【映画】騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー【感想/ネタバレ】
「予告する!」
「国際警察の権限において!」
「俺たちの騎士道、見せてやる!!」
概要
2020/02/08公開。『スーパー戦隊MOVIEパーティー』と称して『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』と併映。
昨年の『ルパパトキュウ』はVシネクスト枠だったので、厳密な意味でのVS映画は2017年の『ジュウオウジャーVSニンニンジャー』以来になるのか。
東映さんが2020年の映画計画を年末分まで出した時に無かったから、戦隊の映画は夏までお預けと思っていたので素直に嬉しい。
これまでは尺が映画にしては短く特別料金となっていたが、今回は2本立て構成のため通常料金に。
スタッフは渡辺監督に荒川さん&香村さん脚本。荒川さんの名前があるのは『キラメイジャー』側で参加しているからだと思っていたが、クレジットはそれぞれ別でこちらにも名前があったので書いていた模様。
あれか、香村さんは『ヒーリングっど❤プリキュア』のメインライターでもあるから立ち上げ作業で、こっちの脚本に注力出来る状態ではないという判断なのか。
時系列は『ルパパト』は勿論本編終了後として、『リュウソウジャー』はマックスチェンジャー入手後ということくらいしか判らないか。
ガニマ・ノシアガルダ
ギャングラーの残党。ゴーシュがステイタスクインティプルの実験台として牢に閉じ込めていた。
ゴーシュが死んでしまったので、そのまま放置されたいところをクレオンに発見され、シャバに復帰。
このガニマ、全身にゴリラ、ライオン、タイガー、シャーク、エレファントの意匠を備えており、更に武器にはキューブ状のパーツが付いている。何でこのタイミングで『動物戦隊ジュウオウジャー』モチーフなんだ……。
クレオンはガニマを素体として、グリフォンマイナソーを生成。ガニマのタフネスは並ではなくマイナソーに生命力を吸われてもピンピンしている。
ドルイドン側はクレオンのみ出演。
今回はガニマが騎士竜達をお宝として金庫に閉じ込めてしまい、彼等を救出するために戦うというのが大きな軸となる。
ギャングラーは金庫に入れたものの能力を使用出来るので非常に厄介。捕まった騎士竜はティラミーゴ、ディメボルケーノ、モサレックス、パキガルー、プテラードンと全員喋れる個体ですね。ティラミーゴ以外にも僅かながら台詞が。
快盗と警察
少しだけとはいえ、ドグラニオとの戦いが終わった後、皆がどう過ごしていたのかが判って良かったですね。
圭一郎と咲也は平常運転といった感じだったが、非番中にじゃがとんのガシャポンを鬼のように回しているつかさェ……。ガシャマシンに抱き着いてレアが出ないと嘆いているのは完全に不審者なんだよなぁw
怪盗達のルパンコレクション回収は続いている様子。そのためか、大切な人達とある程度距離を置いているみたい。透真は結婚していてもおかしくなかったのにな……。
魁利が事務所として使っている建屋、ボロボロで人が住んでいそうには見えなくなかった……?いや、あそこで寝起きしているのではないのかもしれんけど。
咲也と初美花の関係はびっみょ~に進展しているような。良かったねぇ良かったねぇ。
過去に一言では語り尽くせないドラマがあったことを匂わせる透真とつかさに穏やかじゃいられないカナロの下り、ほんとすこ。
3つの戦隊の架け橋として動くノエルのキャラの便利さよ。要所要所で全く意味の無いアクションしていてワロタ
ただただやりたいだけのやーつ。
オト
登場人物の多い映画だから出番が無くてもおかしくなかったのに、初美花と絡んだり、騎士竜との別れに涙したりと随分とオイシイポジションである。実質ヒロイン枠なのでは……。
クレオンに一撃入れていたのも印象的でしたね。
グッドスリー
初美花の親友である詩穂が描いた漫画。書店には既に単行本が3巻まで並んでおり、どうやら順調に漫画家デビュー出来た様子。良かったねぇ、良かったねぇ。
表紙から察するに三色の怪盗が活躍する漫画っぽい。
始まりのリュウソウル
あったな~、そんなアイテム。昔、リュウソウ族と友誼を結んだアルセーヌが宝物を交換し合ったという。そうしてアルセーヌの手元に来たのが、この始まりのリュウソウルだったとのこと。
まさかここで番組開始当初のキャンペーンアイテムが出て来るとは……。
このソウルに快盗のソウルを注入し、ルパンレンジャーソウルに。
救出されたティラミーゴが「生きてるって感じ」って言っていて吹く。何しれっと、この後の布石を置いとんねんw
決戦
あちゃ~、名乗りは全部バンクか~。こういうシーンは新撮にしてほしいとあれほど。とは言いながらも久し振りのルパパトの名乗りはテンション上がっちゃう。
主題歌は両方のものが使用されたので、そこは大変満足です。
いつもの武器の使用が封じられているわけでもないのに使い慣れていない武器で戦うメリットって皆無だと思うんだけれども、何故か皆の武装を交換して戦う流れに。
リュウソウピンク+トリガーマシンクレーン&ドリルの愛称がベストマッチ過ぎるw
スーパールパンイエローとスーパーパトレン2号も初登場。2号の方は完全にギャグ演出でしたね。咲也らしくて良き良き。
アーマーの重さをカルソウルで軽減して使いこなすというのが面白い。
巨大戦は無かったが、綺麗にまとまっていたし無問題かな。
まとめ
EDは無く、クレジットのみ。
戦隊の垣根を超えたやりとりだけでなく、『ルパパト』のアフターストーリーとしての側面もきっちり押さえられていて満足度が高かったですね。
そうそう、こういうので良いんだよ、こういうので。おーい、ウチの会社の無能上層部見てるー?こういうのをシナジー効果って言うんだぞー?
パンフレットのリュウソウジャーのインタビューを読むと、皆がテレビシリーズのラスト3話が凄いみたいな話をしている。いやいや、こんなところでハードルを上げてくるんじゃねぇよ……w
同時上映の『キラメイジャー』は別記事で。
燃:A+ 萌:A 笑:A 総:S
同時上映リンク
・魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO(2020/02)
本編リンク
・騎士竜戦隊リュウソウジャー 第44話「試されたキズナ」
シリーズリンク
・ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー(2019/05)
・魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー(2021/04)
映画リンク
・騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!(2019/07)
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