【特撮】仮面ライダーギーツ　26話「慟哭Ⅱ：真紅のブースト！」【感想／ネタバレ】

「お前は……」
「仮面ライダー━━ギーツ。その言葉を、お前は信じるか」

ジャマト優位で第２ターンを終えた、雷ジャマト祭り。景和と祢音が負傷し、デザグラ側には厳しい状況に。
あくまでも試合を楽しんでいるだけというスタンスのジーンに拒絶を示した英寿。まぁそりゃそうだよな……。ここからジーンの心情は変わってくるのか、それとも最後までオーディエンスとしての態度を崩さないのか……。

英寿の回想の中でミツメさんは「私の事は忘れて」と言っていた。息子を捨てたのではなく、離れる方が英寿のためになるという判断なのか。どうとでも解釈出来る話だけど……うーん……。

大智は必要とあれば自身もジャマトになると発言。でも、その割にはジャマト化しつつある道長を舐め腐ってるような言動なんだよな。最終的にベロバに無理矢理ジャマト化させられて無様に死んでいくコースだったりする……？
道長と違って、こいつは自身の欲望のためだけにジャマト側についているし。

子供の目線になって話し掛ける英寿の姿って結構意外かも。同じくお母さんを求める気持ちに共感したのかしら。

多勢に無勢な状況で単身、ジャマト達に立ち向かう英寿。危機に陥った彼がブーストバックルを掲げると、空から４つのブーストバックルが飛来。５つのブーストが融合してブーストマークⅡレイズバックルが誕生。

これで英寿は仮面ライダーギーツブーストフォームマークⅡに変身。おぉ、ブーストフォームが上位に進化するのか。モチーフ装備であるマグナムの方じゃなくてブーストの方が強化されるのね。
あんまりゴツゴツしてないシルエットがギーツに合っていてかっちょええ。これってエントリーフォームのスーツを改造したのかしら。

縦横無尽に駆け回って徒手空拳で戦うスタイルイケてんじゃん！更にリボルブオンでキツネの姿になるビーストモードも。
強化フォームでもちゃんとリボルブオンシステムが残ってるのほんと良いよな。絶対１クール過ぎたら使わなくなると思ってたわ……。
ここでＯＰ流れたらチ〇コ爆発するくらい興奮出来たんだけどなぁ。

販促の餌食となったのは意外にもナイトジャマト＝透であった。えっ、もう退場するんだ!?直前に彼と笑顔で会話していた道長がやべーことになるかと危惧したが、彼はナイトの事を化け物としか見ていなかった。
あくまでもギーツを倒すために使えると思って仲良くしていただけだったそうで。うーん、ナイトに感情移入する展開も辛かっただろうし、かといってここまで冷静なのもそれはそれで不穏だ……。

で、いかにしてブーストバックルが強化されたのか。今までの作風から何か理解らんけど奇跡が起きてパワーアップしましたってオチは無いとは思っていたが、ちゃんと理由が用意されていてホッとした。

それはかつての時代で保留にされていた４つの願い。「生まれ変わった俺がいつか、世界を守ると覚悟を決めた時、それを実現する力」。
ニラムが持っていたデザイアカードに書かれていた名前はそれぞれ違うものだったが、いずれも「エース」」という名を含むもので。
つまり英寿は遥か昔から転生を繰り返しているということなのか。パワーアップしたギーツの声が重なって聞こえるようになっていたのもこれと関係あるんかな。
ってか英寿、どこまで先を読んで行動してんだよ……。

このブーストマークⅡが中間２ということだと思うけど、既にレイズライザーと組み合わせたレーザーブーストフォームというのも発表されてるんだよな。
この２種のフォームは同時発表だったので、そうなると中間２、３と呼び分けるのもちょっと違和感ない？俺だけ？

設定上は明らかにレーザーブーストの方が上位だろうから２と３で呼び分けても良いのかもしれないけど発表タイミングが同じというのが引っ掛かる……。いや、別に中間フォームっていう呼び方自体が視聴者が勝手に言ってるものだから公式さんがそんなことを考えて設定してるわけじゃないと思うけども。

燃：A+　萌：Ａ　笑：B+　総：A+

エピソードリンク
・25話「慟哭Ⅰ：ジャマトグランプリ♡」
・27話「慟哭Ⅲ：たのしい戦国ゲーム♡」