雑記,GA文庫

いつも通り1日フライングの14日発売。ブツは、

・神曲奏界ポリフォニカ ルックバック・クリムゾン
・魔法の材料ございます7 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚
・お前のご奉仕はその程度か?
神曲奏界ポリフォニカ ルックバック・クリムゾン (GA文庫)魔法の材料ございます7 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)お前のご奉仕はその程度か? (GA文庫)

の計3冊。

来月の新刊で気になるのは新人デビューの『声優のたまごが、俺の彼女だったようです。 ~ぱんつの中身は大事です!~』と白鳥士郎さんの『のうりん』。
白鳥さんの新作となれば、全力で食いつかざるを得ない。

『にゃるラジfeaturing帯刀帯』で吹く。
ラジオとコラボしてんのかよw

健速さんのブログによると、編集サイドのミスで『埋まったままDE宇宙戦争!』は続刊が刊行不能となったらしい。一体何があったんだ……。

富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカII (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「純粋な好奇心だっつーんだ!そりゃちょっと気遣いが足りなかったかも知れないが、ちょっと髪の毛と首筋に触っただけだろう!」
「私ならそれで身籠る自信があるぞ」
「どんな超人だよお前は!?」

2011年5月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
コミカライズがまだ始まってもいないのに、4コマnanoエースでの連載も決定しちゃった不思議。
あれか、『ポリフォニカ』や『まかでみ』のアニメ化で知名度の上がった榊さんの新シリーズをどんどんプッシュしていこうって魂胆なのか。

さて、今回はトール達がガズ皇帝の遺体を求めて、竜騎士(ドラグーン・キャバリア)ドミニカ・スコダの元を訪れるお話。
世界観が固まった上に、トール、アカリ、チャイカの掛け合いもテンポ良くなってきて、面白くなってまいりました。

新たに装鎧竜(ドラグーン)のフレドリカが仲間に加わって、益々『すてプリ』らしくなってきた。
これも意図的に要素として重ねてきてるんだろうな。
フレドリカはゼフィリスとは似ても似つかぬキャラだし、今後、どう差別化されていくのかも楽しみだな。

「その理屈はおかしい」って絶対わざと言わせてるだろw
榊さん、GA文庫『這いよれ!ニャル子さん』読んでるらしいから、きっとその影響に違いない。

惜しいのは本文と挿絵が食い違ってるところ。文中では棄獣(フェイラ)の双頭犬(オルトロス)の2つある頭の内の片方には目も鼻も口も無いと明言されているが、挿絵では思いっきり描かれている。
まぁ、ラノベではよくあることなのだが。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅠ(2010/12)
棺姫のチャイカⅢ(2011/10)

アニメ,ファミ通文庫

“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-初回限定版 [DVD]

「私があの子を作家にするわ!」

劇場版公開に合わせて制作されたOVAシリーズもキッズステーションで放映。劇場でも短い期間で上映されたらしいが、こっちはOVA使いの筈。
サブタイの「前奏曲」は「プレリュード」と読みます。

このエピソードの主人公は遠子先輩。彼女が井上ミウに出会ってから、心葉を文芸部に引きずり込むまでが描かれている。
位置づけとしては劇場版を補完する形になるのかな。
こちらでは遠子先輩が物語を食べる存在であることが劇場版よりは触れられている。イミフであることには変わりないが。
ってか、遠子先輩の両親、ちょっとしか出番ないのに、キャストがえらい豪華だな。藤原啓治さんと井上喜久子さん。
狂言回し的な立ち位置で流人の出番は多くなっている。

全編通してハッスルしている遠子先輩が可愛いです。劇場版では、ハッスルしてる遠子先輩が見れるのは序盤だけなので、上手く補完出来ていると思う。

映像作品ならではの演出って感じだけど、どうにも少女漫画チックというかw
遠子先輩には合ってるんだけども。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
劇場版 “文学少女”
“文学少女”メモワールⅡ -ソラ舞う天使の鎮魂曲
“文学少女”メモワールⅢ -恋する乙女の狂想曲

アニメ,電撃文庫

「前川さんにも矜持はあるのさ」

ここにきて、前川さんがヒロインとして頭角を現してきましたよ!普段、奇抜な格好をしているから余計にそう見えるのか、私服姿がやたら性的です。
作画パワーもあり、白ワンピースのエリオも相当可愛い。

真はといえば、リュウシさんのバスケの試合に招待され、体育館で恥ずかしい応援をする羽目になるのでした。何という青春展開。

あれ、女々さん出て来てなくね?

