コミカライズ,電撃文庫

アスラクライン 2 (電撃コミックス)

作画:あきづき りょう 原作:三雲 岳斗 キャラクターデザイン:和狸 ナオ

「我が高校の制服を着せているのはきみの趣味かね?」
「似合っているがただ欲を言えばニーソックスは黒ではなく、白だ」
「白の方が良い。次からは白を履かせたまえ!!もちろん哀音も白ソックスだ!!」

佐伯兄wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

奏っちゃんが大きく描かれた表紙が目印のコミカライズ第二弾。原作一巻後半戦。
コメディテイストが相当強くなっており、良いように言えば原作やアニメと上手く差別化されている。好き嫌いが結構分かれそうだけど。
第6話のサブタイトル『強く、激しく、たくましく、黒く』とか最低過ぎるw

コメディ色が強いとは言え、《翡翠》の前で《黑鐵》を呼ぶシーンの演出は格好良かった。操緒の「其は科学の光が落とす影」って言う瞬間にサブタイトル出すのが。

神聖防衛隊との戦いの後、何故かネコミミ付きヘアバンドを装着される奏っちゃん萌え。しかし何の意味があるのか……。

その後の展開が最終回っぽ過ぎて打ち切りかと思ったら、ちゃんと三巻に続くって書いてあって安心した。
次は普通に『夜とUMAとDカップ』編のようです。

後書きのひぐちカッターに吹いた。また、何故か奏っちゃん役の野中さんからのコメントが。
カバー下では杏が声繋がりで『けいおん!』の唯のコスプレを。似合ってる。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A-

アスラクライン (電撃文庫)
アスラクライン (電撃文庫)

電撃文庫

ロウきゅーぶ! 3 (電撃文庫 あ 28-3)

著:蒼山 サグ イラスト:てぃんくる

――もうとっくに、智花だけではない。五人で『みんな』なのだ。
いや、もう良いか。
――六人で、と。
俺自らがそう宣言しても、きっとみんな……許してくれるよな。

約二日の積み。四ヵ月振りの新刊。紳士の読み物『ロウきゅーぶ!』は積まないッ!
表紙は愛莉。ゴスロリドレスっぽい衣装に身を包んでいますが、ぱんつが見えています。帯で隠れてるから楽勝だぜ!って思ったら、帯にも同じイラストがプリントされているワナ。まぁ、感覚が麻痺しきっているので全く恥ずかしくも何ともないのだが。
いやしかし、この構図、エロいことする五秒前と言われても何ら違和感が無いのだが。

裏表紙は毎回まほまほ。それぞれ巻を象徴する格好をしている模様。一巻はメイド、二巻はパジャマ、今回は水着といった具合に。
帯にはミュージシャンROLLY氏からの推薦分が。「ロリを名乗って25年」ってホントかよw

夏だ!プール開きだ!スク水だ!という合言葉が世間一般の共通認識かどうかはともかく一回目のシリーズ打ち切り危険ポイントで水着回です。まぁ、この作品に関してはよっぽどの路線変更でもない限り打ち切りの危険はもう無いだろうけど。

正直、もう口絵だけでロリエナジーが臨界点突破ですよ。消し飛びますよ。もっかんのスク水が!スク水が!
欲を言えば全員スク水が良かったなぁ。もしそうなっていたら臨界点突破どころの騒ぎではなかったわけだが。

さて、今回は愛莉メインです。泳ぎが苦手な愛莉が泳げるようになればバスケに対する自信にも繋がる筈……というわけで、超合法的にまほまほの家のプールで特訓です。何とけしからん……!
そんなうふふきゃっきゃな展開も葵にバレてしまったことで一気にシリアスに。
もう何て言うかね、葵が噛ませ犬過ぎてね。

もっかん達は葵率いるメンバーとハンデありの五対三の試合を行うことに。この試合展開がアツいんだよなぁ。特に上述した台詞の下りが。
このメンバーというのがゾノとショージという恐らく美少女であろう新キャラ。何故か挿絵に全く登場していません。今後シリーズが長期化すれば頭角を現しそうだ。
また、押さえておきたいのがまほまほの家のメイドの久井奈さん。やんばるというニックネームで親しまれる彼女も今後出番の増えそうなキャラではある。イラストは無し。

女バスメンバー全員集合見開き挿絵は一巻から、お風呂→着替えときて、今回は水着でうふふきゃっきゃでした。相変わらずバスケパートに見開き挿絵を持って来ない担当和田さんのチョイスG・Jと言わざるを得ないw
ちなみに今巻でも昴はまともに挿絵に登場しないし、バスケットボールは出てきません。徹底してらっしゃるw

終盤のプール授業のシーンではミホ姉もスク水を着て授業を行っているらしいことが判る。それkwsk
つーか何で、このシーンに挿絵一枚も無ぇんだよ!!

