アニメ,ノベライズ,角川スニーカー文庫

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン(4)アニュー・リターン (角川スニーカー文庫)

原作:矢立 肇/富野 由悠季 著:木村 暢
イラスト:海老川 兼武/柳瀬 敬之/羽音 たらく

「戦いは破壊することだけじゃない。創りだすことだってできる」
「……俺は信じてる。俺の、俺たちのガンダムなら、それができると……あとは、お前次第だ……」
「…………」
「……ぼくは、引き金を引けない……」
「わかっている」
「ルイスに叫び続けることしかできない」
「わかってる」
「それでも、ぼくは……ぼくは……」
「逢いに行こう」
「逢いに行こう、ルイス・ハレヴィに」
「……ああ……ああ!」

約7ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙は身を寄せ合ったライルとアニュー。アニューが後ろ手に銃を持ってるのが涙を誘う。帯で隠れてるのは意図したものなんだろうか。
今回も大ボリューム、約400ページ。収録は#18から#22の途中までを収録。

巻頭の簡単な設定解説で知ったんだけど、マスラオ及びスサノオのトランザムと後にイノベイターが使っていたトランザムで同一のシステムじゃないのね。てっきりビリー経由でイノベイターに流れたとばかり。
それと、レグナントはヴェーダのデータを使って建造されたため、ガンダムタイプの頭部が隠されているらしい。そんなんアニメで確認出来るシーンあったっけ?

さて、期待通り、ライルとアニューのシーンの掘り下げが。ライルはアニューがマーカーになってることに薄々気付いてたのね。
しかし、掘り下げられるということは『アニュー・リターン』のシーンが益々えげつなくなるということで。
劇場版ではライルがアニューのことに触れるシーンとかあるかなぁ。

もうひとつの掘り下げは留美と紅龍に関して。ライルとアニューには比べるべくもないが、多少、彼等のバックボーンが語られました。個人的にはもう少し説明が欲しかったところではあるんですが。

そして両親の仇を討ったことで、どんどん深みにはまっていくルイス。このどうにもならない感が堪らない。

次はいよいよ最終巻『再生』。3月発売なので、とっくに出てますよ。

劇場版で登場するラファエルガンダムは良く見ると、背負っているユニットがガンダムに変形しそうに見えてきました。背面から見える部分が上半身になりそう。
何でか知らんが、ラファエルだけはソレスタルビーイング開発じゃないらしい。また、ガデッサシリーズがベースになっている不思議。その辺は外伝での説明になるのかな。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

電撃文庫

魔界探偵冥王星O―ウォーキングのW (電撃文庫)

著:越前 魔太郎 イラスト:ブリキ

「……なぁあんた、寂しくないか?」
「寂しい、とは?」
「名前も明かせなくて、誰にも心を許せなくて。そんな社会の中で一人生きていることに、寂しさを覚えないのか?」
「もしそういった感情が芽生えるのなら、私は人間なのだろうな」

電撃文庫2010年4月の新刊。『冥王星O』シリーズ第2弾。最初、絵師が誰か伏せてあったから、謎のままにするのかと思いきや、裏表紙の折り返しにはちゃんと書いてあるワナ。まぁ、ある程度想像つくけども。

街の近くの森に落ちた隕石を見に行こうとする3人の少年達と冥王星Oの物語が交互に語られる。
ところどころに『ヴァイオリンのV』との関連性を匂わせる描写があってニヤリとさせられる。こりゃ1冊読んだら、全部読まなきゃという気にさせられるな。

異能バトル要素もあるって刊行前に言われてたから、てっきり電撃から出たこの本にそういう要素が入っているんだと思っていたら、講談社ノベルスの『V』の方がガチでバトルしていた件。
こちらはミステリー要素の方が大きかった気がするなぁ。

【窓をつくる男】というキャラが何だか好き。何だろうな、彼のまとう雰囲気が好きというか。この人はシリーズ通して出て来るのかな。

最後まで読めば判るんだけど、『V』に続くと書かれています。

気になる著者ですが、入間人間さんだそうです。文章は確かに、それっぽいです。ブリキさんと組んでるってのがそもそも怪しいわけだが。

次は6月、つまり今月に講談社ノベルスから『ホーマーのH』。ホーマーと言えば、『ガンダムOO』のホーマー・カタギリなわけだが。

ところで、電撃文庫と講談社ノベルスのコラボって言ってるけど、現段階で発表されてる予定では電撃文庫から出るのって、これだけじゃん。

燃:B 萌:C 笑:C 総:A-

シリーズリンク
魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV(講談社ノベルス、2010/04)
魔界探偵 冥王星O ホーマーのH(講談社ノベルス、2010/06)

