ドラマ,メディアワークス文庫

「この本を手放すくらいなら、殺された方がマシです」

後回しにされていた原作1巻のクライマックスエピソードが、いよいよ登場。
原作ではなかった西野の逆襲や、藤波さんのミスリードなど、ドラマだけの展開が色々と。
これ、確かにドラマしか視てないと、藤波さんが怪しく見えるよなw

また、笠井が犯人ってことをすっかり忘れていた俺です。やべーわ。原作確認せんまま感想書いたら、オリジナル展開って書いちゃうとこだったわ……。

これまでのエピソードで笠井が良い人ってイメージで描かれてるから、余計にショッキングな展開になっていると言えるか。
だから、後回しになってたのかな。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B+

エピソードリンク
第五話「アントニイ・バージェス 時計じかけのオレンジ」
第七話「足塚不二雄 UTOPIA 最後の世界大戦」

メディアワークス文庫

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
著:三上 延 イラスト:越島 はぐ

「行きます、デート」
「…………え?」
「結局、いくら考えても、よく分からなかったんです……でも、大輔さんとだったら、いいかもしれないなあって。だから、行きましょう、デート」

うわぁあああぁあああああああ。

2013年2月の新刊。約1週間の積み。8ヶ月振りの新刊。
だから、帯にグロ画像を載せるなと。知ってる。その方が売れるとか、知ってる。
優先消化したのは、ドラマがラスト近くで、今巻の要素を拾ってきそうな気配を漂わせているからです。

さて、今回はシリーズ初の長編。江戸川乱歩ファン達の複雑な人間関係が紐解かれていく。
そこで大輔と栞子さんは最大の敵、條川智恵子と遭遇することに。

おかしいなぁ、原作の栞子さんは凄い可愛いのになぁ。何で実写化しただけで、あそこまで可愛くなくなるんだろう……?
で、大輔が今回かなり攻めます。スベったら、次の日から仕事どうすんだよ……。後先考え無さ過ぎだろ……。

完結へ向けて話を進めるなら、こういう長編展開にならざるを得ないんだろうけど、個人的には、これまでのような連作短編集の方が面白いと思うんだよなぁ。
ハートフルだったり、苦みのある落ちだったりのさ。

ラストでは、まさかの告白で、おいおい、このまま打ち切りエンドなんじゃねーかとヒヤヒヤしたわ。
回答は貰えないまま終わっちゃったけど、この後どうすんだ……。

後書き曰く、そろそろ後半らしいけど、何だかんだ言いつつ、まだまだ続くんじゃないの?

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~(2012/06)
ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~(2014/01)

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メディアワークス文庫

僕と彼女とギャルゲーな戦い (メディアワークス文庫)
著:西村 悠 イラスト:夏生(なつお)

「あたしはな、口先だけの野郎が大嫌いなんだよ。ライターに二言はねえ!言ったからには死ぬ気でやれよ!ただしゲームができあがるまでは死ぬな!」
「ゲームができあがった後なら?」
「死んでよし!」

メディアワークス文庫2010年11月の新刊。約2年3ヶ月の積み。
電撃文庫からデビューしたものの、いまひとつ奮わない西村さんがメディアワークス文庫に登場。
なのに、思いっきりラノベっぽいタイトルという。多分、タイトルに釣られて買ったんだった気がする。

小説家になる夢を諦め、就職活動を始めたものの、一向に内定を貰える気配の無い大学生、嶋谷一は、ある日、高校時代の憧れの先輩から、とんでもない依頼をされる。それは、彼女達の作るギャルゲーのシナリオ執筆で……というお話。
著者自身の経歴を活かしたわけか。

この流れだと、即エロゲーにイメージが直結しそうなものだけど、これに関しては、いわゆる全年齢向けゲームです。

うーむ、メディアワークス文庫で出した意味がイマイチよく理解らない。ラノベを読まない層に向けているにしてはタイトルがド直球だしなぁ。
内容も弾けているどころか、真面目一辺倒で、でも、一は物語開始までギャルゲーに触れたこともないのに、一回プレイしただけでマンセー状態だし、リアルなのか何なのか……。

というか、折角の年上のお姉さん要素が全然活かされてないじゃないか!もっと!もっとLOVEに寄せたまえ!露骨なのじゃなくても良いんです!何かこう、匂わせる感じで良いんですから!

ラストは、それなりに盛り上がっただけに勿体無いんだよな。
次は2011年9月に『妄想ジョナサン』。

燃:B+ 萌:B- 笑:C+ 総:A-

著者リンク
読書の時間よ、芝村くん!(一迅社文庫、2009/03)
神様の言うとおりっ!(電撃文庫、2009/08)
秋津楓はアたらない!(一迅社文庫、2010/09)

ドラマ,メディアワークス文庫

「地球の悲鳴が聞こえるかもしれないと思って」

今回は原作2巻のエピソード。しかし、構成の都合上か、大分内容が改変されている。
相変わらず、AKIRAのリアクション演技がアレなんだけど、そんな中で高橋克実さん
の安心感といったら。
終盤で、ラブコメみたいな展開に巻き込まれていてワロタ

何が怖いって、オリジナルキャラの田辺さんが外面が超良いクズだったってことだな。あんなんコロッと騙されてまうわー。

そして、一件落着かと思いきや、栞子さんに迫る謎の影。このタイミングに持って来たか。
となると、ラストエピソードはお母さんの話をやるつもりなのかしらん。おいおい、なら今月出る新刊を優先消化せんといかんのじゃないか?

にしても、EDのイントロ→ブツ切りにして不穏な展開→普通にED再開+スタッフロールって構成は何なの?
どう考えても、通常EDの後にエピローグとして、不穏シーンを挟んだ方が良いと思うんだが……。

ふと思ったんだけど、このシリーズって、原作本を売るだけじゃなくて、劇中で登場した本も売れるんだな。
コーナーとか作って、色々抱き合わせたらチョロい客がバンバン釣れそうだよな。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

エピソードリンク
第四話「宮沢賢治 春と修羅」
第六話「太宰治 晩年」

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2013年 03月号 [雑誌]

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

表紙。アニメ2期は原作ラストまでやるそうで。となると、1クールでは、ちょっと尺が厳しいような……。 流石に残りの何話かはweb配信ってわけにもいかんだろうしなぁ。間のエピソードをカットして、配信に回すって手はあるか。

『アクセル・ワールド』

ゲーム第2弾『加速の頂点』では、原作に先行して〈ホワイト・コスモス〉が登場するそうで。ゲームオリジナルデザインらしいな。 コミカライズは『紅の暴風姫』編が完結。

そして次号は何と『バーサス』をやるらしい。 確かにアニメと同じ展開をやるよりは、漫画でしか出来ないことをやってくれた方が楽しいよな。

『ソードアート・オンライン』

PSP版ゲームには、リーファだけでなくシノンも登場することが判明。記憶喪失らしいけど、一応、原作との整合性はとるつもりなんだろうか。 付録には書き下ろし+描き下ろしの下敷きが。

『とある魔術の禁書目録』

劇場版のゲストヒロイン、アリサのライブ用衣装のデザインを電撃イラストレーターが担当。
はいむらさんは勿論、のいぢさん、凪良さん、ゆーげんさんが参加。ゆーげんさんは、どういう繋がりなんだ……。ネームバリューがある人でもないだろうし……。

『失恋探偵ももせ』

短編読もうと思ったんだけど、4月発売の文庫の先行掲載という形なのでスルーしました。どうせ買うし。

『野崎まど劇場 年下退魔師(エクソシスト)』

相変わらず、どういうテンションで読めば良いのか理解らないw 何なの、今回の甘酸っぱいオチ。

『竹宮ゆゆこのヤバイヨヤバイヨ』

何で扁桃腺取る話で増ページすんだよwwwwwww いいから、早く書籍化しろよ、もう。

『やがて魔剱のアリスベル』

次号から短編集中連載開始だそうで。え、もしかして人気あるの……?

『ストライク・ザ・ブラッド』

キャンペーン告知ページに雪菜が登場したので、アニメ化内々定頂きましタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

新刊情報

3月には鈴木鈴さんの新作『放課後の魔法戦争(アフタースクール・ブラックアーツ)』が登場。
『ベッドルームで召し上がれ』は2巻打ち切りなのか……(´・ω・`)

『選ばれすぎしもの!』は3巻で完結か。峰守さんも最近奮わないな。

4月は『嫁にしろと迫る幼馴染みのために××してみた』3巻にして完結巻が登場。暫く出てなかったから打ち切りかと思ってたわ。まぁ、打ち切り完結かもしれんけど。

2月のメディアワークス文庫は、何故か『ビブリア』だけ1日早い。流通量の関係かしらん。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.29(2013年1月号)

電撃文庫MAGAZINE Vol.31(2013年5月号)

ドラマ,メディアワークス文庫

「志田さん……死んでるのか……!?」

ワロタ
死んでるのか!?じゃねーよw

このまま原作通りの順序で行くのかと思いきや、ここにきて一気に飛んで、原作3巻のラストエピソードです。
原作1巻のエピソードを後に回す意味は理解るんだけど、『春と修羅』編を先に持ってくる意味がイマイチ見出せないよなぁ。

