【ラノベ】ぼくたちのリメイク8 橋場恭也【8巻/感想/ネタバレ】
著:木緒 なち イラスト:えれっと
「好きなものって、すべてをなげうってでも好きでいられるものなのかな?」
2020年11月の新刊。約1日の積み。5ヶ月振りの新刊。本編進行は11ヶ月振り。そんなに空いてたのか。
表紙はシノアキとナナコ。シノアキ、7巻ではピンでの登場だったし優遇されとるな……。
サブタイの潔さよ。ぱっと見、ただの著者名に見えるw
さて、あれよあれよという間に時は流れ3年生となった恭也達。シノアキ、貫之、ナナコはそれぞれ自分が目指すべきフィールドで前へ進み始めた。
恭也もまた彼等と肩を並べられるように、プロデューサーの道を目指すことを意識するが……。
加納先生の紹介でサクシードソフトのバイトを始めることになった恭也。おっと、ここで『Ver.β』のキャラが逆輸入されてくるのか。茉平さん、めっちゃ好青年やんけ。
何がどうなったら、あの『Ver.β』の極悪人になってしまうんや……。こちらでも何やら闇はチラついているから、その辺が原因なんか……。
このタイミングで恭也が関わることで闇堕ちを回避出来るということなんだろうか。
サブタイからも判るように今回は恭也の物語に重点が置かれており、プロデューサーを目指すことの難しさがこれでもかと語られている。
関係者を上手くコントロールするにはひとりひとりの人となりを理解していかなければならない。でもそれって関わる人が増えれば増えるほど、どんどんしんどくなっていかないか……?普通はどこかで線を引くんだろうけど、恭也はどこまでも深入りしていきそうだよねぇ……。
目指す道さえ開ければ大学を卒業する必要は無いって言うけど、それは博打過ぎひん?目の前にやりたいことが転がってる状態で大卒の資格を取るためだけに拘束されるのが億劫ってのは理解るが、それでも放り投げるには重過ぎるんじゃないの……。いや、そういう時にパパっと決断出来る人が成功するのかもしれんけど。
ヒロインレースも益々ヒートアップ。元気系後輩の竹那珂(たけなか)さんも加わって、恭也の周囲はまた一層華やかに。今のところシノアキが一歩リードかなぁ。
何回でも言うけど俺の推しは河瀬川さんだからな。河瀬川さんは『Ver.β』のメインヒロインみたいなもんだから本編で大勝利するのは難しいだろうか……。
ところで「暇潰し」で検索する大人が多いってマ?社会人にもなって暇を持て余すとかwwwwwどんだけやりたいことないんだよwwwwwwって思っちゃうな……。
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・ぼくたちのリメイク7 ものをつくるということ(2019/12)
・ぼくたちのリメイク Ver.β 2巻(2020/06)
・ぼくたちのリメイク Ver.β 3巻(2021/04)
・ぼくたちのリメイク9 怪物のはじまり(2021/07)
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません