ファミ通文庫

犬とハサミは使いよう 3 (ファミ通文庫)
著:更伊 俊介 イラスト:鍋島 テツヒロ

「これが私の全力執筆、大澤流執筆術奥最終奥義、“操読者槍(ブリューナク)”!!」

2011年8月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、今回は秋山忍の作風を模倣した新人作家を巡るお話。

どんどん編集部が『ジャイアントロボ』の設定に侵蝕されてる気がするw
その内、衝撃のアルベルトとか出て来そうだ。
他にも『スパイラル ~推理の絆~』のネタなんかも。懐かし過ぎるぜ……。

で、新キャラ、和人が高校生だった頃の友人、大澤映見(はみ)が登場。「ふぇ?」はあざと過ぎてアレ。もっかんレベルの可愛さがないと許さん<何様

いつも通り、コメディかと思わせておいてのライトミステリ風味で、最終的にバトルという。
今回は特に『魁!!男塾』テイストが強く、ファミ通文庫だと思って読んでいたら、ジャンプコミックスだったでござるの巻。
「あ、『男塾』っぽい」って思ったら、本文中でも『男塾』って書かれていて吹いたわ。
ライティングデュエルとか、やだ、格好良い……。
何だよ、万年筆のチャージってw

だから、夏野さんが時折見せるデレは何なの?獣姦希望なの?既に薄い獣姦本とかありそうだよな。

次は2011年10月に短編集シリーズ『犬とハサミは使いよう Dog Ears』1巻。

燃:B 萌:B+ 笑:A- 総:A

シリーズリンク
犬とハサミは使いよう <2>(2011/04)
犬とハサミは使いよう Dog Ears <1>(2011/10)
犬とハサミは使いよう <4>(2012/02)

HJ文庫,アニメ,ファミ通文庫,一迅社文庫,角川スニーカー文庫,雑記

『スイートプリキュア♪』の映画を観に行ったついでに、イオンモール京都内の大垣書店で買ってきました。
今月は31日が月曜なので、1日フライングと日曜補正で土曜発売か。
ちなみにファミ通文庫と角川スニーカー文庫は既刊未消化のため、見送り。ブツは、

・僕の妹は漢字が読める <2>
僕の妹は漢字が読める2 (HJ文庫)

と、それから見送っていた、

・シオンの血族3 魔王ミコトと那由他の十字架(一迅社文庫)
シオンの血族3 魔王ミコトと那由他の十字架 (一迅社文庫)

の計2冊を購入。

新シリーズ『俺のリアルとネトゲがラブコメに侵蝕され始めてヤバイ』はスルー。何かタイトルがあからさま過ぎて引いた。何だろうな、あからさまでも惹かれるやつは惹かれるんだよなぁ。何が明暗を分けるのか。
俺のリアルとネトゲがラブコメに侵蝕され始めてヤバイ (HJ文庫)

『オレと彼女の絶対領域』はコミックダンガンでコミカライズ決定。取り敢えず、レーベルの中で売れてる方の作品を何本かコミカライズしとこうって雰囲気だな。

ネットで噂になっていたMF文庫J『Tとパンツといい話』は買おうと思ったんだけど、売り切れてました。


ところで、ロボットものなら視るしかないと視聴開始した『ギルティクラウン』ですが、録画した2話を視る前に物凄い勢いでモチベーションが下がったので切ることにしました。
何でもかんでもロボットものは視聴ってすると、最近やたらテレビ放送している『ブレイクブレイド』なんかも視ないといけなくなるからなぁ。
それなら、まぁ『スパロボ』に出たとに興味湧いたら視る、くらいの感度で居た方が良いかと思い直しまして。

C★NOVELSファンタジア,HJ文庫,MF文庫J,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記

C☆NOVELSは28日らしいけど、よく理解らんので、いつも発見次第買うことにしてます。いつもってほど買ってませんが。
ファミ通は恐らく29日には出ていたであろう。ビーンズと買うもん無かったスニーカーは1日フライング。
だから角川系列はフライングしなくなったんじゃ……。
ブツは、

・ダブルバインド 黄昏に獣は踊る
・魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる <2>
・東雲侑子は短編小説をあいしている
・少年陰陽師 願いの証に思い成せ
・俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? <2>
魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる2 (ファミ通文庫)東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)少年陰陽師 願いの証に思い成せ (角川ビーンズ文庫)俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録(アポカリプス)!? 2 (HJ文庫 な 3-2-2)

