【ドラマ】重版出来！　第１話【感想】

（いつか私もあの一本を━━━━あの時感じた心が震える瞬間を。新しいこの場所で、今度は誰かのために━━）

2016年４月からゴールデンタイムに放送されていたドラマ。漫画原作。「出来」は「しゅったい」と読みます。
タイトルだけは以前から知っていたんだけど、アマゾンプライムでたまたま発見しまして、編集部のお話なら面白そうかなと。
初回は15分拡大枠。

新卒で大手出版社の興都館に入社した主人公、黒沢心は週刊バイブスの編集部へ配属されて……。
和田編集長、阪神の勝敗で機嫌がガラッと変わるとか、キャラクターとしては面白いけど、実際にいたら終わっている上司だな……。

先輩について訪れたのは超大御所作家、三蔵山龍（みくらやま・りゅう）先生の自宅。この人、完全に『ジョジョの奇妙な冒険』でお馴染みの荒木先生がベースになっているのでは……。
演じるのは小日向文世さん。つい最近『いぬやしき』のアニメ版を視たので運命を感じるｗ

10年もくすぶっているアシスタントからの心無い言動で、筆を折りかけることになる三蔵山先生。ネットに一切触れてこなかったところからの２ｃｈ系の誹謗中傷は堪えるだろうな……。

しかし、この神原とかいうアシスタント、10年もお世話になっておきながら逆恨みもいいところだな……。ドクズやんけ。

心の閃きで復活を果たす三蔵山先生。あっ、誹謗中傷のダメージがデカかったんじゃなくて、自分でデッサンの狂いに気付いていなかったことが辛かったのか。てっきり一部の心無い声から立ち直るのかとばかり……。
単に復活するだけでなく、いきなりデジタルに移行するとか、フットワーク軽過ぎィ！

初回から新人が挫折も無く活躍し過ぎな気がしないでもないが、結構楽しめましたね。勢い任せのギャグが良いな。「ぶっ潰せー！」じゃねーよｗ

そんな具合で『重版出来！』でした。出版社内での部署間での軋轢なんかも見せてくれそうで楽しみですね。

燃：A-　萌：B+　笑：Ａ　総：A+

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