【ラノベ感想】バブみネーター
著:壱日 千次 イラスト:かとろく
「世界がディストピアになる中、それを糧にママと雛姉にオギャるのもまた一興よ……!!」
バブバブ、アーイ!
MF文庫J2017年9月の新刊。約6日の積み。『三千世界の英雄王』を3巻で完結させた壱日さんが半年振りに復活。
もうタイトルの時点でずるいw
あれ、帯を外すと何だか脚が変な方向に曲がってませんか……?
年下の義母、綾音と義姉、雛と同居することになった高校生の主人公である一徹。『バブみライフ』に浸り切っていた彼の前に現れたのは未来人の少女ララァで……。
これは一徹がひたすら姉と母にオギャるためにたゆまぬ努力をする物語である。そんなこと言ってもちょっとくらいは、お母さんとお姉ちゃんがヒロイン化するんじゃないの……と思うところだが、最後までバブバブア━━━━イ!である。
母と姉で勃起することを避けるため敢えて一緒に入浴するのを避けるなんて、完全に修羅以外に何者でもないでしょ……。
サービスカットのチャンスをフルスイングでぶん投げる姿勢すこ。一応、口絵には補填のサービスカットはあるが……。
そうそう、壱日さんにはこういう最高に頭のおかしい話を書いてほしかったんだよなぁ。一応、未来から来たヒロインがいるのでシリーズ展開するための要素として仕込んであるのかと思いきや、ただのストーカーの嘘なのかよwwwwww何だこのどんでん返しwwwww
最早、狂気を感じる。
恐らく一発ネタなんだと思うが、最後2ページの気持ち良さが尋常じゃない。清々しいほどのハッピーエンドである。
もしかして『三千世界の英雄王』の児山さんを膨らませて出来たネタだったのかな。
次は2017年10月に新作『魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。』。
燃:B 萌:A 笑:A+ 総:A+
著者リンク
・社会的には死んでも君を!(2010/11)
・ひきこもりパンデモニウム(2013/08)
・魔剣の軍師と虹の兵団(2015/01)
・三千世界の英雄王 厨二じかけの学園都市(2016/07)
・三千世界の英雄王3 女帝と剣帝(2017/03)
・魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。(2017/10)
・俺のお嬢様と天使と悪魔が生徒会で修羅場ってる!(2018/10)
・勇者よ、たのむからオレでなく魔王さまに惚れてくれ! 絶体絶命の魔軍参謀(ファミ通文庫、2018/10)
・朝日奈さんクエスト センパイ、私を一つだけ褒めてみてください(ファミ通文庫、2020/04)
・転校してきた北欧美少女が、肉便器になることを想定して備えている(カクヨム、2020/09)
・五人一役でも君が好き(МF文庫J、2021/07)
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バブみネーター (MF文庫J) | |
壱日千次 かとろく
KADOKAWA 2017-09-25 |
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