映画 プリキュアスーパースターズ!【感想】
「降り注げ、輝く希望の星!プリキュアスーパースターズ!!」
先輩の背中がでっけぇ。
概要
今回は程良い時間帯にレイトショーがあったので、安心して予約出来ましたね。
入場ゲートのお兄さんに、一瞬来場者特典に手を伸ばして、「あっ、ちゃうわ」みたいな反応をされたのがハイライト。ミラクルライトワンチャン……(´・ω・`)
さて、春映画が直近3世代限定の出演となってから2作目となる今年。昨年は『オールスターズ』からの移行ということで、CGアニメという爆弾をぶち込んできたわけですが、今年は至ってオーソドックス。雰囲気としては『NS』シリーズが近いのかな。
あっ、今作で春映画10作目なのか。
スタッフは『スイプリ』映画の監督を務めた池田洋子さん、脚本に米村正二さんという布陣。米村さんはオールライダー系の春映画が無くなったからこっちに来たんじゃないかと噂されていて草。
プリキュア界隈では米村さんといえば『スマプリ』のシリーズ構成なわけですが。今改めて見たら、米村さんって『スマプリ』の脚本、半分も書いてないんだな。
総作監は香川さん、作監に為我井さんと小松さんという鉄壁の布陣。
ガイダンス
いつものミラクルライト使用法。まさかの人間態の長老が解説役である。予想外過ぎる……。
ちなみに今回のミラクルクローバーライトははぐたんがクローバーの花畑から適当に生み出した模様。超強引かw
導入
はぐたんのお花畑デビューにやって来たはな達。雨の中、合流の遅れたさあやとほまれを待つ間に眠ってしまったはなは5歳の頃の思い出を夢に見る。
公園デビューってのはよく聞くが、お花畑デビューとは一体……。
さあやとほまれは2時間も待たせたので帰っちゃったかと思ったと言っていたが、プリハートに電話機能無いのか……?玩具では電話機能が付いているが……。
ウソバーッカ
突如、はな達の前に現れた怪物。キャストは俳優の北村一輝さん。特にヘタクソというわけではなかったんだけど、昨年の山ちゃんが上手過ぎた所為でどうにも霞んでしまう。というかデザインがテレビシリーズで1話で倒される敵にしか見えないような……。
色んなウソをベースにした技は面白かったですね。ウソ突き、ウソッパチ、ウソぶく等々。
慣性の法則を利用してウソバーッカを投げ飛ばすアンジュ。ちびっこが「慣性の法則って何?」って言っていて草。
ウソに騙されてさあやとほまれを捕えられてしまったはなは、他のプリキュアを探して協力することに……。
クローバー
アイルランドのダブリンを旅行で訪れた5歳のはなが出会った不思議な異世界の少年。前に出過ぎず、かといって空気にもならない良い立ち位置のキャラでしたね。
尺の都合か、前年に続いてゲストキャラが住む世界の描写は最低限。他に住人がいたのかもよく理解らない。
そこは深く掘り下げるところではないだろうけども。
キラキラ☆プリキュアアラモードチーム
『プリアラ』最終回での出会いは踏まえられているのか。ただ、あれってキラパティ最後の日の話だったと思うが、その辺はどうなんだろう。いや、出張販売中だったみたいだから何かのイベントで復活していたところだったのかもしれんが。
台車に乗って走っていくはぐたんを追いかけるはなの横に颯爽と現れるいちかの格好良さよ。
先代と当代の主人公が出会って背景が白くフラッシュする演出、懐かしいな。去年ってあったっけ。
魔法つかいプリキュアチーム
子育てエピソードで盛り上がってるの笑うでしょ。
変身バンクは無かったが、久し振りにサファイアスタイルが見れたのが嬉しい。ルビーとトパーズは出番無し。
最早、酷使されるピンクトルマリンさんが天丼ギャグの領域になってきてる……。
プリキュア達は次々と捕らわれていき、3世代の主人公と妖精だけが残される形に。
捕らわれた組
あきらさんがさやあに壁ドンしとる……。壁無いけどな……。3世代方式が来年も続くなら、是非来年も壁ドンやっていただきたいw
はーちゃん先輩と呼ばれてご満悦のはーちゃん可愛い。
決戦
はなをクローバーの元に向かわせるため、変身出来ないのに場を引き受けてくれるみらいといちか。先輩の背中、でっけぇ。
ウソバーッカは闇の鬼火となり、禍々しいゴーレムのような姿へ。良かった、ウソバーッカのまま決着だったらどうしようかと。
今年は前半では変身バンクをカットし、後半に持ってくるという構成だった。なかなか見ないパターンじゃない?前半と後半で1回ずつやるか、前半でだけやるかが基本構成だと思うが。
やっぱり春映画で見る先輩達の変身バンクはドチャクソ格好良いんだよなぁ。もうジュエリーレのBGMなんて鳥肌を立たせることしか出来ない。
