コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ 1 (ドラゴンコミックスエイジ あ 4-1-1)

原作:鏡 貴也 作画:あさひな 栞 キャラクター原案:榎宮 祐

(やることが見つからない!?)
(くそが!!)
(やることいっぱいあったじゃねえか!!)

ドラゴンエイジで連載中のファンタジア文庫人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。
宣伝記事を見たときは結構クオリティ高いんじゃね?と思ってたんだけど、気のせいでした(´・ω・`)
低いというわけじゃないんだけど、榎宮さんのイラストが素晴らし過ぎて、どうしても見劣りしてしまうんだよな。

内容は普通に原作の展開をなぞる感じです。
これはもう切りかな……。

燃:B 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

いつか天魔の黒ウサギ1 900秒の放課後 (富士見ファンタジア文庫)
いつか天魔の黒ウサギ1 900秒の放課後 (富士見ファンタジア文庫)

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ6 欠席のウサギ (富士見ファンタジア文庫)

著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

━━クロガネタイトが好き。でもその恋は成就しない。なのに君はそれをあきらめきれず、人生のすべてを棒に振る━━

約2ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。本編進行は8ヶ月振り。
表紙はまさかの暴走状態の大兎単独。男だけの表紙なのに、滅茶苦茶綺麗で格好良い。すげー。

さて、完全に行方不明になってしまった大兎を探すため、奮闘する月光達。何だかんだ言いつつ、ヒメアを励まして大兎を探しに行こうとする月光キュンに萌えざるを得ませんね。

主人公の筈の大兎の出番は殆ど最後だけなんだけど、加速度的にパワーアップです。敵がチートなら、もっと凄いチートを使えば良いじゃない、みたいな。

あれよあれよという間に《軍》が潰れちゃったみたいなんだけど、まぢなの?そんなさくっといっちゃうもんなのか?
また、泉の腫瘍はどうやら普通のものではないようだ。おいおい、また何か新たなる鬱要素の気配が……。

ところで255ページの挿絵のシルエットが何だか卑猥じゃね?

燃:B+ 萌:A- 笑:C 総:A

MF文庫J,アニメ

「我々は人類の発展のため、お前達との接触を拒絶する!」

またもやOPカットで開始。流石に2回目になってもOPが視れないとぐんにょりする。

さて、前半ではまたもやペラペーラ、ハダカワイシャーツ!なんだけど、規制の光が不自然過ぎてすげー萎える。もうちょっとさりげない隠し方は出来んのか(´・ω・`)

お話はトントン拍子で進んでエリスが攫われることに。叔父や真奈美やアオイ、更には秘密結社ビューティフル・コンタクトの力を借りて救出に向かう騎央。
だが、実はエリスのチートパワーで米軍などものともしないのでした、というオチ。
作画は割と安定してるかな。

一件落着して、嘉数家で落ち着いていた騎央達の前にエリスの仲間メルウィンとチャイカが登場して、エリスも加えた3人の「遊びに来ました!」の台詞と共に通常OPが流れ出す。
成程、このタイミングでOP初披露するわけか。それなら納得するわ。
僅か2回で原作1巻が終了しました。

スフィアが歌うOPはトロピカルな感じで結構好きかも。何気にスフィアのメンバー、全員本編に出てるのね。

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A

あそびにいくヨ! 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
あそびにいくヨ! 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

MF文庫J

あそびにいくヨ!〈3〉たのしいねこのつかいかた (MF文庫J)

著:神野 オキナ イラスト:放電映像

「いいですよ」
「何が?」
「一緒に騎央(きお)さんを好きになりましょう!」
「な、何言ってるの?」
「だって、キャーティア(わたしたち)の社会と違って、地球では書類に基づかない関係はオッケーなんでしょ?」
「な…………」
「だったら、ふたりして騎央さんの『愛人』になりましょう!」

夏休み最後の土日、映像部部員の騎央、部長に勧誘され入ったエリス、対抗上入部したアオイ、真奈美、アントニアは海辺の合宿に参加した。アオイはエリスへ宣戦布告をするが、エリスは『外交交渉』と解釈、逆に説得されかかってしまう。おまけに深夜、謎の怪物が合宿テントを襲う……というお話。

粗筋を見ると、また最後でバトルすんのかとぐんにょりしちゃうんだけど、今回はバトル成分は控えめで、夏の海でバカンス&ラブコメです。
カラオケのシーンでは懐かしの『心魂合体ゴーダンナー!!』や『超重神グラヴィオンZwei』が登場。どっちもMFからノベライズ出てたよね。

