんだろうか。
この映像があったため、『Go!プリンセスプリキュア』の1話の予告は無かったな。普通の番宣しかなかった。
総評
そんなわけで、みんなに幸せフルフルチャージな10周年記念にあたるシリーズ第11作、9代目『ハピネスチャージプリキュア!』テレビシリーズ全49話+単独映画1本でした。
リアルタイム視聴率48/49。
結論から言うと、凄く良い材料が揃っていただけに非常に惜しい作品であったと思う。スタートダッシュは神がかってたんだし、もっともっと面白く出来た筈なんだよな……。
先にネガティブなことを書き切ってしまおう。
・10周年を謳った割には作画の低クオリティ回が目立ってしまった。
・本作のウリだったCGによるフォームチェンジと恋愛要素ががっつりやれたとは言い難い結果。
・プリカードにレジェンドのカードを用意したが玩具以上の意味が無かった。
・フォーチュンが最初から登場していたため追加メンバーとしてのインパクトが薄くなってしまった。
・各国でプリキュアが活躍しているという設定を活かしきれなかった。
・どうしても監督が同じ『ハトプリ』と比べてしまう。
・スターダストシュートやツインミラクルパワーシュートという神バンクが後半、全く使われなくなった。
そうなんだよな。提示された要素が凄く良かっただけに、「あそこをああすれば良かった」って部分が多くなってしまったか。
評価部分は、
・10周年記念お祝いメッセージ。
・鏡を敵味方共通のアイテムとした点。自分自身を映すものってことは自分次第で良いものも悪いものも映るってことか。
・年間連動アイテムであるプリチェンミラーによるお着替えをほぼ最後まで使えた。
・プリンセスの変身バンクの格好可愛さ。
・フォーチュンに叱られたい。
・誠司さんとかいうぐうイケメン。
・キャラソンの圧倒的出来の良さ。
Sランク率は22%。『ドキプリ』のときは14%だから、勝ってる筈なんだけど、あっちの方が盛り上がった気がするのはストーリーが進行するにつれて盛り上がっていったからだな。
次は『Go!プリンセスプリキュア』。もう今から漲りまくりですわ。
燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:S-
エピソードリンク
・第48話「憎しみをこえて!誕生!フォーエバーラブリー!」
コミカライズリンク
・プリキュアコレクション ハピネスチャージプリキュア!
関連書籍リンク
・ハピネスチャージプリキュア! オフィシャルコンプリートブック
・佐藤雅将 東映アニメーションワークス
イベントリンク
・ハピネスチャージプリキュア! 10th ファンミーティング
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません