電撃文庫

アリソン (電撃文庫)

著:時雨沢 恵一  イラスト:黒星 紅白

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  アニメの予習を、ということで、ベアから借りました。『キノの旅』で御馴染みの時雨沢さんが長編に挑戦ということで話題になったシリーズ。

  び、微妙……。いや、微妙と言うか正直な話、序盤がかなり詰まらん。読むの折れそうになったし。
  だって一番最初の挿絵で、いきなり黒板に片仮名が書いてあったら萎えますって。世界観からして片仮名は無いだろ……。英語だったら、しっくりくるんだけどなぁ。

  確かにNHKでアニメやるには向いている内容かなとは思った。でも、割と簡単に人殺す描写があったりして、その辺もどうするのか気になるところ。

  アリソンのキャストが水樹さんということで、あのエロい声でアリソンが喋っていると思えば、多少は楽しめる。

  でも後三冊も読むの辛いなぁ。

燃:C  萌:B  笑:B  総:B

雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE (マガジン) 2009年 07月号 [雑誌]

『灼眼のシャナ』

表紙のシャナさんって、水着姿なんだよね?まさか、これ下着じゃないよね?

はいはい、アニメ新展開新展開。来月続報発表だそうで。テレビアニメ3期かなぁ。流石にそろそろしつこいなぁ。でも視る<何なんだ
で、そろそろ『ゼロ使』の4期発表ですね、わかります。

それに合わせて、画集第3弾とアニメ『灼眼のシャナⅡ』ノ全テが発売決定。加えて、アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テの廉価版が出るそうな。廉価版?

『アスラクライン』

取り敢えずアニメは1クールだそうです。分割2クールだと良いなぁ。

短編は操緒と奏っちゃんの中身が入れ替わる話。おとなしい操緒と快活な奏っちゃんというのが新鮮で良い。

『乃木坂春香の秘密』

アニメ2期正式タイトルは『乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪』だそうな。7月開始とばかり思っていたが、10月スタートでした。

『半分の月がのぼる空』

実写映画化決定。短館上映とかだったら切な過ぎるな。電撃でそれはないと思うけど。
これを機に、橋本さんは原作を書き直すんだってさ。なん……だと……?

『とらドラ!』

ゲーム版の北村のCGが酷過ぎる件。

『断章のグリム』

「心配しなくていいですよ。怒ってはいませんから」
「そ、そうなの?」
「困ってるか、照れてるだけです」
「……殺されたいの!?」

雪乃さんのツンツンぶりが堪らない。
ドラマCD用の書き下ろし小説のプロローグを先行掲載。
CD自体にはそこまで興味無いけど、特典の描き下ろしプラしおりが気になる。

『森口織人の陰陽道』

こっちもドラマCD本体よりも、特典の方が気になる。『撲殺天使ドクロちゃんVS遥奈原初雪』とかw
初雪を庇って織人が撲殺されたり、桜君が初雪の妄想を見て汁を出したりするんだろうか。

特別短編はいつも通り。だから何故もっとエロ方面に特化しないのかと……。

『狼と香辛料』

今号から声優さんインタビューのコーナーが開始。1回目はロレンス役のルル山です。あれ、ルル山が普通のことしか言ってないぞ……?

アニメ2期はKBS京都で金曜深夜です。リアルタイムで視れねーじゃん!

『犬の道』『道の犬』

みんな大好き、入間人間さんの新作。だから俺は好きじゃねぇんだよ!毎回のように載ってるし……。

2つの短編を読むと、真相が見えて来るという構成。せめて2号に渡って載せてくれれば良いのに……。途中で読むの折れました。
次号にも同じ形態のものが載るようです。

『ロウきゅーぶ!』

もっかん可愛過ぎだろ常識的に考えて……。何でヨーグルト塗れのもっかんの挿絵が無いかと担当編集さんを小一時間問い詰めたい。

『プリキュアS☆S』ネタに感動しました。

『ねこシス』

第4話にして最終回。これは打ち切りなんだろうか……?

