なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る
うさぎさんは二階級特進して英霊となった。
もふもふ!うさぎさんもふもふ!
2013年4月の新刊。約1週間半の積み。野崎さんが8ヶ月振りにメディアワークス文庫に登場。
イラストの戸部さんはガガガ文庫『人類は衰退しました。』新装版のイラストとか描いてる人か。
電撃文庫だと『お留守バンシー』とか『絶対少年』ノベライズとか。
前作『2』が、これまでの集大成っぽい作品だったからか、今回は今までとは作風が異なっている……と思う。
大学の自治会に所属する主人公、波多野ゆかりは、ある日、人の縁を結んだり切ったりするうさぎさんと出会う。ゆかりは人語を解するうさぎさんの手伝いをすることに……という連作短編集。
うさぎさんの手伝いをする中で、ゆかりは人の縁の様々な在り方を知っていく。
ゆかりとうさぎさんが各話毎に、色んな人の縁に関わっていく形で物語は進行。うさぎさん可愛いようさぎさん。
普通にDSで遊ぶうさぎさんワロタ
粗筋にハートウォーミング・ストーリーとか書いてあるけど、嘘つけ、どうせラストで引っ繰り返すんだろ?と思いながら読んでたら、本当にハートフルだったでござる。特に自転車作る話のラストがハートフル過ぎてチ〇コもげた。
うさぎさんが良い味出していてなぁ。野崎さんのギャグセンスとナイスな調和を見せてる。
それと眼鏡を上げる仕事w
いくらでも続刊出来る内容なんだけど、続き出るのかなぁ。3巻くらいまでは読みたいが。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・なにかのご縁2 ゆかりくん、碧い瞳と縁を追う(2013/09)
著者リンク
・[映]アムリタ(2009/12)
・舞面真面と仮面の女(2010/04)
・死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~(2010/10)
・小説家の作り方(2011/03)
・パーフェクトフレンド(2011/08)
・2(2012/08)
・独創短編シリーズ 野崎まど劇場(電撃文庫、2012/11)
・know(ハヤカワ文庫JA、2013/07)
・バビロン Ⅰ -女-(講談社タイガ、2015/10)
・HELLO WORLD(集英社文庫、2019/06)
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