【ラノベ】ぼくたちのリメイク Ver.β【感想】
著:木緒 なち イラスト:えれっと
「ラケットを持って、打ち返しても……いいですか?」
別ルートも
ぜってえ、
なんとかするっっっ!!!
2019年8月の新刊。約6日の積み。5ヶ月振りの新刊。
タイトルが発表された時には短編集か何かかと思ったんだが、蓋を開けてみればスピンオフという扱いで、恭也が過去に戻らなかったら……という世界を描く。
偶然、河瀬川さんと出会った就職活動中の恭也。あれやこれやという間に彼女の勤めるサクシードソフトに入社することになり……。
舞台が変わっても恭也のやることは基本的に変わらないわけで。
恭也が配属された第13開発部は開発部とは名ばかりの雑用担当部署。そこで彼が大人しく燻っている筈もないんだが、何でや、毒にも薬にもならない仕事で給料が貰えるなんて最高やろがい。
いや、フィクションでそんな話されても困るけどもw
恭也は開発業務を行う前提として、事務仕事を効率化していく。おい、見てるー?ウチの会社の上層部ー?こういうのを効率化って言うんだぞー?口で効率化って言うだけなら近所の小学生でも言えるぞー?
部長の格好良さに痺れるなど。どう見ても中高生をメインターゲットにしていません。本当に有り難うございました。
こちらは本編に比べて、ものづくりの楽しさや厳しさよりも会社という組織の中で自分は何がしたいのか?ということにフィーチャーする作りになっているということかしらん。
というわけで1冊だけのボーナストラックかと思いきや、普通にこっちも続くんですね。
河瀬川さんがヒロイン!これで勝つる!!と思ったが、どうもそう簡単にはいかなそうでござるぞ……。
いや、俺達の恭也さんならぜってぇ何とかしてくれるに違いないぜ!
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・ぼくたちのリメイク6 アップロード日:9月1日(2019/03)
・ぼくたちのリメイク7 ものをつくるということ(2019/12)
・ぼくたちのリメイク Ver.β 2巻(2020/06)
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