【特撮】仮面ライダーゼロワン 最終話「ソレゾレの未来図」【第45話/感想/ネタバレ】
「絶対に乗り越えられる……心があるって判ったんだから!!だって……俺達は仮面ライダーだろ?」
OPカットで最終回開始。
激突する悪意と悪意。屋上を埋め尽くした武器を手に取り、ぶつかり合うアークワンと滅アークスコーピオン。
おいおい、アタッシュカリバー何本造ったんだよ……。2人で2本ずつ同時に4本使ってなかった?前からそんなに本数用意してあったのかな……。
戦いは途中で屋内へ。あっ、辺りに散らばってる武器の演出は最後まで引っ張れたなかったのかなw
あれ、オーソライズバスターもあったのに使わず仕舞だった?不遇アイテムという印象があるよね……。
高橋君と砂川君のぶつかり合う熱演、カロリーが半端無いなぁ。1年間、色んなものを背負ってここまで来た2人と思うと感慨深い……。
ゼアの中で父と対面した或人は今一度心の強さの大切さを知る。父から託されたのは新しいゼロワンドライバーとライジングホッパープログライズキーリアライズver.。
やっぱり劇中ではゼロツードライバーはゼロワンドライバーには戻せないっぽいな。
これで或人は仮面ライダーゼロワンリアライジングホッパーへ変身。黄色の軌跡に加えて、青色の光の軌跡も描くようになっていたけど、外見は特に変わっていないのかな。
しかしOPタイトルにも絡めたフォーム名エッモ……。
また1話のバトルを思い出させる光の軌跡を描くバトルスタイルが良いよね……。拙者、最終回で1話の思い出をぶっ込んでくる演出大好き侍なのでなぁ。
ゼロツーには変身せず。割を喰いまくった最終フォームになったなぁ。
滅は破壊せずに絶滅ドライバーだけを壊した或人。彼は再び飛電インテリジェンス社長としてヒューマギア事業の拡大を目指して飛び立っていく。
OPと共にそれぞれの未来図が垣間見えるエピローグがんぎぼぢぃいいいいいいい!!
新しい人工衛星を打ち上げるって言ってたが、またそれが争いの火種にならんだろうな……。
垓はサウザンドライバーを修復。さうざー増えていてワロタ
亡はA.I.M.S.の技術顧問に。
最後まで何かをこじ開けてる不破さん、ほんと草。無職になってしまったんだろうか……。
滅と復元された迅は世界に悪意が芽生えないように監視する、新しい滅亡迅雷.netを立ち上げた。
滅の新しい衣装、めさめさオシャレやん……。
姿を現す伊藤英明さん演じる謎の男エス。アズから渡されたゼロワンドライバーのリデコ、エデンドライバーと謎のキーで仮面ライダーエデンに変身した。
アズはイズと同じコスチュームから魔女然とした衣装に。彼等が延期している夏映画の敵になるんだろうな。
或人はイズのボディを復元。勿論、バックアップは無いのでそっくりさんでしかないのだが、またいちからラーニングさせていくらしい。
再びイズにアルトじゃないとをラーニングさせていく幕引きは凄く綺麗な締め方で良い……。
今までにない終わり方を迎えると言っていたのは区切りをつけつつも映画に繋がるという意味だったんかな。『ディケイド』は投げっ放しジャーマンだったから、あれとは違うと思うし……。
それともラスボスが生き残ったことを言ってるのかな。振り返ってみれば、確かに毎年ラスボスは消滅してるか……。復活した奴もいるけどw
そして『ゼロワン』の物語は12/18公開予定の映画へと。やっぱり冬映画にズラしてきたか。
そこは予想通りなんだけど、まさか『キラメイジャー』の夏映画が新春へ移行とは思わなんだ。切り離すって発想は無かったな~。そもそも撮影に入っていなかったからこそ出来た技ですね。
折角、殆どのメンバーが生き残ったんだから映画はライダーが沢山活躍するお祭りチックな話にしてほしいよなぁ。
制作が決まっていた『令和ジェネレーションズ』を春にやって、来年は例年通り夏映画をやれば元のサイクルにすぐ戻せるが、コロナ対策で従来より撮影に時間が掛かる中で春映画まで作っている余地があるかどうか……。
総評
そんなわけで令和の1号『仮面ライダーゼロワン』全45話、これにて完結。奇しくも高橋さんが以前にメインライターを務めた『エグゼイド』と同じ話数での終了となった。
まずはこのクッソ大変な時世の中、無事完結まで走り切ってくださったスタッフ一同に最大限感謝したい。
普通は残りおよそ何話ということを認識しながら放送を追い掛けるわけだけど、今年はいつ番組が終わるのかがなかなかハッキリせず、周辺情報からジワジワ終了日が見えてくるという歪な状況だったため、どうにも終わりに辿り着いた実感が薄い。
で、中身なんだけれども、うーん、どうしても放送開始前の期待感を外されてしまった感が否めないんだよなぁ。
お仕事紹介ものというコンセプトと1年を通して描かれていくメインストーリーが上手く噛み合わなかった印象。お互いがお互いを潰し合ってしまったように思う。
大森Pのやりたいことは達成出来たんだろうか。
コロナの影響で5話分が削減されてしまったが、果たしてコロナが無かったとしてもシナリオのアンバランスさが解消されたかは分からない。
やっぱりお仕事5番勝負に尺を割き過ぎだったんだよなぁ。
そもそもオリンピックで吹っ飛ぶ予定だった放送枠は戻ってきたということなんかな。
或人達それぞれのキャラの成長は好ましかったし、欲を言うならそれぞれのキャラがの絡み方が時間を掛けて変化していけば良かったんじゃないかと思う。
或人と不破さんはギャグ絡みでもっと打ち解けても良かったんじゃないのかなぁ。ギャグに爆笑してくれる不破さんに感動する或人とか見たかったよね……。
或人のお父さんやお爺ちゃんはもう少しストーリーの中核に関わってくるかと思ったんだけどなぁ。特に死者とそっくりのヒューマギアを造ってはいけないと明言しておきながら、其雄お父さんについてはノータッチだったのが謎。
プログライズキーが何なのかってのも今一つはっきりしなかったし。
サブライダー達にもう少しフォームチェンジが欲しかったかなー。特にバルキリーがかなり冷遇だったように思う。3号ライダーとしてはかなり待遇悪かったんじゃないか?
やっぱり女性ライダーは話題性はあってもちびっこ人気には繋がり難いんかしら……。
各ライダーのデザインは正統派で素直に格好良いと思えるもので、そこは大変良かったですね。
ゼロワン及びゼロワンドライバーのシュッとしたデザインは大分印象が良かった。
『ウラ仮面ライダー』は緊急事態宣言以降、ほぼほぼ完全停止状態だけど、このままフェードアウトかなー。無理して再開させるだけの理由が無いもんな……。
燃:A+ 萌:B+ 笑:A 総:S-
エピソードリンク
・第44話「オマエを止められるのはただひとり」
番外編リンク
・仮面ライダーゼロワン プロジェクト・サウザー 前編
映画リンク
・劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020/12)
配信リンク
・仮面ライダーセイバー×仮面ライダーゼロワン スペシャルバトンタッチ対談
・仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ&番組キャストトークショー スペシャルデー 第3回
後番組リンク
・仮面ライダーセイバー 第1章「はじめに、炎の剣士あり。」
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