イラストリンク
僕は友達が少ない(MF文庫J、2009/08)
トカゲの王Ⅰ -SDC、覚醒-(2011/07)

ランキング,雑記

黄金週間や出張中にホテルでいっぱい本読めるんじゃね?とか思ってたけど、全くもって気のせいだったよ!そのくせ、プラモとか作って遊んでたから、余計に読めてないよ!
馬鹿じゃん俺……orz

小説関係本購入冊数
ライトノベル:23冊
コミカライズ(小説のみ):6冊
画集:1冊
雑誌:1冊
総計:31冊

読了冊数
ライトノベル:26冊
コミカライズ:4冊
画集:1冊
雑誌:1冊
漫画:6冊
総計:38冊

ラノベの購入冊数見て、「あ、今月は少ないな」と思った俺は末期。


「燃」部門

1位:機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン③ 散りゆく光の中で

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン(3)散りゆく光の中で (角川スニーカー文庫)
燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

ブレイクプラーで皆の心が1つになるシーンが燃える。その後悲劇だけども。

2位:で・こ・つ・ん★ <5>

で・こ・つ・ん★5 (GA文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

まさかこんなシリアスな方向に盛り上がるなんて……。

3位:ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります

ご主人さん&メイドさま―父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります (電撃文庫)
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A-

あれ、何だか熱血だったぞ?


「萌」部門

1位:“文学少女”と恋する挿話集 <3>

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

遠子先輩切な過ぎるだろう……。

2位:生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3

生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:A+ 総:A+

スク水でお腹いっぱい。

3位:三流木萌花は名担当! <3>

三流木萌花は名担当!〈3〉 (MF文庫J)
燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

萌花さん可愛いよ萌花さん。何故打ち切り完結にしたし!?


「笑」部門

1位:生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3

生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:A+ 総:A+

これは笑った。笑いが我慢出来ねぇ。

2位:俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑥

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

ソフ倫の審査の通過基準が学べましたw

3位:藍坂素敵な症候群 <2>

藍坂素敵な症候群〈2〉 (電撃文庫)
燃:C+ 萌:A 笑:A- 総:A

ラブコメからグロへの急カーブが面白いです。


「総」部門

1位:生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3

生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:A+ 総:A+

笑かすだけ笑かしといて、各短編のオチを綺麗にまとめる手腕が凄い。

2位:俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑥

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

ギリギリ『生徒会』には負けたが、こちらも同じく各短編のまとめ方が非常に綺麗。

3位:火の国、風の国物語9 黒王降臨

火の国、風の国物語9 黒王降臨 (富士見ファンタジア文庫)
燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A+

フィリップの暴れっぷりにゾクゾクする。

4位:“文学少女”と恋する挿話集 <3>

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

本編の最後くらいから安定して面白いな。

5位:羽月莉音の帝国 <2>

羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A+

総合ランキングにだけ登場するということは純粋にストーリーで読ませる作品だということです。

最下位:ダンタリアンの書架 <4>

ダンタリアンの書架4 (角川スニーカー文庫)
燃:C 萌:A- 笑:B 総:B


まさかダリアンが最下位とはな……。でもコミカライズがどんなのか見るまでは切りたくないなぁ。

今月はいつも以上にランキングを常連が占める率が高かったように思う。俺のいい加減な記憶なんで気のせいかもしれんが。
改めて、『生徒会』と『俺妹』はみんな読むべきだと思った。

来月はお待ちかねの『境界線上のホライゾン』と『ロウきゅーぶ!』が出るので、ランキングがどうなるかは自ずと察しがつくかと思いますw


今月の結論

『生徒会の一存』シリーズの

面白さを再確認したぜ!!

アニメ,電撃文庫

「結局、過去から逃げられないのは自分だけ」

ナレーションは狩沢さんと遊馬崎。何故2人セットなんだ……。帝人とかセルティを重複させるくらいだったら、1人ずつに分けりゃ良いのに……。
そんな2人がいつも違う一面を見せたかと思ったけど、後半は大体いつも通りだった。映ったフィギュアは『シャナ』と『大河』と『乃木坂春香』と『狼と香辛料』と、あと何だろう?電撃のキャラじゃなかったのか?

それはそうと、帽子とったドタチンのイケメンっぷりは異常。あれで荒々しく髪をかきあげるカットなんかあったら御馳走やなw

多分、後4回だと思うけど、もしかしてこれがラストエピソードなのか?

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+

デュラララ!!×3 (電撃文庫)
デュラララ!!×3 (電撃文庫)

HJ文庫

六畳間の侵略者!?2 (HJ文庫)

著:健速 イラスト:ポコ

「大丈夫ですよ、ゆりかさん」
「あなたの友達ならここにいます」
「えっ…………」
「それとも、私では足りませんか?」

ユッケから借りたまま、何やかんやで放置していました。1巻読んでから1ヶ月以上経ってんじゃねぇか……。

さて、今回は体育祭。ころな荘一〇六号室を狙う少女達は部活対抗障害物マラソンで争うことに。
まさかの黄色ブルマとはな……。ブルマと言えば紺色がジャスティスだと思うわけですが。

それはさておき。孝太郎の部屋を狙って火花を散らす女の子達はあんまり可愛く思えないんだよなぁ。早苗とルースはフラグ立ちしそうな気配があるけど。
その一方で、桜庭先輩が可愛いです。キャラ紹介と設定説明が1巻で終わったので、ようやく各ヒロインを掘り下げ始めた感じ。まぁ、俺は今のところ先輩一択ですが。

そして早苗に迫る危機……というところで続く。
前巻よりは面白くなったかな。部室に3巻置いてあった筈だし読もうかな。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

一迅社文庫

絶望同盟 (一迅社文庫)

著:十文字 青 イラスト:ま@や

「生きてゆくのは、とても寂しいことですね」

約3ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。第九高校シリーズ第3弾。シリーズと言っても、舞台である高校が同じことと電研部長の小野塚那智が登場することくらいしか共通項無いけども。
前2冊も結構な釣りイラストだったけれども、今回もかなりのアレ。もう表紙から半裸だからね。口絵なんて、女の子どころか男まで全裸だよ!ストーリー的な意味合いは一切無いよ!
題字は十文字さん自身が書いてるそうで。

冒頭に書いてある初出一覧の意味がよく理解りません。本当に雑誌掲載されたわけじゃないよな?

今回は様々な絶望を抱える高校生達の群像劇といった印象。『ぷりるん。』『ヴァンパイアノイズム』が特定の主人公1人の視点の物語だったのに対して、今回は視点が章毎に変わっている。
いつも通り素敵な青春小説っぷりです。

何が解決するわけでもないけど、それでも少しだけ何かが変わった、みたいなオチがいかにも青春というか。

ところで、第九高校にはSとかPとかQとかいうクラスがあるらしいが、一体何クラスあんだよw

次は7月に『萌神』とかいうのが出るようです。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2010年 07月号 [雑誌]
これを読む前に読んでおくべき作品が今月は多かったため、読み終わるのがこんなに遅くなってしまいました。

『ハイスクールD×D』

表紙が部長です。ドラマガ史上最も〇〇い表紙!とか謳っていたけど、普通でした。
巻頭特集はヒロイン勢にスポットを当てたもの。新規読者が大勢獲得出来そうで期待です。
小猫ちゃんにはまたぱんつはいてない疑惑です。

短編はまさかのゴリスティ再来でした。
短編の後には巻頭特集から漏れた男だらけの座談会が。木場がどんどん可哀想なことになっていく……w

で、散々石踏さんがブログで匂わせていたから殆ど知ってたようなもんだけど、コミカライズ決定です。
掲載場所は何と次号より付録として付く、「ちょこドラ。」という冊子。これには他に『H+P』と『RPG W(・∀・)RLD』のコミカライズも掲載される。サイズがドラマガと同じなら、中に収録してくれよ!バラされると保管が面倒臭いんだよ!

『伝説の勇者の伝説』

アニメはテレビ東京系列のようで。普通に映るじゃん……。じゃあ視なきゃなぁ。
サオティは妊娠8ヶ月だそうな。おま、今一番忙しいときじゃねぇのか……。

短編は次号から連載再開。今回はまた昔の短編再掲載で誤魔化してあります。
つーか、そろそろ鏡さん、死ぬんじゃね?

