【特撮】仮面ライダーギーツ　第１話「黎明Ｆ：ライダーへの招待状」【感想／ネタバレ】

「さぁ、ここからが━━ハイライトだ」

令和ライダーも早くも４作目か。武部Ｐの陣頭指揮の元、メインライターに高橋悠也さん、パイロット監督に中澤さんを配置。
高橋さんはちょっと頻繁に来過ぎなのが気になるのと『ゼロワン』のお仕事５番勝負等のグダりが記憶に新しいので手放しで喜べる状態ではない。

ＯＰカットで開始。物語は主人公、浮世英寿（うきよ・えーす）が仮面ライダーの資格を与えられるところから始まる。
自身が既にライダーになる事を知っていた様子だが……？

Ａパートは２号ライダーに変身する予定の桜井景和（さくらい・けいわ）の視点にシフト。彼の視点で視聴者も『ギーツ』の世界観に入っていく形か。
景和は根っからの善人という感じで、就職活動も上手くいかない様子。面接で世界平和とかふわっとした事を言うのはアカンわ……。

景和の姉、沙羅も登場。景和の悩みを聞いてあげる役所になるんかな。なお、演じる志田音々さんは『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で鬼頭はるか／オニシスターを好演中の志田こはくちゃんの実姉である。
何かのコラボで邂逅することはあるだろうか……。

桜井姉弟が食事をしていると突如店に入り込んできた和装ジャマト達。今年は和のデザインで、かつ戦闘兵は徹底的にコストカットした衣装とするのかと思ったら、どうやらこれは開催中のゲームの世界観に合った格好をしているということらしい。

ジャマト出現時には現実世界上にゲームエリアが生成され、出入りが出来なくなるってことか。景和は姉と引き離されて逃げ惑う内に、セレブインフルエンサーである鞍馬祢音と出会って一緒に逃げることになる。

ジャマトから人々を守ってライダー達が鎬を削るデザイアグランプリ。既にスタートから半年が経過しており、当初は30人以上いたライダーは残すところ３名。
このシーンのためだけに30以上のクレストをデザインして使い捨てたのか……凄ぇな……。

現状の生存者は、

・浮世英寿／仮面ライダーギーツ
・吾妻道長（あづま・みちなが）／仮面ライダーバッファ
・豪徳寺武（ごうとくじ・たけし）／仮面ライダーシロー

の３人。
なお、勝ち残った最後の１人はデザ神（しん）と呼ばれ、望みの世界を創ることが出来るらしいが……？デザ神はダセぇなｗ
ゲームナビゲーターのツムリは要所要所で顔を出しているので地味に出番が多い。

ゲームのポイントはジャマト撃破、人命救助等、様々な行動で稼げるっぽいので、敵や困っている人々をそっちのでライダーバトルとはならないのかしら。その辺を無視するダーティなプレイヤーも出て来るかもしれんけど。

今年の目玉、誰もが格好良いと思うベルトを目指して開発されたデザイアドライバー。ベルトの左右にレイズバックルというアイテムをセットしてフォームチェンジ。
バックルにはきちんとしたフォームチェンジ用と右側へのセットにのみ対応しているアームド用がある。

全ライダーがこいつを使うと明言されているが、流石に本当に放送終了までこのドライバーのみってことはないんじゃないかなぁ。例外は出て来そう。
『鎧武』の戦極ドライバーや『エグゼイド』のゲーマドライバーよりは使う人数が多い感じになるのかしら。

中央には各ライダーを示すＩＤコアがセットされているんだけど、これ、玩具的には個別認識が無いそうな。戦極ドライバーのフェイスプレートにはあった仕様なので、コアとバックルの組み合わせはあくまでも見た目の変化だけなのね。

このエントリーフォーム、真っ黒で簡素なデザインの素体という扱いで、現状全ライダー共通の模様。なので新しいライダーを出す際には取り敢えず頭部だけ用意してしまえばいいという。
バックルを使うことで瞳に光が入るという仕組みが良いな。
モヤるのが媒体によってエントリーフォームとエントリーレイズフォームで表記がブレているところ。どっちかにちゃんと統一してくれい。

現状気になるのが９月発売予定のバックルが少ないこと。アームドバックルを含めると十分な数ではあるんだけど、あからさまに数合わせでデザインもテキトーなのでイマイチ魅力を感じないんだよな。
そうなるとフォームチェンジ用のものはマグナム、ブースト、ゾンビの３種しかないことになる。そのくせ、既に発表されているライダーは７人もいるわけで。うーん、どうなんだろ……。
これ、パワーアップアイテムは左右ワンセットのバックルが出て来るんだろうか。それ何てジオウライドウォッチⅡだよ。

景和と祢音を助けたのは仮面ライダーシローアームドアローであった。シロクマなのはまだしも眼のデザイン、完全にふざけてるよな……。多人数ライダーだからこそ許されるデザインじゃんね・。
持っている弓は仮面ライダーザモナスの武器の塗り直しらしいので、それもアームド系のしょぼさを助長してるよな……。

