【ラノベ】世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 5巻【感想/ネタバレ】

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著:月夜 涙 イラスト:れい亜

「ルーグ兄さんって、普段はかっこいいのにたまにそういうおじさん臭いこと言うわよね。セクハラよ?」

言われてちょっと傷つくルーグ可愛いw
2020年9月刊行物。約2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。『回復術士』8巻からは隔月刊行。

表紙はルーグと女神。女神、わっるい顔しとるな~w
また表紙に出してもらえなかったマーハだけど、今回はピンナップを片面独り占めしているのでヒロインとしての面目躍如といったところか。

さて、3体の魔族を屠ったルーグだが、このまま事が順調に進むとは思えない。以前から準備を進めていた通信網の確立で更に柔軟な対応が可能になっていって……。
ガチで街と街を繋ぐ通信網を整えちゃうのは流石に笑うわw
この準備のために忙殺されていたマーハが段々病んでいっているように見えて心配だったが、ルーグとデートしてストレス発散出来て良かった良かった。
今回のマーハの挿絵はグッときましたね。

ルーグがイルグとして生きていた時代、タルトとマーハはルーグと一緒に眠る時にこっそり自分を慰めていたらしい。は~~~~~~~?なんやそのドチャクソえっちなシチュは~~~~~~~~~~~????薄い本が厚くなり過ぎるんだが~~~~~~???????

相変わらずルーグの作る料理が旨そうで困る。料理パートを読んでいると、これ何の小説なんだ……って気分になるなw
そんなルーグが今回はトウアハーデを陥れようとしてきた相手を逆にハメるため、女装を駆使して相手の懐へと近付いていくことに。めちゃくちゃ美人で笑うしかない。『回復術士』の主人公ケヤルの女装も美人だったんだよなぁ。月夜さんの性癖なんだろうか……。

転生後、初めてルーグにコンタクトをとってきた女神。ペコちゃん顔腹立つなw
何かルーグの役に立つものを届けてくれるらしいのだが、事前に知らせておかないと見逃してしまうかもしれないようなものって一体何なんだろう。
更に女神によるとディア、タルト、マーハは本来の歴史では若くして生命を落とす運命にあったらしい。この本来の歴史が概要を聞いただけでも鬱々としたものでなぁ。うーん、辛い。

何故、魔族はわざわざ勇者やルーグのいるアルヴァン王国内で活動するのか。勇者が1人しか存在出来ないのは数多くの人間の魂を寄り集めた存在であり、そう簡単に作れないからという理由もどうにも引っ掛かるし、もしかして女神に上位存在がいるように魔族側にもそういった存在がいて、何か指示を出しているんだろうか。

今回も魔族を1体狩ることに成功。が、魔王復活に必要な【生命の実】は完成してしまった。一旦キープすることになったが、これは一刻も早く破壊しないと絶対ヤバいやつでしょ……。色々と調査したいのは理解るが、ロクな事にならねーってばよ……。

次は2021年1月に『回復術士』9巻、3月に『暗殺者』6巻。

燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 4巻(2020/04)
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 6巻(2021/03)

著者リンク
回復術士のやり直し8 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2020/07)
回復術士のやり直し9 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2021/01)

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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する5 (角川スニーカー文庫)

角川スニーカー文庫

Posted by お亀納豆