【ラノベ】犬とハサミは使いよう 10巻(通常版)【感想/ネタバレ】
著:更伊 俊介 イラスト:鍋島 テツヒロ
でも。
それでも。
読みたい本が、あるんだ。
死んでも、読みたい本が。
読まずには死ねない本があるんだ。
君の運命変えるものは
言葉のちから
2014年9月の新刊。約7年9ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
ミニ画集付特装版もあったのだが、画集は特に興味無かったのでスルーしてます。
さて、いよいよ本編最終巻。和人が死んだと思い、大罪シリーズの最終巻である色欲を書き始めた夏野さん。和人は仲間達の力を借りて、彼女の元へと向かう。読者が作家に示す最後の答えとは……。
と言いながらもさほどシリアスになり切らないのがこのシリーズの作風である。最後の最後で温泉回とは……。
口絵の紅葉のおしりえっちですねぇ……(しみじみ)
メインヒロインの筈なのにハブられてる夏野さんェ……。
鈴菜との決戦は意外とあっさり終わっちゃいましたね。もっと信念と信念のぶつかり合いみたいなのがあるのかと……。
和人と別れることになるとしても待っている読者のために色欲を完成させる夏野さん。未練を昇華させた和人は成仏を……するかと思いきや、次々と発売される新刊を読みたい未練で復活するのであった。やっぱりそういうオチなんかいw
これは最後に気持ち良くOPを流して終われる大団円じゃないすか。
夏野さん、もしかして和人が意識を失っている間に逆レしたのかしら……。何かそういう言動をしていたような……。
いやしかしとにかく本が読みたくなるクライマックスだったぜ。
本編はこれで終わりだけど、まだ完結じゃないぞ。
次は2015年1月に『Dog Ears』4巻、3月に『ANOTHER』。
燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・犬とハサミは使いよう 9巻(2014/05)
・犬とハサミは使いよう Dog Ears 4巻(2015/01)
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