加えて、コミカライズ『学園伝説の勇者の伝説』もスタート予定。もう何でもありか。

『これはゾンビですか?』

アニメ化企画進行中。はいはい知ってた知ってた。ドラゴンエイジでは最近恒例の4コマもスタートするそうで。もう完全にメディアミックスがパターン化してるな……。

文庫5巻の表紙の吸引力が高過ぎます。

文庫付録付き。短編はどうでも良いが、ユーのスク水が見れただけで糞満足した俺が居る。

『略してにのゐ! 私立鈴木大学付属鈴木高校二年ゐ組』

築地さんの新シリーズは、3人の絵師の中から読者投票で絵師を決めようという企画付き。それに伴ってか、『まぶらほ』は休載。
そんなん良いから、『ポリフォニカ』をですね……。確か、スニーカーとファミ通で新作スタートだろ……。

お試しとして、本編冒頭が掲載されてるんだけど、冒頭だけ過ぎて判断つかねぇ。
俺は取り敢えず、MF文庫J『ゴミ箱から失礼いたします』の異識さんに投票しておきました。

『H+P』

コミカライズの作画は林ふみのさん。著しく不安になる絵なんですが大丈夫なんでしょうか……。

『天使から百年』

確か当初のスタート予定は去年の11月くらいだった気がする野梨原花南さんの新シリーズ。「世界のためになんか、戦えない」というキャッチは格好良いと思うけど、今一つ食指が動かないです。

お試し短編も悪くはないんだけど、良くもなく。

『だから僕は、Hができない。』

エロコメにすりゃ当たるってもんでもないというのは『ぷっしゅ!』で判った筈だが……。
とは言え、著者はエロゲシナリオライターらしい橘ぱんさんなので、その辺は大丈夫なのか。富士見がシナリオライターを起用するのって珍しいんじゃね?

お試し短編は普通かなぁ。

『Re:バカは世界を救えるか?』

『量産型はダテじゃない!』でお馴染みの柳実さんの新シリーズ。何と最初からメディアミックス開始で、文庫発売前に体験版無料ゲームやPVが公開されるらしい。

お試し短編はぼちぼち良かった。G3の本当の格好良さとかw
珍しく、イラストで男を大きく扱ってる。

『GENEZ』

コミカライズが出張掲載されてるんだけど、作画……(´・ω・`)

『中の下!』

やんちゃな売り出し方が俺のツボ過ぎるw
釣られたクマー

『テツワンレイダー』

何とドラマガ誌上では文庫とは異なる主人公での物語がスタート。これは面白い展開だ。読まんかったけど(ぇ

『蒼穹のカルマ』

特集のみ。並び立つ主要キャラの図が格好良いです。

『鋼殻のレギオス』

早速クラリーベルメインの短編です。まさかの深遊さん版コミカライズからのフィードバックにクソ吹いたwwwwww

ってか、クララが順調にラブコメ要員と化してるわw

特集読んでたら、やっぱり『聖戦のレギオス』3巻も欲しくなってくるワナ。ああ、どうしたもんか。

次号は深遊さんのコミカライズ掲載だぜ、いやっほううぅぅぅぅぅううう!

『いつか天魔の黒ウサギ』

特集イラストが綺麗過ぎる件。ヒメア可愛いよヒメア。

短編はオチの月光キュンが外道過ぎるw

『シュタインズ・ゲート』

『Chaos;HEAD』に続く空想科学アドベンチャーゲームがドラゴンブックでノベライズ。何故ドラゴンブックなんだ……。
いや、それ以前に富士見のノベライズって嫌な予感しかしないんですが。

『鍵開けキリエと封緘師』

隔月連載かと思いきや、今回も載ってる不思議。ショートショート扱いなのね。

『フルメタル・パニック!』

また、もうちょっとで出るよ特集ですよ……。ただ、ネットでは既に7月発売予定として、『ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)』が上がっている。やっぱり分冊かwwwwwwwwwwww

第22回ファンタジア大賞

受賞作発表。『アレンシアの魔女』が金賞とか予想通り過ぎるわ。
『男女合体ジャスティン!』は文庫化する前からタイトルを『ジャスティン!』にされてる不思議。いや、アカン過ぎるタイトルだってのはよく分かってるんだが。商業ベースに乗る題材かどうかで物議を醸したらしいが……。ちゃんと文庫出るのかな。
唯一、『マルタの十字』だけが受賞を逃しました。

『火の国、風の国物語』

最後の読者投票を制したのはガルムスでした。何でやねんw
投票可能キャラが多過ぎて、票が割れた結果か。得票する20%だしな。以下、ソフィア、システィナと続きます。

次号の掲載予定に書いてないんだけど、連載はこれで終了なのかな。

『生徒会の一存』

まさか『生徒会』が休載……だと……?って思ってたら、文庫付録その2だったワナ。しかも、がっつり書き下ろし100ページ超。どういうことなの、この執筆速度。

今回は真冬のクラス一年C組の話ということで、新キャラが色々登場。人物紹介では今回登場しない生徒会役員の顔には×印がついてるんだけど、何だか死んだみたいだなw

何気なく『マテゴ』の深螺さんが登場していて吹いた。物凄く、さらっと出て来たよ、あの人!

