【ラノベ】緋弾のアリアⅩⅩⅨ 盟約の諜侯【29巻/感想】
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち
━━やめるな、ミザリー。笑われようと、恥ずかしかろうと、描きたいものを描け。
描いてるものが型破りでもいいじゃないか。それを許容してくれる、どこまでも自由なものがマンガってもんだろ?それが出来る平和な世の中は━━俺が銃を手に、守るから。
2018年8月の新刊。約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はまさかのここにきてアリア。10周年だからってこともあるんだろうか。まぁ、いやらしくおへそなんか見せちゃって。
サブタイは「エスピオナージュ」と読みます。
さて、Nの構成員が潜んでいると思しき女子高への潜入任務に久し振りにバスカービルのメンバーが集結。キンジは勿論そのまま潜入出来る筈もなく、またもやクロメーテルの姿に。
今回は口絵ピンナップにも登場したクロメーテルさん、ただの美少女なんだよなぁ。表紙もクロメーテルで良かったのに。
BATSUGUNの女装スキルを発揮するキンジ。未だかつて、ここまで素直にキンジが褒められる展開があっただろうか……。
クロメーテルの正体を知った時のみんなのリアクションが完全にコントでほんとすこ。
そんなキンジだけど潜入任務中でも勉強出来る内はやっておきたいだなんて、なんて努力家なんでしょう。いやまぁ生命が懸かってる話ではあるのだが。
目の前にバスカービルの女子達が揃ってるのに誰も選ばずに1人でヒスる道を選ぶキンジ。扉の向こう側ではアリア達が聞き耳を立ててる状態でヒスるとか完全にド変態プレイですやんか。
最近はすっかり「不可能」という単語が出たら、アツい流れになるのが確定していて嬉しい。「不可能なら━━可能だッ」っていの決め台詞になりつつあるな。
女子高編は1冊で決着かと思いきや、もう少し続く模様。もうきゃっきゃした日常生活パートは望めなさそうだけど……。
後書きによると、このシリーズ、1巻打ち切りの可能性があったらしい。当時のMFと言えば最低でも3冊は出してもらえるという印象だったものだがなぁ。
『AA』が完結したと思ったら、今度はビッグガンガンでレキのご先祖様の活躍を描く『フェンリル』とかいうのが始まるらしい。『アリア』とも『アリスベル』とも繋がるらしいので、これは楽しみ。
そうか、もうかれこれ10年やってるのか、このシリーズ。思えば遠くまで来たもんだ。
冬には記念スペシャルブックも出るそうで、これは買わなきゃだな。これはもうこの勢いでもう1回アニメ化しても良いのでは?
燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・緋弾のアリアⅩⅩⅧ 絶島の珊瑚礁(2018/05)
・緋弾のアリアⅩⅩⅩ 茉莉花を追え(2018/12)
著者リンク
・チアーズ! 3巻(2018/09)
スポンサーリンク
緋弾のアリアXXIX 盟約の諜侯 (MF文庫J) | |
赤松 中学 こぶいち
KADOKAWA 2018-08-25 |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません