【ボーダー】僕を遺していく君と、君を忘れられない僕と【感想】
著:竹井 10日 イラスト:鳥羽 雨
「何かをすり下ろしたリンゴが食べたいです……」
「リンゴをすり下ろしたやつじゃなくて!?」
東京こうていわ(挨拶)
LINE文庫2019年12月の新刊。約3日の積み。LINEノベル掲載作品。
LINE文庫にあの竹井さんが登場。一体どんなテンションの作品なのか……。
舞台は遺伝子工学の進んだ近未来。女子高生のアスカはある日、何かから逃げるように現れた少年を拾う。キョウと名付けた少年の世話を始めるアスカだったが……。
てっきり普段のラノベのノリは鳴りを潜めているのかと思いきや、バキバキにいつも通りじゃねーかwwww
てっきり終始しんみりしたテイストなんだとばかり……。
ぽきゅって首を傾げるリアクションほんとすこ。
いつも通りの竹井さんということは中盤からの怒涛のシリアス展開も健在で。まぁ、アスカかキョウのどちらかが死ぬんだろうなーということは容易に予想がつくんだけれども、その前にキョウの方に更にしんどい要素を乗せてくるとは……。
全体の構造を見ると、みんな好きそうな泣ける恋愛ものといった作品なんだけど、いつもの竹井さん節が強いので、肝心のシリアスパートに入るまでに脱落する人もいそうじゃない……?大丈夫……?
燃:C 萌:B+ 笑:A 総:A
著者リンク
・東京皇帝☆北条恋歌(スニーカー文庫、2009/02)
・10歳の保健体育(一迅社文庫、2010/06)
・彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ(講談社ラノベ文庫、2011/12)
・ここから脱出たければ恋しあえっ <1>(スニーカー文庫、2012/05)
・愛だ恋だを取り締まる俺に、春がやってきたので無秩序 1巻(スニーカー文庫、2014/09)
・誉められて神軍1 新宿市国(講談社ラノベ文庫、2016/11)
・魔導GPXウィザード・フォーミュラ(スニーカー文庫、2017/04)
・完璧美少女な天才ショタがダダ甘お姉ちゃんと業界仰天のゲームを創りながらゲーム作りの怖いお話を聞かされています!(講談社ラノベ文庫、2019/08)
・肉の原見さん(MF文庫J、2021/06)
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