【漫画】文庫版 武装錬金 vol.Ⅰ【感想/ネタバレ】
作:和月 伸宏(わつき・のぶひろ)
(掌握!決意!そして咆哮!!その名称━━━武装錬金!!)
2017年6月刊行物。2003年から2005年にかけて週刊少年ジャンプで連載されたバトル漫画。本作に関する知識と言えば、ヒロインの顔に大きな傷があることとアニメ版の主題歌『真っ赤な誓い』がめっちゃアツいということくらいで。
ある日突然、あ、読みたいと思い立って買ってきました。文庫版は電子化していないが、書き下ろしがあるということで文庫版を選択。
ホムンクルスと呼ばれる怪物に襲われてしまった高校生、武藤カズキは生命を落してしまう。そんなカズキはホムンクルスと戦う戦士である斗貴子さんから心臓の代わりとなる核鉄を与えられて甦ることに。
カズキは持ち前の正義感から世界の裏側に潜むホムンクルスとの戦いに足を踏み入れていく……。
思っていたよりもノリが軽い部分が多いのと、カズキが気持ち良いほどのまっすぐさの持ち主だというところに驚いた。
その一方で緊迫感のあるシーンやエグいシーンもきっちり魅せてくるバランス感が良いよね。
戦いの中で急速に成長していくカズキと彼を教え導く斗貴子さん。顔に傷があるデザインってどうなんだろうって思っていたけど、余裕のあるお姉さん感がつよつよでかなり良い……。
セーラー服に黒ソックスというのもそそりますねぇ……(ニチャア
斗貴子さんがカズキのことをどんどん好ましく思っていく過程がちらちら見えるのがほっこりする。このまま落ちちゃうのも時間の問題そう。
カズキの妹まひろも可愛いよな。ナースコスがえっちだ……。ちょっと抜けてるのも可愛い。
カズキの武装錬金に銘が与えられるのはまだ先になるのかな。斗貴子さんのバルキリースカートがかっちょいいし、カズキのにも良い感じのネーミングを授けてほしいよな。
核鉄にはそれぞれナンバーが振ってあるのね。後々意味出て来るんだろうか。
誇り高い鷲尾との戦いは4話構成で。前編から中編①って流れおかしないか?3話構成で構想していて途中で、あっ、これ3話で収まらない!ってなったんだろうかw
現状ではボスポジションの蝶野もしっかりキャラ立ちしていて面白いよな。しっかり殺人もしてる悪役なんだけど、感情移入させられてしまうというか。
描き下ろしは『武装錬金アフターアフター』。何よアフターアフターってw
既にアフターがあるっぽいな……。
ネタバレにならない程度の短編かと思いきや、ゴリゴリにネタバレ有の後日談っぽい感じであった。しかも続きもの。
うーん、なかなか面白いじゃないの。続きも読んでいこ~。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・文庫版 武装錬金 vol.Ⅱ(2017/06)
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