『べにたま・みねもりのぐっとくる話』

『ミミズクと夜の王』の紅玉さんと『ほうかご百物語』の峰守さんの対談エッセイがスタート。
真面目な内容を予想していたら、意外と2人とも自由でした。
イラストは何故か藤真拓哉さん。

新刊情報

7月は『紫色のクオリア』文庫化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
あれ、『シフト』は……?

8月は『リリスにおまかせ!』の麻宮さんの新作が。どうやら3巻打ち切りらしいな。
また、『トリックスターズ』の久住さんが遂に復活。やはり『ミステリクロノ』は打ち切りだったか……。
新作タイトルは『鷲見ヶ原うぐいすの論証(仮)』。って、またミステリかよ!イラストは甘塩さんじゃないみたいだけど。

付録は電撃文庫名シーン朗読CD。竹本英史さんとキタエリが頑張っておられます。一部聴いても、何の作品か判らんのがあった。
あと、やはりどうしてもこの2人では合っていないっていうのがあって、そこがちょっと残念か。
しかし、ステーショナリーセットなんぞを付けられるよりはよっぽど良い。

燃:B+ 萌:S- 笑:B+ 総:A

電撃文庫

スイート☆ライン (電撃文庫)
著:有沢
まみず イラスト:如月 水(みず、RED FLAGSHIP)

「声が」
「台詞が、決め台詞(スイートライン)が大好きだった」
「"射手座(サジタリウス)の矢は必ず全てを穿つ。私は負けない!"」
「わたしも射手座。射手座の女の子」

約1ヶ月1週間の積み。電撃文庫での有沢さんの第5シリーズ。以前からブログで言っていた声優ヒロインものってのはこれのことだったのね。声優ネタと言えば、かなり昔にファミ通文庫から吉岡平さんが『VAクライシス』とかいうのを出してなかったっけ?
ちなみに有沢さん5ヶ月振りの新刊です。

さて、美少女声優達を応援するラブコメです。主人公、正午は才能のある人間を応援したくなる性分の持ち主。そんな彼が、才能は抜群にあるものの、男性恐怖症から将来の道が閉ざされようとしている少女、新島永遠を救う物語。

文体は一人称。有沢さんが一人称って初めてじゃね?『神のみぞ知るセカイ』のノベライズがどうかは知らんが。

表紙に男がヒロインと同じ大きさで登場していることに驚いた。昨今のラノベではそうそう無いことだと思う。

目次では、エピローグタイトルが『私、今、真剣にマッチョな身体が欲しいんです!』で吹いた。また変態が出て来るのかと思っちゃったよ。『ラッキーチャンス!』が始まったときも今度は普通のラブコメにしたいと言っていたのに、気付けばクリーチャーが居たし、今度もそうなるんじゃなかろうか……。
後書きにも不穏なことが書いてあるし。

ラブコメとしては、完全にいつもの有沢さんのノリです。個人的には永遠より、脇役の舞の方が気になりますが。

気になると言えば、作中アニメの『ブレイズ』。『いぬかみっ!』の続編の『ブレイズ!』と何か関係有るんだろうか。どうも内容は違うようだが。
一応、この巻だけでストーリーは完結しているものの、2巻以降出す気満々です。

ところで、『銀色ふわり』はどうなったんだろう。ブログでは必ず書くと言っているが、それって商業的に何一つ出るって保証にはなってないよなぁ……。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
スイート☆ライン2 オーディション準備編(2009/10)

著者リンク
ラッキーチャンス! <5>(2009/06)

電撃文庫

トリックスターズD (電撃文庫)

著:久住 四季  イラスト:甘塩 コメコ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。口絵の甘塩さんのイラストが神と悪魔のイラストが素晴らしい。

  前二作は実は作中の登場人物を使って書かれた劇中小説だったという構成に驚かされた。しかし、それは壮大なミスリードを誘うものだったというワナ。これは面白い構成。ちゃんと読者に、「おや?」と思わせるように色々仕掛けがしてあるのが良いな。

