ソードアート・オンライン010 アリシゼーション・ランニング

ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)
著:川原 礫 イラスト:abec

「ようこそ、我らが《プロジェクト・アリシゼーション》へ」

2012年7月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。『アクセル・ワールド』11巻からは3ヶ月振りか。
隔月刊行をやめたのは、アニメ開始月に合わせるのが主な目的らしいけど、スケジュール的にも、そろそろ厳しくなってきているらしい。でも、この次は連続刊行なんだよな……。何だよ、いけるじゃんw

表紙はキリトさんと、彼を指導する立場の《上級修剣士》ソルティリーナ先輩。今度のヒロインは綺麗なお姉さん系か!と思ったら、大して出番無かった件
流石に、そろそろ男だけの表紙はまずいという空気になったのだろうか。口絵にも、大して出番の無い女子が良い扱いで登場していたり。

裏表紙には出番の無いシリカとリズベットのデフォルメキャラが。可愛いですね。
今回は殆ど書き下ろしらしいんだけど、どこで、その記述を見たんだったか思い出せない。

さて、暫くはアンダーワールド内でのキリトさんの活躍のみが描かれるのかと思いきや、冒頭では、明日奈達が行方不明になったキリトさんを捜す様子が描かれる。
前巻で、何故キリトさんがアンダーワールドの中に放り込まれていたのかという部分が明らかになる。

ひたすら説明パートが続くんだけど、個人的には前巻で謎だった部分が大分明らかになって非常にスッキリしましたよ。説明読むの楽しいです(^q^)

遂に、ナースの安岐さんがイラストにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!と思ったけど、コレジャナイ感が凄かった。うーむ、もっと柔らかい感じの人を想像してたんだけども……。

続いては、ザッカリアに辿り着いたキリトさんとユージオの様子が彼等を見守る謎の存在によって語られる。
キリトさんも、この存在の声を時折聞いているようなのだが、一体何者なのか。

そして、あれよあれよと時間は過ぎて2年後。ヒロインと、うふふきゃっきゃするわけでもなく、ひたすらにストイックな展開が続く。
で、またもや出て来る『AW』っぽい要素。っぽいっていうか、はっきり「シンイ」って言ってたしな。
それに、記憶のブロック云々の話にしても、ブレイン・バースト強制アンインストール時の記憶喪失を思い起こさせるよなぁ。

次は2012年8月に『アクセル・ワールド12 -赤の紋章-』。予告の「思わずペロペロしたくなるアバター」って表現に吹いたw

その後は、10月に『ソードアート・オンライン プログレッシブ』1巻。
え、《アインクラッド》攻略を第1層から描く新シリーズって、どういうことなの……。

燃:A+ 萌:A- 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
ソードアート・オンライン009 アリシゼーション・ビギニング(2012/02)
ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>(2012/10)
ソードアート・オンライン011 アリシゼーション・ターニング(2012/12)

著者リンク
アクセル・ワールド11 -超硬の狼-(2012/04)
アクセル・ワールド12 -赤の紋章-(2012/08)

電撃文庫

Posted by お亀納豆