【ラノベ】転生ごときで逃げられるとでも、兄さん? 黄金の少年期:貴族決戦編 Web版【感想/ネタバレ】
著:紙城 境介
さようなら。
人並みの幸せよ、さようなら。
今までありがとうございました。
もう二度と会うことはないでしょう。
人の心が無い。
続刊の望みが潰えそうなので、ひとまずWebで読める分はチェックしようかと。大きくいくつかのパートに分けられているので、章ごとに感想を書くつもりです。
さて、仲間と引き離されてしまったジャック達。3つのチームに分かれて、悪霊術師達の攻略を進めるが……。
命懸けの戦いの中でひとつ上のステージへとステップアップしていく仲間達。えげつない引きをした割には真っ当な展開だな~と思うじゃん?
そこからの妹ちゃんとの再会ですよ。は?フィルが?妹ちゃん???そもそもジャックと婚約したフィルという女の子は最初から存在しなくて、全部妹ちゃんの演技だったの?演技というよりは仮想人格を前に出していたってことなのか。精霊術は1人につき1種類の原則はどうなってんだろ。
殺される展開でも辛いけど、これはこれで心を抉ってくるぜ……。
その妹ちゃんによって、とっくの昔にジャックの両親は殺されていて。その他大勢の人達も含めて妹ちゃんの精霊術によって哲学的ゾンビとなって動いていただけでした~☆ってあまりにも人の心が無い……(´;ω;`)
実は哲学的ゾンビには伏線があって、この人達は一人称で描写されていなかったという種明かしが。あ、あああああ~~~~~~~!!視点をあっちこっち振るな~とは思っていたが、そこから仕掛けだったのか~~~~~~~~~!!や、やられた~~~~~!!こんなの富士ミスじゃん……。
てっきりジャックがフィルと婚約したのがブチギレトリガーとばかり思っていたので、フィル=妹ちゃんなら一体何がトリガーなんだよ……。種類に問わずジャックを愛する人がいる時点でNGですって無理ゲーじゃんそんなの……(´;ω;`)
そうか、ジャックがメキメキと頭角を現してきて、周囲の人から向けられる好意も増してきたのが駄目だったのか……。
ジャックの前世の名前が結城京也だと明らかに。今まで伏せていた理由がいまいち理解らんな。妹ちゃんの名前は未だに伏せてあるけど……。
そしてジャックは妹をその手にかける。この悪魔はフィルではないと。しかし、そう簡単に割り切れるわけもなくて、ジャックの心は……。
何やねんこの展開、おぞまし過ぎるやろ……。
次章は一気に時間が飛んで7年後の模様。次の時代が決着の時になるのかな。
でもどうすんのこれ。殺してもまた転生するんだろうし、魂の根源まで根こそぎ消滅させるしかないんかな……。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:S
エピソードリンク
・転生ごときで逃げられるとでも、兄さん? 3巻(2022/04)
・転生ごときで逃げられるとでも、兄さん? 因果の魔王期:あの日の扉を開くために Web版
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