『GOSICK』

アニメ化企画進行中だというのに、一切情報が載らない不思議。ボンズ制作との噂ですが。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「プラチナだ!」
「いやダイヤモンドかも!」

アバンで梅ノ森開発の新感覚ゲーム、スーパーブロックスなんてものが出て来た時点で、皆さん、また変なん始まったwと思いましたよね。
正直、『勇者超人ブランブレイバー』の#27が始まらないかなと思っていたのは俺だけではない筈だ。
一度離脱したはづきが、#30くらいで戻ってきて再びグレートグランブレイバー登場、そしてはづきが正式に仲間に。
で、#39辺りで最後のパワーアップ、ファイナルグランブレイバーですね。

スーパーブロックスとは要するにジェンガのことで、ブロックには命令文が書かれていることがあり、そのブロックを抜いた者はブロックを積む前に命令を実行しなければならないというラブコメにはお約束のゲームです。
グランブレイバーに期待していたら、巧がブレイブカイザーのコスプレしてるシーンがあって吹いたw

今回の監督は小野学さんということで、ちょいちょい『咲』のパロディが混ざります。
後半、希は「にゃあ」って言い過ぎだと思うの。つーか、「にゃあ」しか言ってねぇw

というわけで、ここ3回くらい全く話が進んでいない気がしますが、もしかして原作3巻をクライマックスに持ってくるつもりなんだろうか。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

迷い猫オーバーラン! 1 (ジャンプコミックス)
迷い猫オーバーラン! 1 (ジャンプコミックス)

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「ここは、そういう場所なのよ。人生と比較したら六年なんて一瞬のもの。でも六年って時間はやっぱり長いし、わたしたちはまだちゃんとしてないし、だからこそここの六年は大切だし、大切な時間にいい人に会えたら、それはやっぱり大切じゃない?」

約1ヶ月1週間の積み。7ヶ月振りの新刊。予定では3月だったらしいが、1ヶ月遅れて4月発売。
とは言え、『レジェンド』の文庫化が挟まってたりするから、どう記述していいのか分からなくなってきたぜ……。
表紙はツェルニに入学することになったクラリーベルがメイン。ここにきて、レイフォンにLOVEなキャラがまた増えますか。リーリンが恋のバトルロイヤルから退場したから、その代わりみたいなもんか?

さあ、第3部開始。リーリンとの決別から立ち直れないレイフォン。しかし、季節は巡り、出会いと別れのときが近づいてきていた。
何気にエドがレイフォンの男友達として登場している件。よく考えたら、レイフォンの同性の友人ってエドくらいなんじゃね?

学園都市特有の理由で、生活環境の変わる者も少なくない。それは一抹の寂しさを残すものでもある。丁度、この春に俺も生活環境変わったばっかりだから、共感してしまう。そんなええもんじゃないが。

そして、密かに、しかし確実に迫りつつあるツェルニの、世界の危機。未だ揃わぬ天剣。心の傷に苦しむレイフォン。個人的に動き出すカリアン。あまり明るい要素のないまま、次巻へ続きます。

次は『スプリング・バースト』。でもその前に、6月に『聖戦のレギオスⅢ 終わりなき夜光群(オーロラ)』と文庫版『レジェンド・オブ・レギオスⅡ イグナシス覚醒』が出ます。

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

ライトノベル,雑記

何とはなしに榊一郎さんのブログを眺めていて知ったんだが、『ポリフォニカ』の『黒』シリーズでお馴染みの大迫さんが病気で亡くなったそうです。
そりゃ月刊『ポリフォニカ』も止まる筈だよ……。
あの気取った作風は決して好きとは言えなかったけど、それでも大迫さんは『ポリフォニカ』になくてはならない存在だったと思う。

今思えば、去年『』と『レオン』を一区切りさせたのは死期を悟っていたのだろうか。

いやしかしショック過ぎるわ……。謹んでご冥福をお祈り致します