ちなみに、小菅さんがちょっとだけ再登場してます。もしかして文也とラブったりするのだろうか?
そういや、ゴールデンタイムのドラマって無駄に恋愛要素を盛り込んだりするイメージがあるんだけど、このドラマに関しては、原作よりもラブコメ要素減ってるよな……。まぁ、このキャスティングでやられても萎え萎えなわけですが。

今回も事件が解決してめでたしめでたしと思いきや、何やら栞子さんが意味深な台詞を漏らして……。
そして、影からビブリア古書堂を見つめる謎の存在が……というところで続く。ちょこちょこ最終回に向けての伏線を仕込んでいくつもりなのかしらん。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

エピソードリンク
第三話「ヴィノグラードフ・クジミン 論理学入門」
第五話「アントニイ・バージェス 時計じかけのオレンジ」

ドラマ,メディアワークス文庫

「こんなアイテム出してくるなんて、ズルイっすわ~」

『スペランカー』出すなwwwww
さて、順当に『論理学入門』です。尺を稼ぐために、色々と肉付けされたりも。笠井を上手く使ってきたな。
どうでも良いけど、ブックパレスって、どういう規模の店なんだよw
ブックオフのイメージにしては、ボロっちぃ気が……。

坂口夫妻のエピソードはハートフルでなぁ。月9って普段はもっと、チャラッチャラしてるのかな。

次回予告で、案の定、原作1巻のラストエピソードは飛ばされることが判明。やっぱりラストに回るのかな。

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+

エピソードリンク
第二話「小山清 落穂拾ひ・聖アンデルセン」
第四話「宮沢賢治 春と修羅」

ドラマ,メディアワークス文庫

「書いてる奴に感情移入する。これは多分そういう話なんだ」

順当に、せどり屋である志田が大切にしている本のエピソード。ドラマ版の志田は栞子さんのお母さんに勧められて、ビブリア古書堂に居候している。
家事全般は彼がやっているんだとか。

うっかり大輔が栞子さんのお母さんのことに触れてしまうが、栞子さんと志田は言葉を濁す。
ここで、お母さんの話が出るということは、クライマックスでやるつもりなんだろうか……。

尺を稼ぐためか、原作ではサクサクっと進んだ謎解きも、多少間にクッションを置いて、時間をかける形になっているっぽい。

うーむ、やっぱり栞子さんと大輔のキャスティングがなぁ。それ以外はメインどころじゃないから、さほど気にはならんのだが……。
大輔が弱々しいイメージになっているのは、『GTO』の鬼塚のイメージを消すためではないかと、ウチのママンが言ってました。確かに、それなら、あの謎のキャラ造型は納得出来る。
まぁ、それならそれで、そもそもAKIRAを使うなよって話だけど。

燃:C 萌:C 笑:B 総:B+

エピソードリンク
第一話「夏目漱石 それから」
第三話「ヴィノグラードフ・クジミン 論理学入門」

ドラマ,メディアワークス文庫

「私、古い本が好きなんです」

キャスティング以外は悪くない。

メディアワークス文庫の大人気シリーズがドラマ化。実写化はすると思ってたけど、まさか月9とは……。
終わり切っているキャストが発表された時点でハードルは無くなったようなものなので、いざ始まってみると、意外と落ち着いた気持ちで見れました。
初回は15分拡大版。

おおまかなストーリーにまでは改変の手は及んでいないようで、解かれる謎自体は同じ。その過程で、色々と変更が加えられている。
まず、栞子さんが入院しているという設定が消えている。本に囲まれた空間での謎解きってのを強調したかったのかもしれん。

入院絡みのエピソードは最後の2話くらいでやりそうな気もする。
今回はサブタイ通り、大輔の家系の秘密に迫ることに。完全オリジナル設定である喫茶店周りのキャラクターも、まぁ1つのエピソードを1時間の尺で展開しようと思えば、必要な措置と考えることも出来る。

動きが全然無いストーリーを、どう映像化しているかを意識しながら見ると面白くなる可能性が微レ存……?

大輔は何故か、眼鏡+一人称が「僕」で若干弱々しくなってしまった。何でやねん。
加えて、栞子さんの妹の文香が文也に性転換。何でやねん。

EDでは、今回扱った本の紹介が。
そんな具合で、始まってしまった『ビブリア古書堂の事件手帖』でした。思ったほど苦痛ではなかったので良かった。
ただ、栞子さんと大輔の滑舌悪くね?ってか、お芝居のレベルが低くね?普段、全然ドラマを見ないから基準が理解らんな。

放送中にメディアワークス文庫のCMがあるかと思ったけど、気のせいだったんだぜ。

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

エピソードリンク
第二話「小山清 落穂拾ひ・聖アンデルセン」

原作リンク
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~