また、あからさまに他シリーズからのゲスト出演と思しきキャラが出てるんだけど、ソノラマ文庫『南国戦隊シュレイオー』からのキャラなのね。
ついでに、これより後にHJ文庫から刊行される『うらにわのかみさま』とも繋がっている臭い。あっちも舞台は沖縄らしいし。こっちにはっきり「裏庭の神様」って記述されてるしな。

今回もアシストロイドが可愛いです。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

南国戦隊シュレイオー (ソノラマ文庫)

アニメ,電撃文庫

「変態だったんですね、先輩」

電撃文庫原作の一応ラブコメディだと思う人気シリーズがアニメ化。監督が『ゼロの使い魔』1期の岩崎さんで、スタッフがJ.C.STAFFとか間違いないパターンじゃねぇか。

OPカットで開始。
内容的には第1話らしい無難な展開か。簡単なキャラ紹介と御伽銀行の説明。
原作同様ナレーションが終始入ります。登場人物がナレーションに反応するのも原作通り。

電撃文庫原作アニメが最近凄い勢いで増えているから、意図しなくてもキャストが被ることはあるんだろうけど、『とある科学の超電磁砲』から黒子、佐天さん、初春とメインどころが3人も出てたら作為的なものを疑わるを得ない。
ちなみに『禁書目録』の方からなら神裂も出てますよ。

EDとして通常のOPを流して終了。何でバトルものでもないのに、サビで戦闘してんだw

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A-

オオカミさんと七人の仲間たち (電撃文庫)
オオカミさんと七人の仲間たち (電撃文庫)

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D7 放課後のラグナロク (富士見ファンタジア文庫)

著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

「お、おっさん!」
「なんだ!また何か起きたのか!また乳なのか!?」
「乳神さまって、どこの神話体系の神さまだ!?」

多分、ファミ通文庫っていう神話体系です。

約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はイリナ。ス パッツ!スパッツ!と叫びながら買いましょう。エロは無いけど、元気いっぱいで可愛いので好きですよ。この絵ならエデンガードなど不要!!と思いきや、帯が駄目過ぎるw
まぁ、俺は楽勝で買えるけど。更にブックカバー拒否するけど<威張るな

さて、新章突入です。駒王学園に北欧の神オーディーンがやってきた。護衛を任されたイッセー達だったが、暴走スケベじじいオーディーンに振り回されっぱなし。その上じじいの命を狙う謎のテロ集団が乱入してきて……という話。表紙だからといって、イリナが目立つわけでは全然ないっていう。朱乃さんメイン回です。

今回はオーディーンを狙って現れた悪神ロキを退けるため、赤龍帝と白龍皇が共闘することに。凄い!何だか劇場版みたいだ!
更に、『覇龍』に匹敵する新たな力を生み出せる可能性が示唆された。これはテンション上がる。その誕生のときこそがフルスロットルクライマックスのときですね。

今回もイラストのおっぱい率が高いですが、それよりも俺は小猫ちゃんのお尻が気になって仕方が無いです。
にしてもエロ方面にもかっ飛ばし過ぎてエデンガードを突き破りそうな気がするw

そして降臨される乳神様。てっきり神レベルのおっぱいが登場するんだとばかり思ってたけど、本当に神様なのかよwwwwwww
シリアスバトルから物凄い速度で急カーブしたな。

次は秋くらいに、いよいよ短編集7.5巻が登場予定。「雪女が萌えますよ!」じゃねーよwゴリスティのことだろw

ところで、以前、石踏さんのブログに、部長ないし朱乃さんのマウスパッドが出たら、
全国の中高生が皆、禁手になってしまうって書いてあって吹いた。俺も禁手化(バランス・ブレイク)したいお!

燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:A+

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと真夜中のカルテット (GA文庫)
著:あざの 耕平 イラスト:カズアキ

「……なあ?」
「は、はい?」
「……オレはまさか……ひょっとして……もしかすると……」
「……傲慢だったのだろうか?」
「…………」
「…………」
「…………」
『はあ?』
「いやっ!?だからオレ、これまで実は、思い上がっていたというか、生意気だったというか……実は、そんな感じの奴だったりしたのかも、と……!?ど、どう思うっ?」
「……サリエルさま?それはひょっとして、ギャグですか?ギャグを口にしておられるのですか?」

約4日の積み。何と1年3ヶ月振りの新刊。通算54冊目。シリーズ第3巻。『リユニオン・ホワイト』と同時刊行。

さて、シリーズ第3弾。GAマガジンVol.3の付録に掲載されたエピソードを収録した連作短編集。
短編が1本発表される度に、書き下ろしを加えて文庫を1冊出すという形式なんだろうか。

『ダン・サリエルと女神の気まぐれ』

GAマガジンVol.3の付録に掲載。スランプから脱出するにはどうしたら良いのかという話なんだけど、これ書いていて死にたくなってこないのだろうか。

『ダン・サリエルと祝福のレビュー』

これも書いているときに死にたくなりそうな内容だな……。後書きでは否定してるけど、きっとサリエルに著者本人が言いたいことを言わせているに違いないw

『ダン・サリエルと真夜中のカルテット』

表題作。ずっとアマディアのターン!これまでの脇役達も再登場、更にはユフィンリーとヤーディオのゲスト出演で盛り上げます。

やっぱり音楽の描写を一番ちゃんとやってるのはこの作品な気がするなぁ。

『コジ・クロエ・フィガロの長いお預け』

短編と言うか、殆どエピローグ。

トルバス神曲学院に入学することになったアマディア。今一つ、彼女が学院の制服を着ている姿がイメージ出来んのだが……。
とは言え、学院が舞台になったら、他のシリーズのキャラも登場し易くなるんじゃね?

総評

なんて、期待を抱いていたら、後書きで完結宣言ですよ!どういうことなの?まだ、サリエルの過去とかやってないじゃん!
( ゜д゜)ってなったわ。

折角、他のシリーズとは一線を画す作風で面白かったのになぁ。しかも、思わせ振りなコジの存在とか、他のシリーズとの絡み易さとか見るべきところはいっぱいあったと思うんだがなぁ。

もっとモモのエピソード見たかったな……。
『ポリフォニカ』ではっきりと完結したのは本作が初めてか。他は続編があるしな。

次は未定。ただ、8/9にGAマガジンVol.4が発売予定。

燃:B+ 萌:A- 笑:A- 総:A

ガガガ文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

ガガガは公式発売日の18日が日曜だと大抵、その次の月曜日に発売となるが、今月は月曜が祝日であるため早くなって、17日が公式発売日。と俺が思ってただけで、ファンタジアは元から17日発売でした。おっけ、アホか俺!
ファンタジアと一迅社は3連休明けの火曜日発売だが、祝日補正が働き、17日発売。ブツは、

・ラ・のべつまくなし3 ブンガクくんと腐埒なるキホーテ
・羽月莉音の帝国 <3>
・ななかさんは現実
・フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)
・火の国、風の国物語10 英雄再起
・ハイスクールD×D7 放課後のラグナロク
・RPG W(・∀・)RLD6 -ろーぷれ・わーるど-
・ヘヴンズ・ダイアリー <002>
・萌神
・まなかみ!
ラ・のべつまくなし 3 (ガガガ文庫)
羽月莉音の帝国 3 (ガガガ文庫)ななかさんは現実 (ガガガ文庫)フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)火の国、風の国物語10 英雄再起 (富士見ファンタジア文庫)ハイスクールD×D7 放課後のラグナロク (富士見ファンタジア文庫)RPG W(・∀・)RLD6 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)ヘヴンズ・ダイアリー002 (富士見ファンタジア文庫)萌神 (一迅社文庫)まなかみ! (一迅社文庫)

の計10冊。何という集中具合だ……。

ファンタジアでは『リアルバウトハイスクール』と『白夢』が完結。『白夢』はひっそりと終わっていくなぁw
召喚教師リアルバウトハイスクール19 (富士見ファンタジア文庫)
白夢4 雲壁の彼方へ (富士見ファンタジア文庫)

新シリーズ『ダークロード』と『ff フェアリー・テイル』はスルーしました。
ダークロード 漆黒の断罪者 (富士見ファンタジア文庫)
ff1 ―フェアリー・ファイル― (富士見ファンタジア文庫)

一迅社はまさかの7点刊行。何、この偏り。
新シリーズは5作もあったけど、買ったのは『まなかみ!』だけ。
『ましろシュリッセル』『魔王と踊れ!』『宝城瑠璃華は止まらない!』『アンチ・マジカル』はスルーしました。
ましろシュリッセル (一迅社文庫)
魔王と踊れ!―白翼の姫〈1〉 (一迅社文庫)宝城瑠璃華は止まらない! (一迅社文庫)アンチ・マジカル ~魔法少女禁止法~ (一迅社文庫 い)