それから、ネットの感想を見て気になった、

・俺は彼女の犬になる!
俺は彼女の犬になる! (MF文庫J)

の計6冊を購入。
ファミ通では新シリーズ『お嬢様が、いけないことをたくらんでいます!』をスルー。
お嬢様が、いけないことをたくらんでいます! (ファミ通文庫)

『7秒後の酒多さんと、俺。』は4巻で、『夢魔さっちゃん、お邪魔します。』は3巻で、それぞれ完結か。
7秒後の酒多さんと、俺。(4) (ファミ通文庫)夢魔さっちゃん、お邪魔します。3 (ファミ通文庫)

何だか来月のラインナップの中にアニメ化作品があるって噂があるんだけど、『B.A.D.』か『ココロコネクト』か『犬とハサミ』か。
まぁ、この中なら無難に『ココロコネクト』だろうけども。

先月出た『表裏世界のソーマキューブ』2巻は完結巻だったのね。
『B.A.D.』は新創刊のアルティマエースでコミカライズ連載決定だとか。

HJ文庫では、新シリーズ『前門の巫女さん(勝ち気)後門の守護霊さま(役立たず)』をスルー。
前門の巫女さん(勝ち気)、後門の守護霊さま(役立たず) (HJ文庫 し 2-3-1)

12月配信開始のwebコミック誌コミック・ダンガンでは『僕の妹は漢字が読める』と『俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?』がコミカライズ決定。
何でよりにもよって、まだ巻数の少ない2作を……?
でも、『黙示録』の方は作画のクオリティ高そうですね。

ところで、いつもの書店が『灼眼のシャナ』全巻面陳という暴挙に出ていて、びっくりした。
流石に、もうそんなに売れないと思うのだが……。今から一気買いする人って、どれくらい居るんだろうな。


で、すっかり終わったと思っていた『幻想水滸伝』の新作『紡がれし百年の時』がPSPより発売決定。
はいはい、また積み本増える原因増えた増えた。
PSP持ってないけど、『第2次スパロボZ』やるときにPSなりVITAなり買おうと思ってたから問題無い。
まぁ、そんなにすぐ発売ってわけではなさそうだけど。
パッと見の感じだと『ティアクライス』の続編っぽいよな。

ファミ通文庫

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)
著:井上 堅二 イラスト:葉賀 ユイ

「ごちゃごちゃうるさいわね!生きたまま脳髄を引きずり出されたくなかったらおとなしく腰骨を砕かれなさい!」
「ダメだ美波!それはもう女の子が云々じゃなくて平和な国に暮らす人間として異常な発想だ!」

2010年8月の新刊。約1年と1ヶ月の積み。6ヶ月振りの新刊。通算11冊目。
表紙は葉月。美波は保護者という立ち位置での登場らしい。
1年以上読んでいなかった件。帯にOVA制作決定とか書いてあるし。いつの話だよw

さて、成り行きで一時的に吉井家へ居候することになった姫路さん。明久は学校でバレないように必死で隠そうとするが、平穏は長くは続かなかった。
クラス総出で異端者の処刑開始!というお話。
久し振りに読んだからなのか、結構楽しめた俺が居る。

やたら物騒な展開が続くんだけど、いつもこんなもんだっけ。死ぬとか殺すと殺されるとか、何回も何回も言ってるんだけど。

さらっと出ている交換留学制度ってのは伏線なのだろうか。最後、姫路さんが交換留学生として、海外に行きそうになって、それを明久が止めてハッピーエンドみたいな。

今回のラストでは姫路さんが明久に、ちゅーするわけだが、ここの挿絵、敢えて直接ちゅーのシーンにしてないんだよな。
誰の指定なんだろう、担当か葉賀さんの独断か。誰にしろセンスあると思う。

次は2011年1月に9巻、6月に9.5巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
バカとテストと召喚獣 <7.5>(2010/02)
バカとテストと召喚獣 <9>(2011/01)

ファミ通文庫

明るい家族砲計画っ!5 (ファミ通文庫)
著:新木 伸 イラスト:さそりがため

「これから、拓……、たいへんだよ?」
「なんで?」
「三倍好きになっちゃったから、これから大変だよ」

2010年7月の新刊。約1年2ヶ月の積み。7ヶ月振りの新刊。
表紙はウェディングドレス姿の美奈ということで、明らかに最終巻です。
帯を外すと、勿論ぱんつ。総扉は最早ぱんつどころの騒ぎではない。
最終巻だからって、全体的にエロス方向にハジけ過ぎワロタ状態。