今回のラストで他校のチームと試合をするため遠征に出発することになったわけだが、つまり四巻では新たな小学生ヒロイン登場ですね、分かります。

そして萌王ではビジュアルSNS企画がスタートだそうです。アニメ化に近づいたから嬉しいんだけど、これ本にまとまるのかなぁ……。

燃:A+ 萌:S+ 笑:B+ 総:A+

スーパーダッシュ文庫,メガミ文庫,雑記,電撃文庫

今月は普通に2日フライングで8日発売。ブツは、

・アクセル・ワールド03 夕闇の略奪者
・ロウきゅーぶ!③
・スイート☆ライン2 オーディション準備編
・小春原日和の育成日記

アクセル・ワールド 3 (電撃文庫 か 16-5)ロウきゅーぶ! 3 (電撃文庫 あ 28-3)スイート☆ライン 2 オーディション準備編 (電撃文庫 あ 13-28)小春原日和の育成日記 (電撃文庫 い 8-18)

の四冊。

電撃絡みの話は電撃文庫MAGAZINEが間もなく出るのでそんときにまとめて書こうと思います。

あとはネットで噂になっていた、

・アンシーズ ~刀侠戦姫血風録~(スーパーダッシュ文庫)
・ゴほうし!(メガミ文庫)

アンシーズ―刀侠戦姫血風録 (集英社スーパーダッシュ文庫 み 4-1)
ゴほうし! (メガミ文庫 36)

の2冊も購入。

スーパーダッシュでは新城カズマさんの新作『15×24(イチゴーニイヨン)』が一二巻同時発売。漫画では一二巻同時発売って時々見かけるけど、ラノベではかなり珍しいんじゃね?
メガミでは、あのわかつきひかるさんが甘く切ないピュア&ラブストーリーと謳って、『天使(キューピッド)はいつも忙しい』とかいうのを出しています。ホントにピュアなの?信じ難い……。

15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-1)
天使はいつも忙しい (メガミ文庫 39)

そういや『ドラゴンクライシス!』の挿絵で御馴染みの亜方逸樹さんの画集がアスキー・メディアワークスから出るそうですね。『ドラゴンクライシス!』絡みのイラストも収録されるそうな。ってことは『ドラゴンクライシス!』のアニメ化は無いと見ていいのか。

えくせれんとぷにっと―亜方逸樹画集 (MOEOHセレクション)

アニメ,電撃文庫

「ずっとずっと好き?」

ハイスクールパンクとは真っ赤な偽り、ガチでSF要素の入った電撃文庫原作ラノベ、待ちに待った後半戦スタートです。

もうね、OPからテンション振り切れましたよ。直前に『乃木坂春香』も視たんだけど、何この電撃強過ぎワロタ状態。
番宣でサビが流れてたからテンポ早い曲なのは知ってたけど、最初のスローテンポからの切り替わりが格好良い。畳みかけるサビも燃える。
まずは操、奏っちゃん、智春それぞれの一巡目と二巡目の世界の姿が映り、更に《黑鐵》、《白銀》と新たなる機巧魔神の姿が。あれが《鋼》か?
他にもネタバレ満載で、炫部長、悪魔化する智春、氷羽子、成長したアニア、秋希さんなどが登場。機巧魔神の攻撃を受け止めていた覆面の人ってもしかして由璃子さん?
それと最後の方で何体かの機巧魔神を従えている男子学生は影で顔が判らなくなってるけど、炫部長か?つーか、このカット格好良過ぎるだろう……。普通にスパロボ出れるんじゃね?

さて、謎のコアラを追いかける内に洛高の地下に眠る遺跡ラ・クロアへと辿り着いた智春達。ここで原作五巻のエピソードを持ってくるか。もしかして、ひかり先輩クルー?って淡い期待を抱いたけど、全然そんなことは無かったんだぜ。
ちなみに点火装置は加賀篝との戦いのときに行方不明になったらしい。

操緒が謎の装置に触れた途端、智春の中に一巡目の世界での記憶がフラッシュバックする。
一巡目の世界では直貴や律都さんが行っていた実験の失敗で異なる世界の接触が引き起こされたらしい。理屈はよく理解らんが、その際巻き込まれた操緒は非在化が始まってしまい、それを救うために智春は行動を起こしたようだ。
直貴と一緒に居たのは一巡目に飛ばされたアニアか?

