【小説】悪夢の商店街【感想/ネタバレ】
著:木下 半太
「親は選ばれへんねん。運命をエンジョイせんかい!」
2010年10月刊行物。約1ヶ月1週間の積み。1年振りの新刊。『純喫茶探偵』からは隔月刊行。
このままマッキーが主人公のまま続くのかと思いきや、新キャラにバトンタッチ。結婚詐欺師の公子を中心として商店街で巻き起こる騒動が描かれる。
そこにペテン師の桜や石嶺のオッサンも絡んできて、今回もしっかり同一世界観。
公子が育った養護施設の経営者、めちゃくちゃなクソババアと思わせておいて、実は子供達を深く愛していたとかいうのやめて……泣いちゃうだろ……(´;ω;`)
しかしバグりまくったネーミングセンスはいかがなものかと……。
肝心の騙し合いの展開はそこまで盛り上がり切れてないかなーと思ったけど、その分、ハートフルなシーンが印象深かった。最後の最後でこれまた気持ち良く終わりやがって……!
普通にハートフルなストーリーを主軸にした作品も読んでみたいよね。
『純喫茶探偵』で大分テンションが下がってしまったが、もうちょっとだけ読み続けてみようかしらん。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・悪夢のギャンブルマンション(2009/10)
著者リンク
・純喫茶探偵は死体がお好き(2010/08)
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