シローは景和達を助けることに気を取られて倒されてしまう。１話退場説が濃厚だったが、思っていた以上にあっさり消えたな……。
光になって消滅したのは死んだってことなの？

バッファは最初からゾンビフォームで登場。いかにも敵です！といったビジュアルで格好良い。チェーンソーみたいな武器ゾンビブレイカーは素直な格好良さだわ。
ただ、イマイチ道長のキャラとマッチしていないような。バッファの見た目と道長の声の高さの嚙み合わせがあんまり良くないのかねぇ。
キャスト紹介順からすると祢音が３号なので、恐らく４号である彼の先行きがどうなるのか気になるな。

英寿はすぐには戦いに参加せず、頃合いを見計らって参戦。ブーストレイズバックルに紐づいているらしいバイク、ブーストライカーで出撃。
サロンでくつろいでいるシーンではコンシェルジュのギロリも登場。現状はいる意味ある？みたいな状態だけど、どういう動きを見せるのか……。

英寿はギーツマグナムフォームに変身。手でキツネの形を作って、そこから指パッチンに持っていく変身、気障でかっけー。
専用武装はマグナムシューター40X（フォーゼロエックス）。
和装ジャマトを蹴散らした後はブーストフォームにチェンジ。右のバックルは上半身のチェンジと見せかけて頭部のクラッシャーも一緒に変わるのね。これは地味にスーツ管理が手間そうだぞ……。

上空に現れたモンスター戦艦みたいなバケモノは城ジャマトというそうな。あれもジャマトなのか……。
城の内部をバイクで大暴れした後はブーストマグナムフォームにチェンジ。更にドライバーを180度回転させてリボルブオン変身、マグナムブーストフォームに。
この上半身と下半身の武装を入れ替えるリボルブオン変身、ギミックとしてはかなり面白いんだが、どういう活かし方が出来るのかよく理解らない。バックルを差し替える手間を省いてフォームチェンジがスピーディーに出来るってことかぁ。
１クールが終わる頃には使わなくなってそうｗ

ライダーキックはブーストライカーが変形したキツネと一緒に。どう見てもギーツ専用のバイクなんだけど、他のライダーが乗ることもあるんかいな。
戦いが終わった後、ブーストバックルは勝手にどこかへ飛んでいった。本日から公開されている変身講座によると、ブーストは力が強過ぎて一度しか使えないそうな。都度入手する必要があるってこと？

そしてゲームの勝者はギーツとなり、世界は創り直された。景和達の記憶はリセット、ジャマトが破壊した街も元通りに。不気味な仮面の男は一体……ゲームマスター？
早くも新たなゲームが始まる。ツムリは次々とスカウトをして、ライダーを増やしていく。景和と祢音の元にも……。
景和はＩＤコアに触れた途端、記憶が蘇っていたので起こった事象が無かったことになったわけではない様子。

道長は退場したわけではないけど、英寿が勝者になったということは勝利条件さえ満たせば、必ずしも他のライダーを倒さないといけないわけではないのか。
そんな道長は新たにツムリにスカウトされていた。記憶がリセットされていたようではあるが。待てよ、もしかしてアバンの英寿の意味深な台詞ってもしかして、以前に負けたことがあるが記憶が奪われていないということなんだろうか？

最後にＯＰを流して終了。じっくり聴きたい曲っぽいので楽しみ。
おっ、法則性のあるサブタイじゃーん！好き！この感じだと26種のアルファベットをおおよそ２回ずつ使う感じかな。

そんな具合で新たな伝説『仮面ライダーギーツ』スタートです。まだ爆発的に面白いとは感じてないが、期待感はめちゃくちゃあるぞ。
多分そうだろうとは思っていたが、プリキュアと戦隊に続いてライダーもアマプラでの見放題配信が開始。良かった良かった。

『リバイス』アニメ３話が配信開始。デッドマンズの実写パートが一番面白かったのはいいのかそれで……という気持ちになる。八条院君、爪痕残そうとし過ぎなんだよなぁ……。
オルテカの失笑とアギレラの冷たいコメントがほんと良いｗ
３人ともデッドマンズの衣装をこれだけのためにわざわざ着たのかしら。アフレコブースで撮ってたみたいだが、何かのついでなんだろうか。
スーツアクターさんに続き、望月Ｐまでアニメ化。百瀬ＡＰとテテさんに無理矢理出さされたって言ってたけど、本当は満更でもないんやろ～？

『仮面ライダーBLACK SUN』が2022/10/28よりアマプラで配信開始とのこと。何とレーティングは18＋（成人向け）らしい。おっとこれはワクワクしてきたぞ。日曜配信じゃないも嬉しいね。

燃：A+　萌：A-　笑：A-　総：A+

エピソードリンク
・第２話「邂逅Ⅰ：宝さがしと盗賊」

配信リンク
・仮面ライダーギーツ制作発表
・仮面ライダーギーツ　第１話「黎明Ｆ：ライダーへの招待状」オーディオコメンタリーバージョン

前番組リンク
・仮面ライダーリバイス　最終話「あくまで家族、いつかまた会う日まで」