「踊れよ小早川千尋、俺の手の中でさ。もっと滑稽なダンスを見せてみろよ!」
青春スイッチ、オン!
ガガガ文庫2011年9月の新刊。約4年3ヶ月4週間の積み。『人類は衰退しました。』6巻からは7ヶ月振り。
息抜きなのか田中ロミオさんが単発作品をリリース。『AURA』と同じ系統っぽかったので購入。
タイトル格好良いよな。
西邑さんは『僕がなめたいのは、君っ!』でガガガに登場済。
万事如才ない主人公、飯島直幸が同じクラスになったのは、規律にガチガチなクラス代表、小早川千尋。
最初こそ距離を置いていた直幸だけど、あるきっかけから彼女のことが気になり始めて……。
学級崩壊を招くクラスメイトと孤立している小早川さんの間で揺れ動く直幸。一人一人はそんなに悪い奴じゃないのに集まると頭のクソ悪い行動をやり出す集団浅慮という言葉を憶えました。成程、会社の上層部もこんな感じなのか。
小早川さんとの距離が近付いたかと思えば、また離れて。ああもう、このもどかしさな!最後にチョコくれる小早川さん可愛い。
中盤までの雰囲気だと、最後は鬱エンドなんじゃないかと不安になったけど見事にハッピーエンドで良かった良かった。
次は2012年7月に『人類は衰退しました。』7巻、2013年2月に8巻、2014年6月に9巻、12月に『人類は衰退しました。平常運転』、2015年7月に『犬と魔法のファンタジー』。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+