【関連本感想】仮面ライダーエグゼイド公式完全読本
「子供のときの俺、めっちゃ可哀想」
2017年12月発行。
毎年出ているシリーズなんだけど、『エグゼイド』は例年から頭一つも二つも飛び抜けた出来だったので読みたいなーと思って買いました。
取り敢えず『アナザー・エンディング』公開までには読んでおかないとね。表紙のレベル1のポーズじわるw
ページ数としては100ページちょいしかないんだけど、文字が細かいのでかなりの読み応えとなっている。
プロデューサーとメインライターの対談に始まり、キャスト、監督、スーツアクター等々、これでもかと関係者が語る制作秘話が詰め込まれている。
日向審議官のインタビューまであるとなんてまぢ。永夢にとっては恩師だけど、劇中では存在感薄かったのにな……。
ってか審議官のインタビューがあって、院長のインタビューは無いのかよw
章タイトルが本編のサブタイを意識したものになっているところがあるが、テレビシリーズよりちょっとオシャレになっていてイラっとするw
高橋さんが三条陸さん以来の、玩具展開をストーリーに活かしたいと言ったライターだったって話、ほんと有り難い。
『エグゼイド』は全編に渡って玩具が欲しいと思わせる作りだったし、販促期間が終わったアイテムも上手く使っていたもんな。
ニコが2代目レーザーになるかもしれなかったって話には驚いた。でもライドプレイヤーでもあれだけ強かったんだから、ライダーになったら手に負えなくなっていたのでは……。
あー、でも本当の意味で命を張っていたわけじゃないから逆に弱さが露呈したかもしれん。
マキシマムゲーマーのスーツは最初ベルトに手が届かなかったけど、段々スーツが柔らかくなってきて届くようになったって話すこ。
大我が時々やっていたお辞儀ダブルピースってエアクオーツっていうのか。ただのクッソふざけたピースってわけじゃないんだな……。
しかも、それをやりながら言った言葉を強調する意味があって、どちらかというと皮肉とか、そういう感じで使うものらしい。
妹の結婚式で連発していた俺ェ……。
だから大我が使っていたのは全然キャラに合っていないものなんかじゃんかったんだな。「ミッションコンプリート」って言いながらやってたのはただのピース的な意味で使っていたんだろうけど。
諸田監督は結構厳しいこと言ってるな……。東映の監督はみんな怖い、みたいな話も聞くけども……。
上堀内監督、ほぼ同い年やんけ。そんな人があんな凄いものを作っているのに俺ときたら……(´;ω;`)
やっぱりクリスマスの貴利矢退場がショックだった子供達が全国に沢山いた模様。ちびっこ達にとってガシャコンスパローがゲンムに奪われて登場し続けた事はどう映っていたのだろうか。
同じエピソードが別々の視点から語られているのも面白いな。
一連の裏技シリーズも勿論紹介されていて、これが本編と連動していたり、『アナザー・エンディング』の前日譚になっていたりするというからズルい。
裏技をまとめたBlu-rayとか出してくれないかな。
これから公開される『アナザー・エンディング』も気になる書き方がされていて困る。これは是が非でも劇場に足を運ばねばなるまい。
俺の場合、それを逃すと数ヶ月遅れのアマゾンプライム待ちになってしまうのでなぁ。
Vシネで本当にラストってことが強調されているが、ノベライズは確実に出るでしょ?いや、ノベライズはキャストの仕事には関係無いから理解らないではないけど。
うーん、とは言っても平成ライダー20作記念で何かしらレジェンドの出番はありそうだけどなー。
燃:A+ 萌:B- 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー
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