【関連本】スーツアクター高岩成二先人より継承し、共に創造す【感想／ネタバレ】

イースト・プレス2023年８月の新刊。
ミスター平成ライダーの異名でお馴染み、スーツアクター高岩さんの本が登場。偶然Twitterで見掛けなかったらスルーしてしまうところだったぜ。

概要だけ見ると2021年に講談社から出た本と内容が被ってそうだったんだけど、全然そんなことなくて安心しました。
あちらは高岩さんがどういう経歴を歩んできたかが詳細に記載されていたのに対し、こちらではその辺りはさらっと流すだけで、スーツアクターを取り巻く環境やスーツアクターになるには、というところに重点が置かれた構成となっている。

軽い気持ちでこの業界に入ってくると痛い目を見るぞという思いがあるからか、かなり厳しい現実が書いてあるよね～。
まぁ安全や生命に直結している仕事だからこそ厳しくなるのも仕方ない部分もあるんだろうけども。
割と本音が書いてあるように感じられて良かったですね。

石田監督が当時ガンガン発言して現場の意見を通しやすくしたって話を見ると、印象変わってくるよね。まぁ、その後ばっこり下げるようなことも書いてあるんだけどｗ
石田監督の本も出してくれねぇかな……ｗ

やっぱり本を出してもらえるレベルの裏方というと高岩さんくらいの実績がないと駄目なのかなぁ。
色んな人の話を読んでみたいものだけど……。

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