さて、最後の家族砲は中学1年生のミナと24歳の未那さん。本来居た時空で拓真と死別してしまった2人を放っておけず、この時空の拓真は……というお話。

何といっても大人のお姉さん、未那さんがエロ過ぎワロエナイ
まさか前シリーズで足コキしたと思ったら、今度は手コキとはな……。

お兄さんが実はとんもでない売れっ子作家だったことが判明するが、いくらなんでも45シリーズ同時展開とか、どんだけwwww
作家専用レーベルとか新し過ぎる。
お兄さんの担当編集の華蓮さんが何だか可愛いな。

3人の美奈との結婚式のシーンは盛り上がらざるを得ない。
ってか、ガガガ文庫『GJ部』のメンバー出張り過ぎだろw
キョロって、拓真と同じクラスだったのか……。

他にも新木さんの他シリーズからゲスト出演してるのかなってキャラが何人か居るんだけど、気になって調べてみたが、全然判らん。

総評

ってなわけで、イラストに釣られて読んだら、そこそこ面白かった『明るい家族砲計画っ!』全5巻でした。足掛け2年1ヶ月か。
拓真と美奈の神カップルっぷりが楽しいシリーズでした。1巻の表紙はヒカリだったけど、作品としてのメインヒロインは美奈だったんだよな。

完結を期に、FBonlineに掲載された短編と未公開短編が新木さんのブログで公開されてるそうで。
FBonline掲載分も読みそびれているのでチェックしよう。

うーむ、それにしても積み過ぎた。シリーズが完結すると、優先消化する理由が消滅するから、どんどん積みっぱなしになっちゃうんだよな。月に1シリーズくらいは続刊の出ていないシリーズを読むことにするべきか……。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
明るい家族砲計画っ!④(2009/12)

著者リンク
はなぢ店長じゃ、だめですか? <1>(2012/02)

ファミ通文庫

まかでみックス ないんす 王子様と呼ぶんじゃねえッ! (ファミ通文庫)
著:榊 一郎 イラスト:BLADE

「……その……千里様は……その……王子様です……私……の……」
「…………」
「…………」
「……も……勿論私は……お姫様って柄じゃないですけど……ないですけど……」
「でも……ずっと待ってて……嬉しくて……多分それは……私……千里様が……私の処に来て……私の中に入ってきて……私を……起こしてくださった……からで……」

2011年7月の新刊。約2ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
前巻の予告の時点では、「魔法少女と呼ぶんじゃねえッ!」だったが、王子様に変わったのか。まぁ、魔法少女では、あんまり最終巻っぽくないかもしれん。

口絵のパワードスーツの胸に描かれているクフィールの紋章がとても格好良い件。何か前にも書いた気がする。

さて、女神こと万尋との最終決戦。千里とクフィールのイチャイチャがえらいことになっていた件。

仲間達と合流して、戦いに赴くのはお約束だけど、まさか千里が分裂するとはな……
戦いが終わったら元に戻るのかと思いきや、そのままどころか合計3人になってしまうという。

最終巻とはいえ、ボケるところはきっちりボケるのが『まかでみ』なわけで。
テジャス・サイクロンジョーカーVSウーラ・ラトラーターコンボとか。挿絵にダブルドライバーとオーズドライバーまで描かれている手の凝りよう。

ここにきて〈ワルプルギス〉と〈アイギス〉が出て来るなんて、燃えざるを得ない。
鈴果が振り回していた頃が懐かしいよな。

最後に〈混沌委員会〉が全員集合するところは燃えるざるを得ない。コーティとかイコノクラストとか大活躍で胸熱。
それに、始原的神魔創造者3人が協力して、事に臨むとか第1部から読んでる身としては感慨深いシーンも。

そして、まさかのクフィール孕ませエンドとかまぢ。エピローグで数年後の主人公達の姿が描かれて、主人公とヒロインの間に子供が生まれている、なんてシーンはちょくちょくあるけど、ガチで孕ませちゃうエンドはラノベでは珍しいのではないか。

果たして千里はそのままパパになるのだろうか。まさか堕ろすとは思えないけど、出産を魔法的に遅らせるとかは出来そうだ。

総評

ってなわけでファミ通文庫、これは実験だ!な『まかでみックス』全9冊でした。文庫1巻から数えると、足掛け3年2ヶ月。
『まかでみ』シリーズとしては通算25冊か。いつの間にか凄い量になったもんだな。