そして機巧護衛機に襲われることに。ヅカ王子が助けにきてくれたから良かったが、智春は《黑鐵》を呼ぶことを躊躇ってしまう。操緒が事実を知ることになるのっていつだっけな。
最後にコアラが科學部部長と判明して続く。

EDはずっと操緒のターン!!でも智春と並んで歩いてたら少しずつ薄くなっていって、最後は機巧魔神のカプセルの中で眠りにつくって切ねぇぇええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
キャストクレジットにそのままコアラって書いてあって吹いた。

エンドカードの用語紹介は疑似感覚入出力デバイス(コアラ)。

燃:S- 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)
アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「裕人君が固くて太いものをメイドさんにしゃぶらせようとしている!」

わさびです。

さて、一期の放送終了から一年、お嬢様のシークレットラブコメ、満を持して二期がスタートです。サブタイトルがいきなりけしからんw

お、OP、一期の構成を踏襲してるやんと、のっけから好印象だったわけですが、俺のツボにクリティカルで消し飛びそうになりました。曲は格好良いわ、作画は綺麗だわ、演出上手いわ、姫宮みらんさん出て来るわとテンション振り切れた。

姫宮さんって生天目さんの別名義だったのね。全然知らんかった。で、本編中には誰役で出てるのかと思ったら、ルコ姉かよ!超脇役じゃん!

まあ、それはともかくOP凄ぇ。本編は別にお勧めしないけど、OPだけは是非みんな見てください。

本編はいつも通り。『ドジっ娘アキちゃん』に代わる劇中アニメは『ノクターン女学院ラクロス部』。主人公の中の人、能登さんじゃねーかwww
それを見て興奮する春香。何という自作自演w
つーか春香さん、画面に近過ぎます。

クラスメイト達と温泉旅行に行くことになった裕人と春香達。何故か途中で美夏と乃木坂家のメイドさんズ、更に由香里先生とルコ姉まで現れる。二期とは言え、一回目なので、およそレギュラーであろうキャラを全員顔見せさせた感じか。

ここで新メイド、アリス登場。春香の護衛らしいが、『炎髪灼眼の討ち手』が“頂の座”を守るという変な構図。

どう見ても釣りの温泉シーンは光と湯気の入り方が不自然過ぎます。おのれディケイド!もうちょっと隠し方あるやろ……(´・ω・`)

温泉街の近くのアニメショップで『ノクターン女学院』のイベントがあることを知った裕人は春香を連れていく。
まさかの能登さん登場に吹いた。顔は映らんかったけど。それを見て大興奮の春香。何という自(ry

EDはOPで息切れしたのか、映像がおとなしめ。曲自体は明るかったです。
次回予告では美夏と那波さんによるオタの基礎知識解説コーナー。次回予告をせんかい。
つーわけで二期スタートです。OPだけでも見る価値はある。ランクが高いのは殆どOPの力です。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

乃木坂春香の秘密〈10〉 (電撃文庫)
乃木坂春香の秘密〈10〉 (電撃文庫)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「ホント退屈しないわね、この街は……」

『とある魔術の禁書目録』放送終了直後の告知から半年、スピンオフコミカライズがまさかのアニメ化です。制作は引き続きJ.C.STAFFだが、監督は『とらドラ!』で御馴染み長井龍雪さんに交代。
発表当初は2010年放映って噂だったけど早いなオイ。

OPカットで開始。冒頭で『禁書目録』の外伝であることが明記された。
今回は主要登場人物の顔見せ兼掴み。ぱんつは駄目でも、黒子が美琴の乳を直に揉むのはアリなのか……。もしこれが男だったらNGなのかなぁ。あれ、でもそう言えば、『ゼロ使』三期でルイズがティファニアの乳揉むシーンは規制されてたな。

初春はもしかしてアニメ初登場だっけ?涙子は本編のOPにちらっと出てたけど。
ファミレスのシーンではモブに『とらドラ!』の竜児っぽい目つきの学生が。

そして放たれる超電磁砲。凄ぇ迫力。

その後は黄泉川先生が映ってたな。で、最後にEDとしてOP映像を流して終了。上条がちょろっとだけ登場。

つーわけで第一回目でした。放送終了時に本編二期発表ですね、分かります。
ちなみに今期のアニメシャワー枠は本作→『マクロスF』→『NEEDLESS』→『魔法少女リリカルなのはA’s』だった筈。『NEEDLESS』のみ前期から継続か。
『マクロス』は劇場版の公開が近いからなんだろうけど、ケーブルテレビも含めると、常にどこかのチャンネルで放送してる気がするな。
『なのは』は劇場版の公開とPSPゲーム発売に合わせてか。放送局が変わってるので新規視聴者の獲得も狙ってるのかな。
録画保存だけしようかと思ったけど、キリが無いので切りました。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

電撃文庫

タロットの御主人様。〈7〉 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:YUKIRIN

「……負け犬呼ばわりされて感謝するなんて、あなたマゾなの?」
「気が変わったわ。まだ占いショーはあるのでしょう?どうせ暇だし、最後まで見届けてあげる。ただし――私の見ている前で失敗なんてしたら、お仕置きよ」
「大丈夫ですとも、女王様。……今度は、絶対に失敗しませんから」
「ふふっ。いい顔になったじゃない。それでこそ私のイヌよ」

約二ヶ月三週間半の積み。七ヶ月振りの新刊。『放課後限定勇者さま。』からは隔月なんだな。
表紙はアメジスティア。帯を外すと勿論ぱんつが見えますが、段々見え方に無理が出て来てる気が……。
って、何でアメジスティアやねん!!今まで表紙はタロットに『憑依』された女の子って縛りだったじゃんか!
はっ、これはまさかアメジスティアがタロットに『憑依』されるフラグ!?かと思ったけど、全然そんなことはなかったんだぜ!
BGBの部誌に表紙の統一性が美しいとか書いた途端にご覧の有様だよ!

さて、予告通り文化祭です。一般来場者アンケートで見事トップを取ったクラスは行先自由の特別修学旅行へと行けるんだとか。何それ、面倒臭ぇええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
そりゃフィクションだから、そんな展開が出来るのは判ってるけど、現実にあったらと思うとぞっとするな。

秋人達のクラスの出し物は彼の占いをメインに据えた占い喫茶。ウェイトレスの制服は大正時代の女給さんのような清楚なデザイン。
訳あって、ミニスカ魔女ッ子の衣装にチェンジされたが、女給さんの方が詳しく見たかったな。

今巻開始時点で封印されているタロットは十一枚。丁度残り半分。
今回は秋人の生命を狙って文化祭に“審判”、“女帝”、“力”の三枚が来襲。文化祭を見に来ていた真冬と協力して戦うことに。

“力”は秋人が、“女帝”は真冬がそれぞれ封印。“審判”は取り逃がしたが、突如現れた“ジョーカー”に封印される。
この“ジョーカー”、既に“皇帝”も封印しており、“皇帝”が『憑依』しているのは何と科学部の二階堂先輩の恋人、聖(ひじり)という少年。
二階堂先輩は一巻から出てるけど、まさかこういう形で絡んでくるとはな……。どこまで当初の予定通りに動いてるんだろう。七飯さんは途中で打ち切られると確信してたらしいけどw

もしかして“ジョーカー”が四阿四季から「春」を分け与えられた者だったりして?
会話の端々に登場する“白”とは一体?二十三枚目のタロットとでもいうつもりか。
何だか面白くなってきやがった!

そして八久住さん、決意の告白。って、そこで引っ張るんかい!!いやまぁ、告白のシーンで引っ張るのはそう珍しいことでもないけど。

次は十二月。変わった場所に行って遊びまくる予定だとか。アンケートの優勝賞品の修学旅行で何処かに行くってことかな。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

電撃文庫

放課後限定勇者さま。 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:八重樫 南

「人類すべてがニートになれば、戦争も渋滞もなくなります。歴史上の偉大な指導者たちが夢見た平和な世界が実現できるんです!」
「他のものもいろいろなくなるけどな」

約四ヵ月三週間の積み。放ったらかし過ぎだぜ俺……orz
電撃文庫。『タロットの御主人様。』で御馴染みの七飯さんがいきなり新シリーズ始動。『タロット』六巻から四ヵ月経っているので、スパンとしては普通か。
イラストの八重樫さんはこの本が出た直後だったかにMF文庫の『くノ一見参!』のイラストを描いている。
やはりどこかでイラストを描くと連鎖的に仕事がくるみたいだな。

さて、本作は将来の夢がニートである主人公、終夜(しゅうや)が勇者と間違えられて異世界に召喚され、何だかんだでヒロイン兼勇者のレウルーシカを助けることになる物語。
帯には「現代学園×異世界で贈る露出系ハイブリッドストーリー」と書かれているが、肌を出しゃ良いってもんじゃねぇぞ!レウルーシカの基本装備なんて半分くらい肌見えてるんだけど、見え過ぎていてぐんにょりする。これじゃ悪の女幹部だよ。
もっとこう何と言うかアレだよ、アレ!<意味不明
キャラクターが可愛いだけに勿体無い。

