著:川原 礫 イラスト:HIMA
「もし……、もしブレイン・バーストにエンディングが存在するのなら、僕らはそれを目指すべきだ。たとえその結果として加速能力を失うんだとしても、理不尽な形で《世界の終り》を見せられるのに比べれば、ずっとずっと……それは正しいことなんだ」
約三ヶ月一週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。川原さんの作品としては二ヶ月振り。
今回はハルユキの元へ自称親戚のようじょトモコが来襲するところから始まる。
これくらいのようじょで俺達がどうにかなると思ったら大間違いだぜ!<何なんだ
ラブコメ展開といいバトル展開といい、典型的なラノベ。物凄くラノベらしいラノベだと思う。だがそれが良い。
歴戦のバーストリンカーが中高生の割に大人びている理由が説明されているのは細かいところながら好印象。
よくこんな学生居るか!っていうキャラ居るからなぁ。そんなん言い出したらキリ無いけどさ。
チユリはあんなこと言ってたけど、いずれ彼女もバーストリンカーになるんだろうか。
次は八月に『ソードアート・オンライン』二巻、十月に『アクセル・ワールド』三巻。『SAO』はもう出てます、積んでます。
三巻は巻末に冬発売予定と書いてあるが、早くなったようです。凄ぇな。
燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A-