  ようやく周の姿がイラストに登場。と言っても、顔は逆光ではっきりとは判らないが。結構スタイルは良いようです。

  この姿を出したために、本文の最初に注意書きを書く必要が発生。前二冊のネタバレを含む、と。


  今回はガチ百合要素が殆ど見受けられなかったのが残念です(ぇ

燃:C  萌:B  笑:B  総:A

電撃文庫

境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「━━おっと残念だったな。そいつは俺の"リアル派"だ」

約三日の積み。いや、実際は買ったその日に読み始めたんだけど、読み終わるのに時間がかかりました。
今月は十日が水曜だったため、上手いこといけば四日フライングの可能性があったが、ところがどっこいフライングを一切しませんでした。電撃がフライングしないなんて、記憶にある限りでは初めてのことです。

八ヶ月振りの新刊。『終わクロ』のときは大体五ヵ月スパンだった川上さんがこんだけ間を空けるということは恐らく……と思っていたら、案の定900ページという阿呆みたいな分厚さで吹いた。千円近いという値段が公開された時点からwktkが止まりませんでしたよ。
同時発売の『学園キノ』と並んで物凄い高さ詰まれていたけど、冊数は『キノ』の三分の一くらいしかないんだろうなぁ。
『Ⅰ』の下巻は二十四時間以内に売り切れたが、今回は入荷数が多くなったためか、十三日の昼前でも残っていました。土日で全滅しそうな気もするけど。

表紙には武蔵の誰かが来るものとばかり思っていたが、三征西班牙(トレス・エスパニア)の誾さんでした。ちゃんとカバー裏のキャラ設定説明も健在。
キャラ紹介はその流れなのか、三征西班牙の総長兼生徒会長フェリペ・セグンドと副会長フアナということで、ずっと三征西班牙のターン!!
ストーリーの流れから言って、下巻は英国のキャラが出ることになるだろうし、武蔵の面子が紹介される日は遠そうだ……。
『終わクロ』では上巻で味方サイドのキャラ、下巻で敵サイドのキャラという印象があったんだが。

口絵の最後、八ページ目はオチ担当という慣習があったが、今回は八ページ目からは何と各国の制服紹介です。電撃文庫MAGAZINEに掲載されたものを収録という形を採ってはいるものの、総計十六ページ相当という『キノ』や『シャナ』でもやったことないんじゃなかろうかという分量。

今回の大まかな筋は武蔵が英国に向かい、大罪武装や末世などを巡って、物語が進むわけだが、そこへ英国とのアルマダ海戦を控えた三征西班牙が絡んでくるので、登場人物紹介がえらいことに。
何せ、前回は宗茂と誾さんくらいしか出番の無かった三征西班牙の総長連合及び生徒会の面子が一気に登場。英国なんて全員新キャラ。
総計新キャラ二十二人て……。武蔵の学生だけでも二十五人居るのに……。川上さんもさとやすさんも化け物としか思えねぇ……。
用語解説ページも健在。使い回しではなく、一部の用語が差し替えられている。
で、こんだけキャラ紹介や設定説明にページを割いても、まだまだ本編中で説明することがあるという。

本編の感想に入ってすらいないにのに、この時点で既にワード一ページ分使いました。

ここから本編の感想です。のっけからエンジン全開で、いきなり腹筋割れるかと思った。ゲロの下りとか最低過ぎるw
東とナルゼの絡み、それに続くミリアムとの掛け合いも相当に酷かった。皇族に怒られるぞw
でも東に翻弄されるミリアム可愛いよミリアム。まだ挿絵無いけどな!

これだけキャラが多いと、当然主人公とはいえ、トーリがずっと登場しているわけではない。しかし、この主人公、登場シーンの八割くらいが全裸という。
フアナに自ら局部を掴ませにいったりと、とにかくフリーダム。挿絵もあるよ!なのに何故ミリアムには挿絵が無い……(´・ω・`)

現段階で、武蔵サイドでスポットが当たっているのはナルゼ、ネシンバラ、点蔵あたりか。ナルゼとネシンバラはともかく、点蔵なんて完全に脇役だと思ってたよ……。
つーか一番目立ってるの点蔵じゃね?英国の"傷有り(スカード)"と良い雰囲気だし。
この"傷有り"は人物紹介に載っていないあたりからすると、メアリ・スチュアートと何かしら関係が有りそうな予感。
下巻では点蔵と"傷有り"の濡れ場があるに違いない。

『終わクロ』のときの獏など、可愛いマスコットもシリーズ全体を通しての特徴だが、今回は犬鬼(コボルド)が登場。可愛いけど、舐めてかかると股間が大変なことになりますw

『Ⅰ』のときからそうだったけど、やたらとネイトが萌えキャラとしてプッシュされているような気がする。餌付けされるネイト可愛いよネイト。

驚くべきなのはイラストの多さとそのクオリティ。各章扉には必ず挿絵があり、それだけで三十枚オーバー。通常の挿絵も十分数あり、その内、迫力の見開き挿絵が三回。特に温泉のシーンに見開き挿絵があるのはG・Jと言わざるを得ない。アサマチエロいよアサマチ。
そう言や、『ロウきゅーぶ!』一巻のお風呂シーンにも見開き挿絵があったな。まさか担当さんが一緒だったりするんだろうか……。

つーわけで、『Ⅱ』の上巻でした。分量から考えたら仕方ないのかもしれんが、誤字脱字が散見されたのが少し残念でした。
各地で始まる戦闘。今後の方針を定めるためのトーリとホライゾンのデート。開催された学園祭。全ての決着は下巻へと。

表紙は"傷有り"。値段は『終わクロ』最終巻と同じということで、つまりページ数は……。これはもう三巻の下巻で自己新記録を樹立するフラグとしか……!
更に川上さんは秘密の企画を仕込んでいるらしい。まだ何か同時進行するっていうの!?

燃:S- 萌:A+ 笑:S- 総:S

反復リンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈上〉(2009/06)

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈下〉(2009/07)

アニメリンク
境界線上のホライゾンⅡ 第1話「朱の場の部員達」

アニメ,電撃文庫

「若いな。憶えておくがいい、少年。それでは誰も救えない」

 

 アニアは姉クルスティナと再会するが、彼女が自分の意志で加賀篝に協力していることを知ってショックを受ける。

 クルスティナは《薔薇輝》から副葬処女である琴里を切り離す分離機(スプリッタ)を作っていた。この装置の発動には街全体の悪魔を生贄に捧げる必要がある。

 

 アニアは分離機を破壊しようとするが、イングリッドに阻まれる。触手!触手!

 

 智春達は応戦するが、魔神相剋者の力の前に大苦戦。そこへGDのマロ眉が駆け付ける。マロ眉かっけぇぇぇぇえええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

彼女の機巧魔神《亜鉛華(あえんか)》が初登場。他の機巧魔神に比べてスリムな印象。

 

 分離機の破壊には成功したものの、加賀篝達は逃走。智春はいずれ彼と再会することを予感する。

 

 今回はみんなぐりんぐりん動いていて大変見応えがありました。

 

 次回予告はいつものテンションなのに、何やらおかしな単語が色々聞こえてきた気が……。

 

 エンドカードの用語紹介は分離機

 

燃:S- 萌:A+ 笑:B 総:S

アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)
アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)

アニメ,電撃文庫

「魔神相剋者って何か二股かけてるみたいだよね」

 

 確かにそうだけどw

 つーか、操緒は自分が二股の片方だという自覚はあるんだろうか。

 

 ようやくタイトルにもなっている魔神相剋者、加賀篝が登場。イケメンです。彼の契約悪魔はアニアの姉、クルスティナ。機巧魔神は《薔薇輝》で、副葬処女は数年前に教育実習生として洛高にやって来て、行方不明になった荒屋敷琴里

 

 里見は智春が魔神相剋者だと勘違いしているが、これって後々影響してくるんだっけ?

