【関連本】時は今━━歩み続けるその先へ 高岩成二 ACTion【感想/ネタバレ】
2021年6月の新刊。
ミスター平成仮面ライダーの通り名でお馴染みのレジェンドスーツアクター高岩さんのインタビュー本。少し前に写真集も出ていたよね。写真集は興味無いけど、制作現場の裏側を覗けるインタビューとなればチェックしないわけにはいかないよね~。
業界に入った頃から『ゼロワン』完結くらいまでのエピソードがほぼほぼ時系列で整理されており、東映特撮の撮影手法の変遷が浮かび上がってくるのが面白い。
『クウガ』以前の時代は変身前と変身後のお芝居の整合性ってあまり重要視されてなかったのか……。
ぶっ倒れたとか死にかけたとかスケジュールがキツいとか、それ言っちゃって大丈夫なの?ということが結構書いてあってヒヤヒヤする。やっぱり『電王』の頃からスケジュール的にしんどくなってきてるんだな。
『プリティ電王』の撮影で死を感じたって、めちゃめちゃ直近の話で引く。東映さんェ……。
アクションだけじゃなくて、感情表現等の芝居の方にも色々と言及があって興味深かったですね。
何点か写真も載ってるんだけれども、立ってる時の手の開き方がファンが中の人を特定するのに役立つ例の形で何か笑ってしまった。
こんな具合で裏方の人達に関するインタビュー本を色々出してほしいけど、どうでっしゃろ。監督や脚本家さんにフィーチャーしたやつとかさぁ。
燃:A+ 萌:C 笑:B 総:A+
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません