富士見ファンタジア文庫,角川つばさ文庫

ぼくとレギオスの旅2 生まれゆく都市 (角川つばさ文庫)

原案:雨木 シュウスケ 著:川村 ひであき イラスト:今野 隼史

「おぼえとけ。世の中には正義とか悪とかカンケイない、だれにもやぶることはできない、ルールってもんがあるんだ」

約五日の積み。三ヶ月振りの新刊。全三巻予定とか言っていたのに完結巻です。終わり方が物凄い唐突だったので打ち切りか?謎も放ったらかしだったしなぁ。

最後のgdgdっぽいラストを除けば、今回もハートフルあり、教育的メッセージあり、ラブコメあり、原作とのリンクありと面白かった。
ロス姓のキャラを出してくるとか原作ファンのツボを巧みに突いてくる。

最後にステラは学園都市になることを決意するが、もしかして彼女がツェルニなのか?

総評
そういうわけで、『ぼくとレギオスの旅』全二巻でした。メディアミックス展開の一環として、とにかく本を出せ、みたいな流れで出たっぽい割には非常に良質な作品でした。惜しむらくは打ち切り臭い終わり方ってことだが。

ニルフィリアお姉ちゃんのサドっぷりをもっと堪能したかったなぁ(ぇ

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A-

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

MF文庫J,富士見ファンタジア文庫,雑記

ファンタジアは20日が日曜なので公式発売日自体が1日前倒し。
MFはいつも通り公式サイトでは25日発売とアナウンスされているが、シルバーウィークパワーで6日フライング。6日とか滅茶苦茶過ぎるw
で、こういうときに限って買うものが多かったりするワナ。

・鋼殻のレギオス14 スカーレット・オラトリオ
・火の国、風の国物語7 緑姫憂愁
・生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2
・ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア
・いつか天魔の黒ウサギ5 夏休みカタストロフィ
・けんぷファー⑩1/2
・聖剣の刀鍛冶7
・いつも心に剣を <3>
・三流木萌花は名担当!
・桜木メルトの恋禁術

鋼殻のレギオス14 スカーレット・オラトリオ (富士見ファンタジア文庫)火の国、風の国物語7 緑姫憂愁 (富士見ファンタジア文庫)生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2 (富士見ファンタジア文庫)ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア (富士見ファンタジア文庫)いつか天魔の黒ウサギ5 夏休みカタストロフィ (富士見ファンタジア文庫)けんぷファー 10 1/2 (MF文庫 J つ 2-13)聖剣の刀鍛冶 #7 (MF文庫 J み 1-15)いつも心に剣を 3 (MF文庫 J し 5-3)三流木萌花は名担当! (MF文庫 J た 5-8)桜木メルトの恋禁術 (MF文庫 J も 2-5)

の計十冊。ああ、また積み本が百冊突破した……(´・ω・`)

ファンタジア側では『これはゾンビですか?』三巻の口絵の吸引力が凄かったが、内容があまりにもアレなので今度こそスルーしました。

これはゾンビですか?3 いえ、それは爆発します (富士見ファンタジア文庫)

中堅作家の新作『1×10』と『氷結鏡界のエデン』は取り敢えずスルーしました。ドラマガの特集等を読んでから判断しても遅くはあるまい。

1×10 藤宮十貴子は懐かない (富士見ファンタジア文庫)氷結鏡界のエデン 楽園幻想 (富士見ファンタジア文庫)

MF側では『刀鍛冶』のアニメが家では映らないことが判明しました。
『けんぷファー』はBSのお陰で耐えました。ただ、放送開始は十月末。キャストが原作に忠実過ぎるのでちょっと楽しみです。
ナツルのキャストは井上麻里奈さん。ファンタジアの『SH@PPLE』の淡谷姉弟のキャストも井上さんというのが面白い。

来月はヤマグチさんと兎塚さんの新作が登場。タイトルからすると、『ゼロ使』のスピンオフっぽいけど……。

あとは、ドラマガ買いました。

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2009年 11月号 [雑誌]

それから注文していた本を色々と。

・純潔ブルースプリング
・にょろーんちゅるやさん めがっさ限定版
・レンタルマギカ Ⅴ
・神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト <1>

純潔ブルースプリングにょろーん ちゅるやさん めがっさ限定版レンタルマギカ 第5巻 (あすかコミックス)
神曲奏界ポリフォニカエターナル・ホワイト 1 (プリンセスコミックス)

『図書館戦争 LOVE&WAR』四巻は売り切れていたので、注文します。

図書館戦争LOVE&WAR 4 (花とゆめCOMICS)

富士見ファンタジア文庫

狗牙絶ちの劔3 ―刀と鞘の物語― (富士見ファンタジア文庫)

著:舞阪 洸 イラスト:うなじ

「香月に美玖ちゃんを殺させない。そういう覚悟なら、あるよ」

約三ヶ月一週間の積み。積み過ぎ……orz
半年振りの新刊。表紙は順当に明。ってことは次は棚倉の双子あたりか。あ、その前に遊眞か。
相変わらず表紙の構図は格好良い。

登場人物紹介では既に死亡したと思しきキャラには×マークが。何という『男塾』w
いや、よくある手法だろうか。

今回は連載四回分を収録。駿が皆に黒幕の正体を告げるまでが描かれる。

書き下ろしは香月の初めての狗牙絶ちの話。

総合的に見て、今後も買い続けるかどうかと言うとなぁ。読み易くはあるんだけど……。もう切りかなぁ。

燃:B- 萌:B+ 笑:B 総:B+

一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月はファンタジアが一冊、一迅社が三冊で、内訳は、

・まぶらほ ~じょなんの巻・ご~
・宇宙をかける少女 下巻
・フォルマント・ブルー リミックス
・Le;0 -灰とリヴァイアサン-

まぶらほ~じょなんの巻・ご~ (富士見ファンタジア文庫 つ 1-1-17)宇宙をかける少女 下巻 (一迅社文庫 せ 1-2)フォルマント・ブルー―リミックス (一迅社文庫 み 1-2)Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫 む 1-2)

の四冊。『ハイスクールD×D』四巻は延期。ただ、石踏さんのブログを見る限りでは落としたんじゃなくて編集部側の都合らしい。

と言うかファンタジアの購入冊数ムラあり過ぎ……(´・ω・`)

来月は一迅社の方で気になるのが色々と。
『創黎のアリシア』はもう『シャナ』っぽさを出そうとしているとしか思えない。でもこういうタイトル好きだから買っちゃうぞ☆<気持ち悪い
イラストは桐野さんです。ま た か

『えでぃっと!』はラノベネタだから気になりました。イラストが『学校を出よう!』の蒼魚真青さんってのも注目ポイント。
でもこれ、粗筋を見た感じ、GA文庫の『ライトノベルの楽しい書き方』みたいなんですけど……。

『ヴァンパイアノイズム』はまたもや十文字さんの新作。イラストが『ぷりるん』と一緒なんだけど、繋がってるんだろうか。

富士見ファンタジア文庫

どうにもならない五里霧中?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

短編集第五弾。

『純で不純なグラップラー』
短編における宗介のライバルキャラとでも言うべき、格闘馬鹿、椿一成(いっせい)登場。
どんどん、かなめの肝が据わっていってるのが判る。

『善意のトレスパス』
椿連続登場。意外と、連チャンでメインを張れるゲストキャラは居ない気がする。
陣代の用務員こと大貫さんが災難過ぎるw

『仁義なきファンシー』
お蓮さんの家がヤクザ屋さんと判明。
で、ボン太くん小隊出撃。ふもっふ。

『放課後のピースキーパー』
ちびっこ達の公園の取り合いを宗介が仲裁しようとする話。オチが、ページが足りなくて強制終了させたように思えるのは俺だけか?

『迷子のオールド・ドッグ』
かなめの祖父が彼女を訊ねて、やって来る話。ハートフル過ぎる。

『わりとヒマな戦隊長の一日』
書き下ろし。OVAにもなったテッサメインのエピソード。しかし、一番可愛いのは、非番のときにディズニーやジブリの映画を観るクルーゾーだと思います。

そういうわけで、短編集第五巻でした。次は長編って言ってるけど、また短編なんだよなぁ。

燃:C  萌:A-  笑:A-  総:A+

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ4 夜逃げの生徒会室 (富士見ファンタジア文庫)

著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「時雨遥は泣いている。サイトヒメアも、お前を好きかもしれない。だが――力のないガキのお前が選べるのは一人だ」

約一週間の積み。四ヵ月振りの新刊。鏡さん四ヵ月連続刊行第一弾。この前、六ヵ月連続刊行が終わったばっかりだっていうのに……。もう十二ヶ月連続刊行とかすれば良いのに……。
加えて、これから毎月『伝勇伝』か『いつ天』が出るってのに、いきなりこの本が五百ページというロケットスタート。ビックリしたわ。

さて、行方不明になった遥を連れ戻すため、エルフの住む異世界へと乗り込んだ生徒会メンバー達。新キャラはわんさか出るわ、伏線は張られるわ、割と最強かと思われていた月光をあっさりと屈伏させる七代前の生徒会長が現れるわと大騒ぎ。

相変わらず文章がやたら軽いのに、内容自体は糞重いという。

今回は一応話が一段落ついています。セルジュとハスガは準レギュラーくらいになるんだろうか。連載の方にも顔出しそう。

そして今回も月光キュンのオラニャンっぷりが絶好調です。嗚呼、月光キュンに「黙れ雑魚」とか罵られたい<気持ち悪い
あと、ヒメア可愛いよヒメア。

次は九月。アニメ化企画進行中とか言われても驚かない。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A

富士見ファンタジア文庫

終わるデイ・バイ・デイ〈下〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

結局五ヶ月くらい間が空いた模様。約270ページと、何で分冊したの?とは思わない程度の厚さ。上下巻でのバランスは悪いが。

さて、ドン底まで落ちた宗介とかなめは、それぞれ答えを見付け、新たなステージへ進む。ガウルンとの因縁にも決着がついたし、ここで第一部終了ってところかな。
やっぱり『TSR』を先に視た後では、パッとしない盛り上がりだったけど。

