仮面ライダーアギト 最終話
「人の運命がお前の手の中にあるなら……俺が……俺が奪い返す!!」
激突するアギトバーニングフォームと地のエル。一度撃破するものの、地のエルは謎の青年の力を得て復活。
追い掛け、第2ラウンドへと突入するが、風のエルも現れ、苦戦。遂にシャイングカリバーが折れてしまう。
やっぱり戦隊やライダーで武器が壊れたときの絶望感って凄いものがあるよね。
氷川は香川県警へと帰る飛行機に乗らなかった。このまま帰ることなど自分には出来ない、と。
小沢さんと共にアギトを倒しに向かうGトレーラーを襲い、強奪。何だかんだで、黙認してくれる北條が好きだw
変身が解けてしまった翔一の前に駆け付けるG3-Xとギルス。ここで氷川は大量自殺者の原因が青年にあることを知る。青年の口ぶりだと、いずれ蠍座以外の人間も自殺することになるみたいだな。
ここで1stED。2体のエルとの激突。風のエルはG3-Xとエクシードギルスが撃破。地のエルはアギトが撃破。
青年にもライダーキックをぶち込み、空がえらいことに。
青年は沢木の前に現れ、もうしばらく人間を見守ることにすると残し、去っていく。
沢木は与えられた力を失い、眠りについた。
そしてエピローグ。1年後。G3ユニットは発展し、G5ユニットとなっていた。指揮を執るのはちょび髭を生やした尾室。完全にネタ扱いw
人員も大幅に増え、小沢さんと氷川は殆ど英雄扱いらしい。氷川は捜査一課に、小沢さんはロンドンの大学で教授をやっている。
焼肉を食べに行くのは恒例行事となっているようだが、あの人数に奢るのは相当の出費なんじゃ……。
ロンドンの大学で小沢さんは好き放題やっている様子。三十分も授業に遅れちゃ駄目だろw
仕事で挨拶に寄った北條と嫌味の押収。何だかんだで、この2人って仲良いんじゃ……。別れ際に2人が浮かべる笑顔が印象的。
久し振りに登場した真島は医大を目指して勉強中。その傍ら、真魚に勉強を教えたりしている。
涼は相変わらず。偶然出会った子犬を胸に入れてバイクで走り出す。走行中にすっぽ抜けたらやばくね?
エルを倒した後、行方不明になっていたように思われた翔一だったが、全然そんなことはなく、レストラン「アギト」を経営していた。1年で自分の店を持てるようになるのか!
彼の満面の笑みをラストカットにして終了。非常に綺麗な終わり方でした。
可奈の出番が無かったのが残念。翔一を手伝っているシーンがワンカットでも良いからあれば良かったのに。
総評
そういうわけで、平成ライダー第2作『仮面ライダーアギト』全51話+劇場版1本+テレビスペシャルでした。
『クウガ』とはかなり作風が変わり、この時点で既に現在の平成ライダーの基礎は出来ていたのだな、という印象。最近のシリーズに比べて、放ったらかしの伏線が少なかったのは好印象。皆無ってわけではなかったのが心残りだけど。
やっぱり井上脚本がメインだと特に気にならないんだよなぁ。他の脚本家さんとの親和性が最悪なだけで。
結局出て来なかった火のエル。『ディケイド』でン・ガミオ・ゼダやパラドキサアンデッドが出た時点で、みんな期待した筈なのに何故か出て来なかった不思議。何故バッファローロードを火のエルにしなかったんだ……。
今後『ディケイド』で出て来たりするのかな……。
謎の青年は沢木には人間を見守ると言ったけど、他の人には何も言わずに消えたわけで、翔一達はアンノウンが出なくなった理由を知らないんじゃね?
何や知らんけど、アンノウン出なくなって平和だな、らっき!みたいな状態なんだろうか。
燃:S- 萌:B 笑:B+ 総:S
エピソードリンク
・第50話
ノベライズリンク
・小説 仮面ライダーアギト
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