『はぐプリ』の変身は大画面で見るエフェクトがひたすらに美しい。
バンク以外で動いているアレキサンドライトスタイルとアラモードスタイルは非常に貴重と思われる。フェリーチェ、ほんと美しいな……。
バトルはもうちょっと各人の動きが見たかったかなー。ちょっと尺が短かった気がする。すぐにフィニッシュしてしまったっぽい。
妖精達がミラクルライトを振るシーンでは、サイズの関係かハリーは頭に乗せているだけ。振れよw
エンディング
やっぱりクローバーとはお別れか。エールの涙と光が戻った世界からのエンディングが期待通り、しんみりして最高に気持ちよかった。昨年の秋映画のエンディングとはまた方向性の違った気持ち良さである。胸にじんわりクる。
パンフレット
よーしよし、『キュアぱず』の広告が半ページ載ってるぞ。新カードの先行公開は無かったけど、「映画公開記念イベントもやってるよ!」の文言が。
『キュアぱず』の広告が見たいがためにパンフレット買ったまである。
まとめ
キービジュの棒立ち感を見たときは大丈夫か……と思ったけど、蓋を開けてみれば初心に返ったかのような安定感のある春映画だったという感じ。
何といってもちゃんと世代を越えたプリキュア同士の絡みが沢山見れたのが嬉しかったですねぇ。クロスオーバーしてナンボやでぇ……。
作画はえげつないというレベルではなかったが、全編を通して非常にキャラデザに忠実な絵になっていて有り難かった。ドストレートに美少女なんだよなぁ……。
特に『まほプリ』総作監の為我井さんが参加してるから、みらい達は特に忠実だったように思う。はーちゃんがやたら美人だった。
あっ、春映画でCG映像がほぼ使われなかったのって史上初じゃない?殆どの春映画ではOPなりEDなりがCGだったこともあって、ここまで使ってないってケースは初めての筈。『DX1』ってどうだったっけ。
遂に2年毎に登場するのがお約束になっていたエコーさんの出番が無かった。ここは『キュアぱず』に登場させてカバーしてもええんやで。
そして15周年記念作と銘打たれていた秋映画は『映画 HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア』に決定。10/27公開。成程そうきたか。同時に初代主題歌のアレンジバージョンも流れていた模様。
ルミナスの姿は無いが、ブラックとホワイトは『MaxHeart』仕様なのか。まぁ今後のモデルの使い回しを考えるなら『MaxHeart』仕様で作っておいた方が安牌なのは確かか。
この雰囲気なら『プリアラ』客演は無さそうだな……。
監督は宮本さんか。またフルCGをふんだんに使った映像になるっぽいが、かといって全編CGというわけにもいかんでしょうよ。そうなった時に映像の切り替わりをどう表現するか……。
『ドリームスターズ』の時のやり方は一発ネタだから許されるようなもんだと思うんだけどな……。
鷲尾さんの言っていた映画に爆弾が埋まっているってのは秋映画の予告のことだったんだな。映画本編の中にあるんじゃないのかよw
来年は路線継続かしら。歌にフィーチャーする方向が2年で終わったので、この路線も2年だけという可能性はある。
そのままならミラクルスターズかウルトラスターズかシャイニングスターズか……。
燃:A+ 萌:S- 笑:A 総:S
CDリンク
・映画 プリキュアスーパースターズ! 主題歌シングル(2018/03)
関連書籍リンク
・プリキュア新聞 2018年春号(2018/03)
映画リンク
・映画 プリキュアドリームスターズ!(2017/03)
・映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!(2017/10)
・映画 HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ(2018/10)
・映画 プリキュアミラクルユニバース(2019/03)
本編リンク
・HUGっと!プリキュア 第6話「笑顔、満開!はじめてのおしごと!」
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「映画プリキュアスーパースターズ! 」主題歌シングル | |
「映画プリキュアスーパースターズ! 」主題歌シングル
Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M) 2018-03-13 |
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