【ラノベ】世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 2巻【感想/ネタバレ】
著:月夜 涙 イラスト:れい亜
「うわぁ、ルーグってこうやって女の子を落とすんだね」
2019年7月刊行物。約3週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
あっ、表紙でまたマーハがハブられてる……(´・ω・`)
さて、アルヴァン王国のしきたりにより魔力持ちが通う学園へと入学したルーグ達。そこには勇者エポナも入学してきており、ルーグは将来の暗殺のために懐に潜り込もうとするが……。
ディアは学園の制服を着る時はポニーテールにするのね。これはこれで可愛いが、髪型が変わると誰か判らない……w
使用人用の制服のタルトも可愛いぞ。
ルーグが長男と書かれているってことはルフは姉だったのかな。まぁ、亡くなったので繰り上がりでルーグが長男と扱われてるのかもしれんけど。
今回もディアに与えられた新しい戸籍は別の用途のために用意されていたと記述されているので、後々何か触れられる要素っぽいね。
2度目の人生で幸せを掴むと決めているルーグは女の子達の転がし方も手慣れたものである。マーハにはたじたじになるかと思ったが、いつの間にかきっちり優位に立てるようになってますね。
トウアハーデの秘密を知っているのは王家の他に公爵家も。これもいずれ出て来るんだろうな。厄介な相手じゃないといいのだが。
ルーグ達のクラスメイトになった貴族ノイシュ。嫌味を飛ばしてくるような奴かと思ったけど、存外頭のキレる良い奴っぽい。魅力的な男キャラもちゃんと出してくれるのが良いぞ良いぞ~。
男装をして入学してきた勇者エポナ・リアンノン。どうやら、既に勇者の存在は危険視されているようで。
単純に強いという感じではなくて、あまりある力を制御し切れていない爆弾といった様子。
この雰囲気だと世界が滅ぶのはエポナが世界に絶望して大暴れしたとか、そんな展開の結果なのかな。
この世界では魔王どころか魔族ですら勇者しか殺せないとのこと。しかし勇者はたった1人なのに対して、魔族の数が多過ぎる。
確かにエポナが大暴れすれば、いずれ魔王と魔族は根絶やしに出来るかもしれないけど、それでは到底人類の救済にならんよな。どうにも歪なシステムのように思えるけど……。
オーク・ジェネラルが最期に残した勇者の本物(オリジナル)という言葉も気になる。
いやしかし、この世界のオークの設定、ガチガチのガチだから困る。18禁ゲームの世界観のノリなんだよなぁ。
学園は魔族の襲撃により前倒しの長期休暇に突入。いずれまた学園編に戻るのかしら。
絵師後描きのディアのウインク、めっちゃ可愛いですね。
次は2019年11月にこちらの3巻、12月に『回復術士』7巻、2020年4月に『暗殺者』4巻、7月に『回復術士』8巻、9月に『暗殺者』5巻、2021年1月に『回復術士』9巻、3月に『暗殺者』6巻。
燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+
シリーズリンク
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する(2019/02)
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 3巻(2019/11)
著者リンク
・回復術士のやり直し6 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2019/07)
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