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
十章「軒下少女」
十二章「秒速0.00000000198センチメートル」

電波女と青春男 1 (電撃コミックス)
電波女と青春男 1 (電撃コミックス)

電撃文庫

ラッキーチャンス! 9 (電撃文庫 あ 13-33)
著:有沢 まみず イラスト:QP:flapper

「あのな、マサト。わたし、思うんだけど」
「……もっとオンナゴコロ、勉強した方が良いぞ?」

2011年7月の新刊。約3日の積み。7ヶ月振りの新刊。
おお、表紙が前巻にも増してシリアス寄りのバトルものみたいだ。
口絵の和風メイドさんな沙代が可愛くて困る。本編と何の関係も無いが。

さて、沙代編第3巻。薄いから終わらんだろうなーとは思っていたけど、案の定続きました。完結って言ってたのに……。
有沢さん、身体大丈夫なのかな。

てっきりクリーチャーと共闘体制が成立するんだとばかり思ってたんだが、通の術により、彼はそのターゲットを仮名さんへと変えることになる。
仮名さん、前巻までの格好良さは何処へwwww

しゅくちはやはり勝利の鍵でしたね。最後の決戦まで取って置かれるかとも思ったが、割とあっさりと使用
セーラーゴルゴの絵面が酷過ぎワロタ状態。つーか、何故挿絵指定したしw

一度は沙代と合流した雅人だったが、彼の鈍感な発現の所為で、再び別行動となってしまう。
さあ、次こそ完結の筈の沙代編。ザ・レディを大撃破出来るのか、沙代のヒロインとしての立場はどうなるのか、節目となる10巻はすぐにお届け出来るって本当なんだろうな!?

次巻も、あなたのハートにラッキーチャンス☆

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ラッキーチャンス! <8>(2010/12)
ラッキーチャンス! <10>(2011/10)

電撃文庫

彼女はつっこまれるのが好き! 3 (電撃文庫)
著:サイトー マサト イラスト:魚

「人生の『生』の字の左上についてる『ちょん』ってやつを、右下のネットに入れることで『玉』っていう字になるんだよ」

2011年3月の新刊。約4ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、今回は音無さんのの誕生日を祝おうということで、ウォーターランドのチケットをゲットするべく、市主催のスポーツ大会に参加する良人達のお話です。

全体から水着回のオーラを放ちつつも、水着回ではないというこのトラップ具合。
次巻へ持ち越しって雰囲気でもなさそうだし……。期待させておいて、それはないと思うの。

ギャグのレベルは2巻から、そんなに変わってないかな。
ただ、ラブコメパートはボチボチ面白くなってきたかなぁとは思う。流星さんの最後のアシストを不覚にも格好良いと思ってしまったわ。
ってか、愛好(あこ)のぬるぬるブルマは挿絵最優先で必要だろ常識的に考えて。

次は2011年7月だけど、もう買いません。

燃:B- 萌:A- 笑:B 総:B+

シリーズリンク
彼女はつっこまれるのが好き! <2>(2010/11)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「「世界がどう変わろうと、これきり離れるものか」」

普通にOPが流れて最終回スタート。
コルデリアの愛情を自分達だけのものにしようと、ヴィクトリカを殺そうとするブライアンだったが、うっかり崖下へ転落して大怪我を負う
その後、辛うじて船にまでは辿りつくが、そこで死亡。え、そんな退場の仕方……?
その片割れはコルデリアと共に火の海に消える。

船上でロジェから久城が書いた手紙を渡されたヴィクトリカは日本へと渡る。追手の目を誤魔化すため、銀髪にしたようなのだが、これがよく判らない。意図的に染めたのか?
ショックで銀髪になったって話も見るが。つーか、原作はもっと悲惨とか何とか。