 

 そして攫われるアニア。攫われるのはオリジナル展開か。

 

 エンドカードの用語紹介は魔神相剋者。

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A

アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)
アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)

電撃文庫

森口織人の陰陽道〈巻ノ2〉 (電撃文庫)
著:おかゆ まさき イラスト:とりしも

「織人の父です!」
「織人の母です!」
「織人の妹です!」
「「「三人揃って、『パフューム』ですっ!」」」

約3週間半の積み。後書きには7ヶ月振りと書いてありますが、実は9ヶ月振りです。正直、まさかの1巻打ち切りかと思ってました。

ちょ、前巻よりエロ成分が減って真面目要素が増量してるんですが!タイトル通りに織人が陰陽師を目指し始めちゃいましたよ!
そんな『灼眼のシャナ』は実は悠二の成長物語だったんだよ!な、なんだってー!?的なことされても困るよ!
別に面白くないもの!

だから、とりしもさんのイラストのエロ可愛さを存分に発揮出来る内容にしてくれれば良いのに……。
折角のスク水も全然活かせてないじゃん。

時折、『ドクロちゃん』のテンションを思い出させるギャグが挟まれるものの、基本は陰陽道絡みのストーリー。
取り敢えずドラマCD化は決まったけど、今後更なるメディアミックスはあるんだろうか……。

燃:B- 萌:A- 笑:B+ 総:Bあ

アニメ,電撃文庫

「お父さんの護衛は学校にも行けないから……夏目君が、いい」

 

 原作第四巻『秘密の転校生のヒミツ』に突入。

 

 前回、奏っちゃんの狙っているかに見えた影は嵩月組の人達でした。なんだ。

 巷では悪魔狩りが行われており、智春は奏っちゃんの護衛を依頼される。

 

 それと同時期に直貴からヨーロッパからやって来たアニアの面倒をみるように頼まれる。アニア可愛いよアニア。

 

 アニアの目的は二つ。《黑鐵》の研究と洛芦和高校を卒業後、行方不明になった姉クルスティナの捜索。

 クルスティナは原作通りなら加賀篝と契約している筈だが、どうなっていることやら。

 

 悪魔狩りの犯人はスライム型使い魔イングリッド。里見が、《蒼鉛(ビスマス)》で立ち向かうが、そこへ《薔薇輝(ロードナイト)》が現れて続く。

 佐伯兄の口から再び魔神相克者という言葉が出ています。

 

 原作ではこの巻から一気に面白くなってきたがアニメは果たして……?

 

 エンドカードの用語紹介はアニア・フォルチュナ・ソメシュル・ミク・クラウゼンブルヒ。運喰らい(ラック・イーター)じゃないんだ。

 

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A

アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)
アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)

電撃文庫

藤堂家はカミガカリ (電撃文庫)

著:高遠 豹介  イラスト:油谷 秀和

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  14回電撃小説大賞銀賞受賞作。最初はスルーしてたんだけど、まいじゃー推進委員会の名台詞紹介を見たら、面白そうだったので購入。

  電撃文庫MAGAZINEでもアピールされてたけど、表紙のキャラは主人公でもヒロインでもなく、三番目の敵レッテ。表紙にもその旨が注意書きとして書かれている。注意書きがしてあるのは面白いと思うけど、そうする意味が理解らん。普通に神一郎と美琴で良いと思うねんけどなぁ。そんな奇をてらうような内容なわけでもなし。

  ストーリーはコメディあり、シリアスありのテンポの良い話。神々の名を持つハテビト達が住むハテシナの世界観がよく判らんが、あんまりそういう部分を気にする話とちゃうやろうしな。ただ、割とさくっと人が死ぬのには違和感を覚えた。

  いやしかし、サブヒロインと見せかけて、正ヒロインの春菜可愛いよ春菜。

  今後、コメディとシリアスのどっちの比重を大きくしていくかによって、評価が変わってきそう。

燃:B  萌:A  笑:B  総:A