後書きで、今回が重い分、次の長編は軽くするって言ってるけど、どうせその次でドン底を突き抜けるじゃんw

燃:A-  萌:B+  笑:B+  総:A

富士見ファンタジア文庫

七人の武器屋―結婚式をプロデュース! (富士見ファンタジア文庫)

著:大楽 絢太  イラスト:今野 隼史

「ノォォン!デクさん!結婚……オメデトウございまぁぁぁす!」

ジャンの漢気に全俺が泣いた。

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

さて第二巻。よく見ると、タイトルにカウントを表すものが何も入ってないんだな。表紙の何処かに「EPISODE○」と入っているってのが面白い手法。棚差しでは全く判んないけどな!

で、ノンのウェディングドレス姿が眩し過ぎる表紙ですよ。この巻を読むと、ノンが目茶苦茶可愛く思えてくるから困る。
今回は、一巻で結婚すると宣言していたノンが実際に結婚式を挙げるエピソード。
一巻では、ぼちぼちだったテンションが一気にクライマックスで吹いた。アツ過ぎた。特にミニィちゃんのポジションがオイシ過ぎるw
喝を入れて良し、戦って良し、ぶりっこして良しって、何という万能キャラ。

これは良い作品だ。

燃:A+  萌:A+  笑:A-  総:A+

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス MISSING MAIL1 (角川コミックス ドラゴンJr. 123-1)

原作:雨木 シュウスケ  作画:清瀬 のどか  キャラクター原案:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

エイジで連載中のコミカライズ第二弾。クオリティは今一つなのは、まぁ仕方ないとして、キャラの性格がえらい違うんですが……。特に、レイフォンのテンションが終始おかしい。
わざとやっているのか、何にも考えていないのか……。

それとフェリの出番がやたら多い件。いや、それは別に良いんだが。

そして、タッチが、やたら少女漫画チックな件。何で、清瀬さんが選ばれたんだろう……。
つーわけで、典型的なお茶濁しのコミカライズでした。

燃:B-  萌:B+  笑:B  総:B+

富士見ファンタジア文庫

ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス〈8〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

「メイシェンはいい子だよ。僕が忙しいからって、いつもお昼の弁当を作ってくれるんだ」

レイフォン、核地雷踏んだ!!正妻の前で、何てこと言うんだ、この人!?

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

さて、『レギオス』初の短編集ですよ。今回はドラマガ初登場だった短期集中連載分を収録。通常の連載作品よりページ数が多いので、短編三本に書き下ろし中編一本で文庫が一冊出来てしまうワナ。
つーか、短編集出すの遅過ぎじゃね?
で、リーリンと再会したレイフォンがツェルニで出会った少女達のことを彼女に話して聞かせるという構成。正妻を前にして、何と言う命知らずwww

『クール・イン・ザ・カッフェ』
フェリのエピソード。ピンクのフリフリウェイトレス姿のフェリ!この一点に尽きる。
以前ドラマガの付録として付いてきたドラマCDを聴き返しているんだが、原作を知ってから聴くと、すげぇ面白いな。くぎゅが演じるフェリが病みつきになってきたw

『ダイアモンド・パッション』
ニーナのエピソード。パンダの縫いぐるみを抱っこしないと、ちゃんと眠った気分にならない隊長可愛いよ隊長。
彼女と同じ寮に住んでいるセリナとレウは、この短編が初登場だった筈。つーか、文庫に出て来てたっけか?
実は、ニーナが金剛剄を習得するという重要エピソードなんだが、何でこんなお馬鹿エピソードに……。

『イノセンス・ワンダー』
メイシェンのエピソード。最近影が薄いな……。まぁ、武芸関係の話になると、絡めなくなるからなぁ。
で、メイシェンがナルキ、ミイフィと共に、天剣授受者の謎に迫る。結局判らないまま、終わっちゃうんだけど。
三本の内、唯一真面目な話。でも、三本とも本編を読んでいてこそ楽しめる内容だよなぁ。この辺は、ドラマガ掲載時に読んだんだけど、これといってパッとしなかったし。

『なにごともないその日』
書き下ろし。レイフォンが天剣授受者になった直後のエピソード。取り敢えず、エロい侍女の格好して、リンテンスの部屋を掃除しに来る女王陛下自重w
つーか、この世界にコンセントあるのか!!

で、今巻の書き下ろし分で、大分天剣授受者の面々の設定が明らかになった。列挙するのが、面倒臭いくらいに。これからも天剣授受者のエピソードは読んでみたいな。性格悪い人多そうだけど。
そして、天剣授受者三人を秒殺する女王陛下は化け物ですか?

つーわけで、短編集一冊目でした。

燃:A+  萌:A+  笑:B+  総:A+