今回は細かい雑記が多いので、箇条書きにしときます。

・通勤電車の中で、どっかのクズが車内に捨てた空き缶を捨ててあげました。俺、超善人じゃね?誰かご褒美に1億くらいくれへんかなぁ。

・妹が新しく始まったドラマ『うぬぼれ刑事』を視てたんで、横でちょっとだけ視たんだけど、何なの、クドカンって頭に虫でも湧いてるの?(褒めてます)

・シースルーのトイレで物凄いゲロを吐く夢を見ました。

・社会人になってからは朝が早いので、金曜の夜とは言え、眠くてとても夜更かしが出来ない。だから土曜の朝は自然とすっと起きれちゃうんだけど、今日は9時40分くらいと思い込んで起きたら、HDDレコ―ダーの時計が7時20分って表示されていた。やばいレコーダー壊れた!?って思ったけど、俺の頭が壊れてるだけだった。なにこれこわい。

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ リユニオン・ホワイト (GA文庫)

著:高殿 円 イラスト:凪 かすみ

その名をどこかで聞いたことがあるような気がしつつ、スノウは再び弓を握った。この場をしのいでくれるなら、クソでもクリューソーでもなんでもいい。

ひでぇw

約3日の積み。5ヶ月振りの新刊。通算53冊目。何と『ポリフォニカ』自体が4ヶ月振りです。やっぱり大迫さんが亡くなったのは痛い。
つーか、『ダン・サリエルと真夜中のカルテット』と同時発売なんだけど、同時に出すくらいだったら、毎月1冊ずつ出してくれた方が嬉しいんだが。

今回はカバー下にイラストがあります。
さて、シリーズ第10弾。物語は佳境に入り、案の定鬱入って参りました。しかし、その一方でクライマックスに相応しく、脇役達のLOVEが加速しております。重い本編に対して、一服の清涼剤ですね。

この先に待っているのは精霊島の落下という悲劇なんだが、果たしてそこにどれだけの救いがあるのだろうか。
あっちを見ても、こっちを見ても絶望の気配がするぜ……。

次は『ダン・サリエルと真夜中のカルテット』。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

Style-F,富士見ファンタジア文庫

聖戦のレギオスIII 終わりなき夜光群 (Style‐F)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

そこでは運命が待っている。
月より降るものを待ち構える強者たちの運命だ。
お前はその運命を、おれよりも以前に知っていたはずだ。電子精霊たちの情報共有空間にお前も接触できるのだから。
まさか自分がその、倒すべき敵になるとは想像もしていなかっただろうがな。
さあ、行くぞ。
抵抗しても無駄だ。

約1ヶ月の積み。8ヶ月振りの新刊。そんなに空いてたのか。まぁ、本編とか『レジェンド』の文庫化とか雑誌連載とかあるから、何かしら『レギオス』は読んでるんだよな。
何だかんだで買っちゃうっていうね。
タイトルの「夜光群」は「オーロラ」と読みます。
表紙はディックだが、その背後にレイフォンの後ろ姿が。

さて、最終巻。今回は本編でディックが登場したシーンが彼の視点で語られる部分がある。そのため、ニーナとレイフォンがゲスト出演しています。全然目立ってないけども。
サヴァリスのことにも触れられている。

更には本編では未だ語られていない未来も少しだけ描写されているんだと思うんだが、いかんせん俺の理解が追いついていないので、その辺はよく理解りません。

総評

つーわけで、『レギオス』外伝ソフトカバーシリーズ第2弾『聖戦のレギオス』全3巻、これにて完結。

本編で重要な役割を担っているが、その素性は謎に包まれていたディックを主人公に据えたシリーズっていうコンセプト自体は凄く好きなんだけど、いかんせん話がよく理解らないまま終わってしまった印象。
何だろうなぁ、このテンションが苦手なのかな。

で、どうせ1年後くらいに文庫化すんだろ?深遊さんの描き下ろし挿絵があるなら全力で購入せざるを得ないな(キリッ

燃:B 萌:C 笑:C 総:B

文庫落ちリンク
文庫版 聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群(2012/01)

シリーズリンク
聖戦のレギオスⅡ 限りなき幻像群(2009/10)