【ドラマ】女王の教室 最終話【第11話／感想／ネタバレ】
「今をもっと見つめなさい」
いよいよ最終回。冒頭の和美がやっていたナレーションがクラスメイト全員バージョンに変わるのいかにもラストって感じで良いね。
さて、ぶっ倒れた真矢。どうやら食事や睡眠の時間を惜しんで生徒達の見張っていたようで。
真矢の暮らすアパートには生徒１人１人の情報をまとめたファイルが大量に保管されていた。
流石にこれは長期間続けるのには無理があるやり方なのでは……。複数人で行うならともかく……。
教育委員会からの裁定もあり、学校に来なくなってしまった真矢。そんな真矢を釣り出そうと援助交際の真似事をしてしまう子供達だが、マジで怖いお兄さん達がフィ━━━━ッシュ！してしまって、さあ大変。
案の定、真矢が駆け付けてくれるが、流石の真矢も多対１では簡単に勝つことも出来なくて。あの真矢が弱っている姿なんて一度も見たことがない子供達からしたら、さぞやショックなことだろう。
翌日、最後の説教をしに来る真矢。敢えて１話の説教と被るような言葉を選んでいるっぽいね。
担任の立場を既に剥奪されているので、流石にここが限界か。校長、卒業式まで真矢が学校にいられるようにと進言したり、他の学校を紹介しようとしたりとやるじゃない。
かくして真矢は子供達の前から去った。和美達は真矢の教えを胸に、残りの学校生活を送ることに。
和美は再び私立を受験しようという気持ちに。
面接の練習の際にはお父さんがどさくさに紛れて、家族への気持ちを吐露したりも。お父さん、めっちゃ良いこと言ってるんだけど、浮気疑惑が完全にスルーされたまま終わっちゃったな……。
あの態度からすると、ちゃんと関係を清算したんだと思うが。
時は流れ卒業式。何とここで由介のお母さんが登場。こっそり真矢が捜してくれていたとのこと。タタッキーを渡して卒業式くらい出ろと説教するとか先生……(´；ω；`)
おい、油断してたところに涙腺をハンマーで直殴りしてくるんじゃねぇよ。
忘れ物のパソコンを取りに来て、という名目で卒業式の日に真矢を学校に呼ぶ校長。粋なことするねぇ。
誰もいない職員室で生徒の名前を読み上げながら、集めたデータを静かに消していく真矢の姿はどこか神聖なものすら感じる。
相変わらず憎まれ口を叩く教頭も生徒達の成長ぶりを見て真矢を認めた様子。何やねん、最終回で皆、一気に株を上げてくるじゃない。
真矢が来ていることを知った和美達は教室に駆け付ける。６年３組だけの卒業式でもう涙腺が限界ですわ。
誰や、どさくさに紛れて先生と結婚しても良いって言った奴ｗ
真矢役の天海さん、このシーンで鉄面皮をほぼほぼ崩しちゃ駄目ってキツ過ぎじゃない？メンタルが鋼過ぎるでしょ……。
『仰げば尊し』の破壊力が尋常じゃないのに。
そして新学期。それぞれの新しい日常が始まっていた。天童先生、分かり易い真矢のフォロワーになっていて草。そのスタイル、いつまでもつかな……？
見事私立に合格した和美。あっ、１話冒頭のしょうもない夢オチ、ここに掛かってたのか。エモいやん、そんなん……。拙者、最終回で１話を思い出させる演出大好き侍なのでなぁ。
由介から貰ったタタッキーを通学鞄に入れてるのか。外にはみ出してたけど、いつか落とすやつやで……。
登校中、偶然真矢に出会った和美は「I LOVE YOU」の芋を持つ挨拶「アロハ」を告げて走り去っていく。
見送る真矢の表情には確かに笑顔が浮かんでいて……。は？？？ここでＥＤ流れるの最高に気持ち良いんだが？？？？？
今までＥＤは本編がきっちり終わってからＥＤ用の映像と共に流れていたので感慨もひとしお。これまではメイキングで天海さんの笑顔は流れていたが、真矢として笑みを見せるのは初めてで、エモエモのエモと言わざるを得ない。
最後はいつものダンス。今更だけど真矢の後ろで踊ってる人達って劇中のキャストじゃなくて、このダンスのためのキャストなのか。
ばっこんばっこん涙腺やられた上で言うのもアレなんだけど作品の性質上、感動路線で終わるよりも真矢という大きな壁を乗り越えて成長したぜ！という勇ましい終わり方の方が合っていたんじゃないかという気もする。
これで終わりと思った？残念！まだスペシャル版が残っているので総評はそちらが終わってからですね。
燃：Ｃ 萌：A- 笑：Ａ 総：S-
エピソードリンク
・第10話
・エピソード１ 堕天使
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