レウルーシカと共に旅をしてきた見た目はにゃんこのレギンレイヴ族がとても可愛い件。
倒すべき魔王は全ての並行世界を滅ぼす存在らしい。え、それ何て『幻想水滸伝ティアクライス』?と思ったのは俺だけではない筈だ。

主人公の夢がニートだなんて言うから、てっきりコメディ重視のストーリだとばかり思っていたのだが、意外とそうでもなかった。ニートというオブラートに包んではいるが、結構シリアス要素も内包していたりして、今後の転がり方次第ではどちらも中途半端になりそうで怖い。

まあでも現段階ではちゃんとラストも盛り上がったし、普通に楽しめました。ただ、言いたいことが一つあって、取り敢えず『タロットの御主人様。』を完結させてください。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
放課後限定勇者さま。②(2010/02)

著者リンク
タロットの御主人様。⑦(2009/07)

イラストリンク
くりぽと すくすく☆魔法少女塾(GA文庫、2009/10)
正捕手の篠原さん(MF文庫J、2011/10)

電撃文庫

C3‐シーキューブ〈7〉 (電撃文庫)

著:水瀬 葉月 イラスト:さそりがため

「居場所があるというのは幸せなことだ。人も、犬も……道具もな」

約二ヶ月三週間の積み。四ヵ月振りの新刊。これまた表紙のフィアが可愛いんだな。しまぱんは帯でもギリギリ隠れません。
帯に「ハレンチイベントももりだくさん♪」って書いてあって吹いたw
居間に放置してたよ……(´・ω・`)

さて、今回は電撃文庫MAGAZINEに掲載された、フィア、このは、黒絵、サヴェレンティにそれぞれスポットを当てた『さいどびゅー』編と書き下ろし二本を収録した短編集。

雑誌掲載分に関してはカラー扉イラストを完全収録。嬉しい反面、口絵の描き下ろし量が減っているので手放しには喜べないなぁ。
挿絵は新たに描き下ろされた模様。
また時系列順に収録してあるそうな。

コメディよりの短編ということで、グロ戦闘は無し。でも呪われた道具であるフィア達の悲哀みたいなものもきっちり描かれているという隙の無さ。

『上野錐霞を懐かせる方法』
描き下ろし一本目。よく考えたら『さいどびゅー』ではいんちょーさんそっちのけでサヴェレンティの短編が載ってたんだな。
というわけで、いんちょーさん派フルボッ○確実のネコミミいんちょーさん登場の巻。人格が完全に猫化してしまったのが残念と言うか何と言うか。

『とある出会いの死亡遊戯』
タイトルが『禁書目録』っぽいのは全くもって気のせい……なんてことはなく、パクったって後書きで宣言してました。

それはまた春亮が中学生だった頃の物語。黒絵が初めて夜知家にやって来たときの話。
中学生でショタっぽい春亮は一部の層にウケそうな気がする。

ヒロイン勢の中で一番先輩なのはこのはなわけだが、後発ヒロインに色々持っていかれてる気がするなぁ。不憫じゃ……(´・ω・`)

それぞれの短編の間には研究室長国の新キャラの解説付きの禍具事典が。水瀬さんは最初、おまけで禍具誕生グロ話を書きたいと言って却下されたらしい。流石、汚れ無きようじょ作家、考えることが違うぜ……!
何故メディアミックスの可能性を閉ざす方向に進むんだw

あれ、巻末ラフのページ少ない……。

そう言えば、同レーベルの『タロットの御主人様。』の短編集はナンバリングから外してあったなぁ。こっちは普通にカウントされてるけど、どういう違いなんだろう。著者と担当さんの好みなんだろうか。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。 (電撃文庫)
タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。 (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「俺はお前が好きなんだ」

クライマックス。経済の話はよく理解りません。結局エーブとは決裂したわけか。原作では再登場してるらしいけど。

あとはロレンスとホロのイチャイチャが続く。

EDは静かにスタッフロールを流して終了。楽勝で三期が作れる終わり方でした。

総評
そういうわけで、『狼と香辛料Ⅱ』全十二幕でした。原作一冊につき、六話ずつ使うという非常に丁寧な作りでした。期待していない作品に限って……(ぇ

製作会社が変わったとはいうものの、特に目立った変化は無かったように思う。

一応ラノベ原作アニメだから見てたけど、やっぱりこういうタイプの話は肌に合わんなぁ。流石に三期はスルーかな。きっとやるだろうけど。

後番は『WHITE ALBUM』二期だっけ?

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)
狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)