【コミカライズ】図書館戦争 LOVE&WAR 番外編【感想/ネタバレ】
作画:弓 きいろ 原作:有川 浩
「頭悪いんですわんわん」
2021年2月の新刊。
今度こそ本当に最後の1冊。ララDXに掲載されていたアニメ円盤特典短編のコミカライズをまとめたものとなる。原作をしゃぶり尽くす勢いでコミカライズしてるw
流石に短編ともなると憶えていない話も多く、新鮮な気持ちで読むことに。
シリアス要素も容赦無くぶち込んでくる長編とは打って変わって、LOVE寄せ多めで今回も物凄い糖度だぞ。
特に小牧教官の嫉妬が炸裂するエピソードがやべーのなんの。いつも如才なく振る舞っている教官の剥き出しの気持ちにきゃああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああってならざるを得ない。
最後のエピソードに稲嶺元司令や玄田さんを持ってくるの渋い構成だよなぁ。
ずっと単行本描き下ろしおまけで続いていたモブ郎までハッピーエンドに辿り着いたの笑うわw
総評
そんなわけでこんなに続くと一体誰が予想出来ただろう電撃のハードカバー原作『図書館戦争』本編15巻、別冊編10巻、番外編1巻の総計26巻、これにてフィナーレ。単行本だけだと足掛け12年10ヶ月。
同時期に始まったもう1本のコミカライズが短命だったのとは対照的に大変歴史の長いコミカライズとなったか。
原作が4冊の本編が15巻で、2冊の『別冊』が10巻っておかしくない?いかに『別冊』を膨らませていたかが分かるな。それだけ続けていいという評価がされていたということで、漫画としての地力の強さが窺える。
勿論、原作が面白いというのもあるんだけど、漫画への落とし込みが上手いんだよなぁ。漫画としての面白さがちゃんと担保されている。
キャラの見せ方も魅力的で大変良かったね。どのキャラも魅力をゴリゴリ引き出してもらってたもんな。
長い付き合いになったコミカライズもこれで完結か~としみじみしていたら、次は自衛隊3部作のコミカライズやんのかよwwwww無限じゃんwwwww
そうなったら『ラブコメ今昔』と『クジラの彼』も当然やるでしょ?こりゃチェックしなきゃならんねぇ。
燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 10巻(通常版)(2021/02)
著者リンク
・塩の街 -自衛隊三部作シリーズ- 1巻(2022/04)
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