あれよあれよという間にEDが流れ出して、終了ムード。てっきり最後は久城とヴィクトリカが再会して、最後の謎解きに挑むんだとばかり……。

久城家で厄介になりながら、久城の帰還を待つヴィクトリカ。久城死ぬんじゃないかとヒヤヒヤしたわ。
アブリルは最後まで貧乏籤だったでござる。

って、文庫最終巻、まだ出てねーじゃん。結構端折られてそうだな。

総評

そんなわけで富士ミスの廃刊から不死鳥のごとく蘇った、混沌の欠片を再構成する『GOSICK -ゴシック-』全24話+特番1回でした。
流石ボンズ、安定したクオリティ。
とはいえ、安定しているだけで、そこまで面白かったかなって印象なんだよな。時折盛り上がりどころがあったとは思うんだけど……。
ひとつ言えることはラノベ原作じゃなければ、切っていたレベルということだ。
好きな人は好きなんだろうな、こういう雰囲気が。
いや、ヴィクトリカは可愛かったですよ。

尺としてはこんなものかなぁ。駆け足気味だった気もするけど、ゆっくりやる必要があるのかという気もするし……。
後番は『ダンタリアンの書架』。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第23話「灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」

後番組リンク
ダンタリアンの書架 序章 ~共犯者たちの証言~

GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐

アニメ,ファミ通文庫,映画

劇場版“文学少女” 初回限定版 [Blu-ray]

「私は2年8組の天野遠子。ご覧の通りの文学少女よ」

ファミ通文庫原作。タイトル通り劇場版です。テレビシリーズをすっ飛ばして、いきなり劇場アニメ化した凄い作品。
キッズステーションで放送されたので視聴。

制作はProduction I.G。実は2011年7月現在、Production I.Gが制作したラノベ原作アニメって、これだけなのよね。制作元請けとかはともかくとして。

ストーリーは原作5巻『“文学少女”と慟哭の巡礼者』をベースにして、8巻『神に臨む作家 下』のラストをくっつけたような感じ。

劇場版というだけあって、クオリティは高い。派手に動き回る作品ではないから、ぱっと見、あまり凄く見えないのがアレだが。
遠子先輩はよく動いていて可愛いと思います。

原作の途中の巻を抜き出しているため、展開が唐突に感じるところがチラホラ。と思うのは俺が原作を知っているからか。
知らなかったら、普通に見れるのかもしれん。
心葉の心の動きが、美羽→遠子先輩ってなるのが唐突に思えるんだよな。語られてないだけで、心葉と遠子先輩の絆は深まっていたって言われたらそれまでなんだが。

あれ、遠子先輩が本を食べてる理由って説明されたっけ?
それはそうと、芥川君イケメン過ぎワロタ

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

エピソードリンク
“文学少女” メモワールⅠ -夢見る少女の前奏曲-
“文学少女”メモワールⅡ -ソラ舞う天使の鎮魂曲-
“文学少女”メモワールⅢ -恋する乙女の狂想曲-

雑記,電撃文庫

今月は10日が日曜のため、フライングもクソもなく、9日発売。ではなくても、11日にズレる筈なんだが、どこ見ても10日発売って書いてやんの。変なの。
ブツは、

・ラッキーチャンス! <9>
・ロウきゅーぶ!⑧
・青春ラリアット!!②
・あなたが泣くまで踏むのをやめない!
・魔法科高校の劣等生① 入学編〈上〉

の計5冊。

新シリーズ『トカゲの王 Ⅰ -SDC、覚醒-』『回る回る運命の輪回る -僕と新米運命工作員-』『ふらぐ・ぶれいかぁ ~フラグが立ったら折りましょう~』『ブラック・ブレット 神を目指した者たち』はスルーで。
『ふらぐ・ぶれいかぁ』は最初買うつもりだったんだけど、店頭で見たら何だか萎えたので見送りました。
『彼女はつっこまれるのが好き!』4巻はまだ3巻を読んでないから見送っただけなんだけど、多分そのまま見送りきりますw

『偽りのドラグーンⅤ』は完結巻かな?

