【漫画】童貞勇者は仲良くシたい１巻【感想／ネタバレ】

漫画：あおば　原作：有象利路

「しようぜ!!使命感セックス!!」

やだ、オトコマエ……ﾄｩﾝｸ
2024年５月の新刊。電撃文庫『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求』でお馴染み有象さんが原作を務める漫画が登場。有象さんのギャグ新作とあれば読まざるを得ない。あっぶね～。見過ごすところだったわ～。
掲載誌はマンガＵＰ！。

長き冒険の果てに魔王城まで辿り着いた勇者パーティー。しかし玉座の間には童貞が入ると死ぬという条件がついていて。
何とかパーティーメンバーといたそうとする勇者だったが、両想いだからこそこんなアホみたいな理由でヤるわけにはいかなくて……。
有象さん流恋愛頭脳戦というわけですな。

平時はただのクズな勇者だけど、キメる時はキメるタイプ。そのため、要所要所でピュアっピュアなラブコメ感出してくるの腹立つｗ
私としてはサキュバスなのに聖女なナコティ推しですねぇ、えぇ。

ギャグセンスが衰えてなくて嬉しくなっちゃった。猥褻物を隠すための海苔って他の作品でも使ってなかったっけ。
五穀風悲鳴、稗（ひえ）って『サキュバスとニート』でもやってたやつだよな。当時読んだ時もめちゃくちゃ笑ったが、今回もまためちゃくちゃ笑ってしまった。俺のギャグのツボ、まるで成長していない……！
その内、「薬物（はい）ってる」も出て来んかな。

そんなわけで新作漫画でした。これは素直に続きが期待出来ますね。願わくばギャグ増量の方向に進んでほしいものだが……。

燃：B-　萌：Ａ　笑：A+　総：A+

著者リンク
・賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求～愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド～（電撃文庫、2019/06）
・サキュバスとニート～やらないふたり～（電撃文庫、2021/11）