【ラノベ】デモンズ・クレスト２ 異界∽顕現【２巻／感想／ネタバレ】
著：川原 礫 イラスト：堀口 悠紀子
「あなたも、甘さは捨てなさい。わたしたちは主（ドミナス）で、この子たちは器（ヴァース）……それを忘れないことね、ヴァラク」
2023年７月の新刊。約１日の積み。８ヶ月振りの新刊。おいおい、川原さん、大分刊行ペース落ちてんな……。仕事増やし過ぎなんじゃないの……。この状況で２冊連続で本作を出すのが正解なんだろうか……。
表紙はコンケンとナギ。めっちゃ主人公とヒロインっぽい絵面じゃんｗ
さて、幼馴染みパーティーの中で唯一居場所が判らない状態のナギを捜して、ユウマ達は再び《アクチュアル・マジック》へと……。
えっ、２つの世界を行き来するって情報量が多過ぎるのでは……。アイテムは互換性ゼロということもなく、ものによって互換性があったり部分的に持ち出し可能だったりとややこい設定だし……。
ＡＭの世界の通貨単位ってオーラムなのか。『ロマンシングサガ』かよ。何か元ネタがあるんかな。
今回はナギを助け出すのに紙幅の多くが費やされており、進行の遅いこと遅いこと。
どうやらサワ達の中に潜んでいるのはソロモン72柱をモチーフとした悪魔のようで。クラスメイトは40人くらいなので、全員に１柱ずつ宿っているとしても相当余るよな……。どう処理すんだろ。
ナギ捜しに協力してくれた清水さん、大切な仲間になっていきそうな一方で、ナギが復帰した今、ＡＭのパーティー人数制限４人という枠がどう響いてくるのか……。まさかの闇堕ちとかあったりする？
爽やかイケメン二木の裏切りが発覚。えぇ、協力し合うどころかクラス内がどんどんギスギスのギスになってくじゃん……。
今回もずーっとシリアスなストーリーで、挿絵がまぁ暗いこと暗いこと。だからもうちょっと明るくなりませんかね、ほんと……。
後書きによると小説版とウェブトゥーン版とでは展開が異なるそうで。川原さんの脳味噌、よくオーバーフローでハジケ飛ばないな……ｗ
燃：A- 萌：A- 笑：C+ 総：Ａ
シリーズリンク
・デモンズ・クレスト１ 現実∽侵食（2022/11）
著者リンク
・アクセル・ワールド27 －第四の加速－（2024/03）
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