【ラノベ】俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 16巻【感想/ネタバレ】
著:裕時 悠示 イラスト:るろお
ああ、かつての俺よ。
今の俺に勇気を貸してくれ。
2021年3月の新刊。約2日の積み。半年振りの新刊。『レネシクル』7巻からは5ヶ月振り。
表紙で鋭太と一緒にいるの誰?と思ったが、これ、カオリなのか……?
さて、医学部の推薦を放棄してしまった鋭太は批難の視線に晒される。時を同じくして真涼は鋭太達の前から姿を消してしまう。その裏には歪な心を抱えて蠢くカオ〇の姿があって……。
遂に胸に秘めていたものを解き放ったカオルの闇が止まらない。が、それを怯むことなく受け止め切る鋭太の度量の広さよなぁ。
僕はルールをちゃんと守ってきたのに、守っていない奴がどうして得をするんだって気持ちは理解る部分もあるから辛いよね~。文句あるならお前も守らなきゃ良いじゃんって話なんだけど、それが簡単に出来ないから守ってない奴が許せないんだよなぁ。
紆余曲折を得て、真涼を救い出すために鋭太が採った選択は馬鹿だった自分を思い出すこと。ここで1巻に原点回帰して、暁の聖竜騎士再登場とは恐れ入った。とにかく熱量が凄いんだよねぇ。
カオルとの決着はもうちょっと時間をかけても良かったかも。重たい振りをした割にはすっと解決してしまったようにも思う。
一方、真涼もただ助けを待っているようなタマではなかったわけで。後1冊か2冊で終わるらしいが、最後は竜騎士と悪魔の戦いになるのだろうか?
燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 15巻(2020/09)
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 17巻(2021/09)
著者リンク
・踊る星降るレネシクル 7巻(2020/10)
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