内容が安定し過ぎていて、あんまり書くことが無いのが困りもの。毎回、本編と全然関係無い次回予告が面白かったよな。
ブシドーとかタトバコンボとか。

作者が自ら出て来たり、〈混沌委員会〉という形でた作品のキャラを登場させたりと、実験的な試みが面白かったな。
たまに原作の内容に触れる発言とかあったし。
また、どっかで〈混沌委員会〉出て来ねぇかな。面子から零れた作品のキャラも出てほしいよな。

後書きによると、今後も『まかでみ』の流れを汲んだ作品は今後も書くそうな。それが12月に創刊される講談社ラノベ文庫のファーストラインナップにある『アウトブレイク・カンパニー』なんだろうか。
ってか、この世界観なら、いくらでもスピンオフ作れそうだよな。

次は2011年11月に新シリーズ『ATM』です。イラストは何とファンタジア文庫『ストレイト・ジャケット』の藤城陽さんだ!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
まかでみックス えいす 周防千里と呼ぶんじゃねえッ!(2011/03)

世界観リンク
その男、魔法使い“A” <1>(2011/11)

アニメ,ファミ通文庫

「恐らく頭が無い=馬鹿だからじゃな」
「言ったー!僕が必死に目を逸らしていた真実を包み隠さず言ったー!?」

サブタイの「鎮魂歌」は「レクイエム」と読みます。
さて、原作5巻のエピソードは1期で消化済みなので、6巻に突入。って、わざわざ玲姉さんを早々と登場させた割には出番無ぇじゃんか。

さて、試召システムの調整ミスで試験召喚獣がリアルな等身のモンスターに変化してしまったことで、学年対抗肝試し大会が行われることに。

秀吉の猫又が可愛過ぎて吹く。あと、ムッツリーニ吸血鬼のクールさ。

今回はやたらテンポが良くて凄く面白かったな。特に、美波のぬりかべの下りで、「駄目だ。今笑ったら殺される」のとこの明久の声がw

そして原作の表紙要員として登場したのかと思ったら全然そんなことなかった小暮先輩が登場です。
これまた高校生らしからぬ色っぽさで。

燃:B 萌:A+ 笑:A 総:A+

エピソードリンク
第11問「雄二と翔子と幼い思い出」
最終問「バカとテストと召喚獣っ!」

アニメ,ファミ通文庫

「煮崩れの前に、肉じゃがの定義が崩れてるから!」

今回はサブタイから判る通り、雄二と霧島さんの小学生時代のエピソード。2人以外のレギュラーメンバーはほぼ登場せず。明久がシルエットで出たくらいで。

雄二って昔はツンツンヘアーじゃなかったんだな。激しく違和感。
対して霧島さんは大きなリボンを付けてるくらいで、あまり変わりがない。

今回の見所その1は雄二ママこと、坂本雪乃さんの可愛さですね。典型的な美人ママだよなぁ。
見所その2は終盤の独特な色遣いか。ああいうの結構好き。演出意図とか一切理解らんけど(ぉ

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第10問「僕と恋路と恋愛術っ!」
第12問「バカと道化と鎮魂歌っ!」

アニメ,ファミ通文庫

「せめて何ゼリーかだけでも決めて━━━━!?」

怒りを燃やす美春に、美波に対する想いを正直に話す明久。雄二やムッツリーニさえも赤面させる、こっぱずかしいトークである。
それを偶然聞いた美波は青春エクスプロージョンするのであった。というわけで、さくっと原作4巻終了でござる。

まぁ、エクスプロージョンした割には、この後、特に進展は無かったようにも思うが……。

ムッツリーニ大活躍の暗殺シーンが面白かったな。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第9問「僕と恋路と交渉術っ!」
第11問「雄二と翔子と幼い思い出」

アニメ,ファミ通文庫

「結論だけ述べたまえ」
「キスをしていたので羨ましいんです━━━━ッ!!」

多分、原作4巻に突入しました。当然の美波のちゅーに戸惑う明久だったが、何やかんやで誤解という結論に落ち着く。
よく落ち着くよな……。こんなん気まず過ぎて、おんなじ空間によー居れんわ……。

このエピソードで、そのまま2期終了までいくのかな。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第8問「ウチと日本と知らない言葉」
第10問「僕と恋路と恋愛術っ!」