【ラノベ感想】誉められて神軍1 新宿市国【1巻】
やはり、お姉ちゃんという存在は、弟が好きすぎて、思考回路がちょっとおかしい。
がをがを~(挨拶)
講談社ラノベ文庫2016年11月の新刊。約1日の積み。『彼女がフラグをおられたら』の完結から僅か2ヶ月。早くも竹井さんの新シリーズが始動。イラストは引き続きCUTEGさんが担当。
特に新シリーズ始動に合わせたキャンペーン等は無い模様。
『がをられ』のサブタイも含めると超長いタイトルに慣れた今となっては、このサッパリしたタイトルは逆に違和感がある。キャッチーさも相対的に弱くなってるかな。
今回はちゃんと巻数表記がある模様。『がをられ』はそこが超判り難かったからな……。
表紙には、いきなり主人公である零が登場。これは予想外。今回ちょっとだけ硬派寄りってことなんだろうか。
描かれているのがメインヒロインにしか見えないが、これは本巻では中盤以降に登場する零の育てのお姉ちゃん、舞姫ゼネット。何故、最初から登場している幼馴染みの姫鞠(ひまり)ではないのか……。
いや、そりゃお姉ちゃんキャラが正ヒロインだったら嬉しいけど。竹井さんは高確率でお姉ちゃんを出してくれるから嬉しいですね。
舞台は突如ファンタジー世界の要素を上書きされてしまった日本。そこで元の日本の記憶を持っている零は、世界がこうなってしまった理由を突き止める力を手に入れるために軍での出世を目指すが……。
勿論、零の周りには女の子の軍人しかいない。一応、軍上層部からは軽んじられている人員が割り当てられたというような説明はあるがw
1巻の時点で既に大量のヒロインがいるが、まだ暫くは増えるだろうな。
世界がおかしくなったのは何なんだろうな。またまたグリモワールが絡んでいるのかしら。そもそも仮想世界の可能性も。流石に2連チャンでやると顰蹙を買うかもしれんが。
後書きによると新しい挨拶は「誉められてしんぐんわ」。ほぼタイトル丸々入ってんじゃねーか。
次回から使おうと思います。
略称は『誉め神』。
そんなわけで新シリーズスタートです。最初からギャグ少なめで戦記部分を押し出していくつもりなのかしら。
何にせよプロローグで語られている神への戦いを描けるところまでやれると良いな。高校生のくるみ子が登場するかと思っていたが気のせいだったでござる。
燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・誉められて神軍2 富士帝国への道(2017/03)
著者リンク
・東京皇帝☆北条恋歌(スニーカー文庫、2009/02)
・10歳の保健体育(一迅社文庫、2010/06)
・彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ(講談社ラノベ文庫、2011/12)
・彼女がフラグをおられたら 冥土の土産よ、最期に卒業式のことを教えてあげるわ(講談社ラノベ文庫、2016/09)
・ここから脱出たければ恋しあえっ <1>(スニーカー文庫、2012/05)
・愛だ恋だを取り締まる俺に、春がやってきたので無秩序 <1>(スニーカー文庫、2014/09)
・魔導GPXウィザード・フォーミュラ(スニーカー文庫、2017/04)
・完璧美少女な天才ショタがダダ甘お姉ちゃんと業界仰天のゲームを創りながらゲーム作りの怖いお話を聞かされています!(講談社ラノベ文庫、2019/08)
・僕を遺していく君と、君を忘れられない僕と(LINE文庫、2019/12)
・肉の原見さん(MF文庫J、2021/06)
イラストリンク
・この中に1人、妹がいる!(MF文庫J、2010/08)
・うちの魔女しりませんか?(ガガガ文庫、2011/01)
・アイドライジング!(電撃文庫、2011/02)
・ココロコネクト <1>(ファミ通クリアコミックス、2011/05)
・私とあなたの青春革命。(電撃文庫、2012/07)
・マジカル・デスゲーム1 少女は魔法で嘘をつく(ファンタジア文庫、2014/03)
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