『C^3 -シーキューブ-』はサブキャラのキャストも続々と判明。
ピーヴィーのキャストが大原さやかさんって、“逆理の裁者”ベルペオルそのまんまなんじゃねーのかw

『乃木坂春香の秘密』は完結編となるアニメ3期キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
これは主題歌に超期待するしかない!

あと、注文していた本を引き上げて来ました。
漫画は、

・わ! <3>
わ!(3)(完) (ガンガンコミックスJOKER)

の計1冊。それと、分類が難しい。

・平成仮面ライダー変身伝
平成仮面ライダー変身伝

の計1冊。

アニメ,電撃文庫

『お帰りなさいませ、ご主人様!』

立ち上がれ、

全国の紳士諸君ッ!!

性的な意味で

電撃文庫原作、「少女はスポコン!コーチはロリコン!?ハートフルなさわやかローリング・スポコメディ!」のキャッチでお馴染みのラブコメが満を持してアニメ化。
制作はproject No.9+Studio Blanc、監督は同レーベルのアニメ化作品『いぬかみっ!』や『アスラクライン』の監督も務めた草川啓造さん。
タイトルロゴは一見、原作通りに見えるが、角がとれて、丸みを帯びたものとなっている。
サブタイはイミフ。何かのネタなの。

高校1年生の主人公、昴はスポーツ推薦で入学したものの、入部早々に先輩の不祥事により、休部を言い渡されてしまい、燻っていた。そんなとき、教師である叔母のミホ姉こと美星から自分が顧問をやっている女子バスケ部のコーチを頼まれて……というお話。

アバンは早速バスケの試合シーンから。妥当な導入と言えるだろう。
OPを歌うのは勿論というか何というか、女バスのメンバー5人。もっかんの背中に天使の翼が生えるカットがあざと過ぎて吹いた。

ってか、ヒロインを1人ずつ紹介していく演出がギャルゲーっぽいなw
順番が、もっかん→紗季→愛莉→ひなた→まほまほという、よく理解らん並び。

もっかんのキャストは花澤香奈さんか。電撃ヒロインで言えば、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の黒猫、『デュラララ!!』の杏里、『とある科学の超電磁砲』の衿衣、『れでぃ×ばと!』のアイシェあたりか。
もっかん↓じゃなくて、もっかん↑だったという衝撃の事実。1巻から、ずっともっかん↓だと思ってたわ……。
もっかんが可愛いのは昴とイチャイチャしだしてからが勝負どころなので、今後に期待。

まほまほはインデックスさんか。最近は『電波女と青春男』の社とかも。
八重歯が可愛いです。
紗季はアイガードって最初から付けてたっけな。
愛莉は本当にデカいのなw
中の人は打ち止めか。
ひなたは同期スタートの『神様のメモ帳』のアリスか。

ミホ姉、童顔過ぎんだろ、おい……。原作以上に若く見える。八重歯の影響で、かなりのロリに見える。可愛い(ぉ
って、大神さんじゃないっすか。

昴ママこと七夕(なゆ)さんもわっけー、かわえー。って、乃木坂春香さんだ!
昴の幼馴染み葵も早々登場。何だ、佐天さんか。
夏陽(なつひ)の全身は原作では拝めないので判らなかったが、慧心学園初等部の男子制服って半ズボンなのか……。

『アスクライン』のときもそうだったけど、原作がずっと主人公の一人称だと、アニメ化したときに原作では見れないシーンが多く見れるのが嬉しい。
慧心学園の給食がオサレ過ぎるぜ……。

SNSのシーンどうすんだと思ってたら、デフォルメキャラが吹き出し付きで喋ってました。上手くビジュアル化してきたな。

アイキャッチBは原作にもある登場人物のプロフィール紹介のフォーマット。
EDもちょこちょこ動いていて良かったと思う。

ってなわけで、第1回目でした。制作が聞いたことない会社だったから不安だったんだけど、まぁ、滑り出しは良かったかなぁ、と。
全体的に各キャラが細かい動きで個性を出しているような印象でした。ランクは期待ageで。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
The 2nd game「小さな少女の願い」

原作リンク
ロウきゅーぶ!(電撃文庫、2009/02)

コミカライズリンク
ロウきゅーぶ! <1>(2011/04)

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
ロウきゅーぶ! (電撃文庫)