【ラノベ】仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて 3巻【最終巻/感想/ネタバレ】
著:望 公太 イラスト:しの
「確かに大人の恋愛は、好きなだけじゃやってけない。でも、たぶん……好きじゃなきゃやってけないですよ」
2024年2月の新刊。約4日の積み。5ヶ月振りの新刊。
密やかに続けられている春彦と桃生さんのペアリング。お互いに惹かれながらも気持ちに正直になってしまったら、この関係は終わってしまう。そう理解しつつも、春彦の思いは溢れ出して……。
一度はきっぱりと春彦との関係を終わらせた桃生さん。でも、ペットとしてお迎えした爬虫類にハルヒコと名付けるわ、寂しいという感情が無い爬虫類になりたいと涙を流すわと切ないにも程があるやろ……。何でそんな自分に厳しくしちゃうのぉ……?
半ばヤケクソ気味の春彦の告白良かったよな。もう言うっきゃないやろがい!って感じで。
桃生さんのお母さんが、実はおばあちゃん=育ての母だったことが判明。それは予想出来んかったな~。
何はともあれ収まるべきところに収まって本当に良かった。
このニッチな内容からすると3巻終了は妥当に思えるが、エピローグや後書きの口振りからすると、まだ書きたかったことがあるっぽいね。
総評
そんな具合で尖り過ぎた性癖を浴びせかけられるスニーカー文庫『仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて』全3巻、これにて完結。足掛け8ヶ月。
スニーカー編集部の懐の広さをこれでもかと見せつける仕上がりとなっていて、まさにオンリーワンのラノベでしたね。望さんにはこのまま性癖を研ぎ澄ませていってほしいですねw
コミカライズはあんまりチェックする気無かったんだけど、望さんがしっかり関わっているみたいなので、1巻くらいは買ってみようか。
燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて 2巻(2023/09)
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